3.30(水) 15:05 第3節
市原
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川崎F
等々力陸上競技場
試合終了
HEADCOACH
フロンターレの人にはおめでとうといいたい。最初の2分でゴールを奪われるという不運に見舞われたが、34分に退場者が出て、あとはフロンターレのペース、こちらのペースに持ち込むことができない状況だった。
そういう状況の中、後半はレイナウドという攻撃的な選手を入れ、谷澤も入れて攻撃的なサッカーをしようとしたが、状況は変わらないまま終わってしまった。
このあと、マッチコミッショナーと話をしたいと思う。今日の審判についてではなく、今後の日本サッカー界のことについて話をしたい。
日本のサッカーは世界と比べて、本当にファウルのない、きれいなサッカーというイメージがある中、イエローカード、レッドカードを出しすぎていると思う。ドイツでもほかの国でもいろいろな国で指揮をとってきたが、日本ほどきれいなサッカーをする国はないにも関わらず、イエローカード、レッドカードが出しすぎているように感じる。Jリーグ全体の目標として、イレブンミリオンというのを掲げている中、どうやってイレブンミリオンを達成できるか、どういった形でファンを呼ぼうかと考えているのに、審判のせいで、こういった形で壊されてしまうのは、日本サッカーの未来が明るくないと感じてしまう。前回の試合も後半は10人で戦ったし、今回の試合も60分近くを10人で戦った。こういた試合をファンが見て楽しいか。ファウルでもないのに、ファウルを出されたり、イエローカードでもないのにイエローカードを出されたり、雨が降ってすべるということを前提に考えたら、あれはファウルではないと私は思っている。審判が好き放題にイエローカードを出すような試合は見ていても楽しくない。日本にとってよくないことだと思う。
山岸さんのプレーは練習などで対戦していたのでよく知っている。内側に入ってくることが多いので、そこはしっかりとカバーするように心がけた。攻撃面に関してはまだまだ。自分の力を発揮できなかった。退場者を出してからきつかった。時間がたつに連れ、スペースが空いてきて、そういったときに前に出ていきたかったが、まずは守備からということだったのでそのバランスが難しかった。あまり前にいくなとも言われていたので。次の試合は絶対に勝ちます。
0-0の時間を増やしたいというプランだったが、開始早々の2分に失点。プランが崩れてしまった。セーフティーな時間帯で、リスタートを早くというところだったんですが、ボールを相手に取られてしまったというところが問題だった。逆に、すぐに試合があるので、気持ちを切り替えて、もっと0-0の時間を増やす、まず守備からというのを徹底すること。そして、攻撃面で自分が引っ張っていければいいと思う。
早いタイミングで退場者を出してしまったのは残念。ただ、それを抜きにしても、自分たちの攻撃の形だったり、守備のときのオーガナイズだったりが出来ていなかった。浮き足立ってしまった。若い、経験のなさが出てしまったというのが正直なところ。ボクらがもっとサポート出来ればよかったが、こういったゲームになってしまって申し訳なく思う。
次の試合がすぐにある。2試合連続で退場者が出ているが、もう一度、気持ちを切り替えて、次はホームだし、新しいジェフの、ちゃんとした形のあるサッカーを見せたいと思う。時間がないので、もう一度、しっかりと調整して、チームの雰囲気だったり、しっかりと盛り上げながら、次の試合に臨みたい。
なかなか攻撃の形を作ることができなかった。今日出た課題をしっかりと次の試合までに修正して、次のゲームこそ勝ち点3をとりたい。