11.24(土) 14:04 第33節
市原
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清水
日本平スタジアム
試合終了
HEADCOACH
残念なのはこのように最終的には誰も期待していなかったような結果で試合が終わったことです。ピッチはきれいで、清水さんはもちろんいいチームですし、観客もこれだけ入って、本当にいい試合がしたかった。ですが選手がひとり少なくなってしまって、結局はあのような試合をせざるをえませんでした。そこが残念です。当然清水のほうがひとり多く、いいサッカーをしていましたが、実際にはひとり少ないチームに対して、2-1でリードしている状態で、攻めきるのか、もう一点取りに行くのか、それとも守るのかというのが清水にとっては難しい試合だったと思います。
最終的には75分間ひとり少ない状態で戦って、それでも引き分けで勝ち点1がとれたのは満足すべき結果だと思っています。
─── ジョルジェビッチが70mくらいのシュートを決めたが、逆光なのは選手に意識させたか?
太陽の日差しのことは当然選手はみんな知っていたはずです。だからといって70mのゴールが決まるとは誰も思っていなかった。少し風もあって影響したんじゃないでしょうか。
─── あのような試合内容だと、率直にいってあのゴールで救われたと思いますか?
当然私もそう思っています。ひとり少なくて、2-1でリードされていて、ジェフは巻であるとか、新居、下村など普段のレギュラー選手がケガでピッチにいない状態で、しかも退場でひとり少なくピッチ上に立っている選手も疲れた状態で、まずは2-1のままそれ以上点差をあけられないことを心掛けてやっていた時間帯に、ラッキーなゴールが入った。本当に私も同じように思っています。
上位チームに対して点を取ることができたのは、今後の自信につながると思う。早い時間帯に1人退場して数的不利に立たされたが、逆に、一人ひとりが1.5人分動くことで、カバーすることができた。1-3になるとゲームは終わってしまうので、まずはしっかりと守備することを心がけた。この試合をしっかりと次の最終戦につなげたい。
一人退場になり、中盤から前はいつもどおりの戦い方をし、最終ラインは中島に代えて、水本を入れて、マンツーマンで対応するというやり方になった。そういった状況だったため、後ろで回さず、前にロングボールを入れる戦術となったが、それがうまく機能したと思う。今日のようなゲームを最終戦でもして、しっかりと結果を残したい。
ジョーレがすごいシュートを決めてくれた。数的不利の状況だったので、ムリに攻めるのではなく、集中して守るところからはじめた。それがいい方向に出た。次節は最終戦。ホームでジェフらしいサッカーをし、結果を出して、気持ちよく今シーズンを終了したい。
シュートの場面は、ミートすることだけを心がけた。試合としては、厳しい試合だったが、失点してからは、リスクを冒さず、バランスを保つことをみんなでイメージしながら戦った。
今日はジョーレにつきます。自分が入ってからは失点しないように、それだけを心がけていた。開始から相手の調子はあまりよくないように感じた。それはジェフが10人になっても変わらなかった。それだけに、監督も“付け入るスキはある”と話していた。1人少ない状況で何とか引き分けに持ち込むことができてよかった。最後の試合も、しっかりと戦いたい。