4.2(水) 19:03 第4節
市原
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神戸
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
今日は最後の時間帯にゴールを決められたということで、不運というか、残念で仕方がない。いま大事なことは、選手がそろってきたので、一つのチームとして作り上げている大事な時期だということ。4節終了時点の現在で2ポイントしか取れてないのは、残念で仕方がない。早い時間帯でゴールを決めたということで、ディフェンスのオーガナイズを固めて、しっかりとディフェンスからということでプレーした。ヴィッセルの攻撃に関しては守ることが出来たということは成功だが、最後のFKでゴールを決められてしまったというのは本当に仕方がない。いま、分析してみて、私たちの問題点は、ペナルティエリア外からゴールを決められているということだ。そこからゴールを決められるのを守るためにディフェンシブハーフを2枚置いて、そこからのスペースを消して、シュートを打たせないということをやったが、FKでああいった形で決められてしまった。
─── フルゴビッチは監督から見ていかがでしたか?
今日に関してはよかったと思う。まだ日本のサッカーに慣れるには時間がかかると思うが、今日のプレーひとつ取れば、裏を狙ったり、相手の危険なゾーンに入っていくということに関しては出来ていたと思う。ただ、もっともっといいプレーヤーだ。
ケガ人等で選手がいない状況が続いたが、この時期になって選手がそろってきたので、目指しているレベルまで達するようにどんどん練習していくしかない。以前にも話したが、3月の1カ月は非常に厳しい月になると思っていた。4月になって選手も帰ってきたので、チームを作り上げていけると思う。それが一つになれば、3ポイントも確実なものになるだろう。
─── チームの状況は現段階は何パーセントぐらいですか?
50パーセントぐらいだと思う。ほかのチームというのは、2、3年一緒にやって作り上げているが、うちのチームに関しては、新しい選手だったり、若いチームだということで、まだ50パーセントぐらいだ。
─── 次の土曜日は首位の鹿島アントラーズ戦ですが、どう修正しますか?
今日の試合に勝っていれば、自信という意味でモチベーションも上がったと思うが、そこは仕方がない。アントラーズというすごく質のいいディフェンス相手に、どんどん攻撃的なサッカーをし、挑戦していこうと思っている。
前半3分という早い段階で先制点を取ることができた。全体的には相手のいいところを消しながらうまくプレーできていたと思うが、2点目を取ることができなかったということが、引き分けという結果になった。勝ち点3は欲しいし、そのために戦っているが、うまくいかない部分が多々ある。自分たちの目指すものというのは明確になりながら、プレーできているので、もう少し辛抱しながらプレーしなければいけないという気持ちでいる。消して悲観することない。守備はある程度出来ている。相手にいい形は作らせてなかった。攻撃に転じたときにどういう形で点を取るか。そこが問題。
前半はゾーンを重視して、パスコースを切りながら、そこから人につきにいくということで、縦パスのコースを消したり、うまく出来たと思う。相手が前に入れられないという状況は作ったが、うしろで何回もサイドを変えられて動かされるというのがあった。どこかの場面でボールをとりに行くというシーンがなかったので、サイドチェンジが増えて、動かされてしまったというのがあった。取ったボールが攻撃につながったシーンもあったが、攻めがどうしても早い展開で終わってしまい、時間をかけて攻めるというシーンがそれほどなかった。ディフェンスに戻らざるを得なくて、疲れてしまった部分もある。試合後すぐに話をしたが、僕や(中島)浩司さんがもらって、サイドを大きく使って逆サイドを意識して、時間をかけて攻めるということも必要だったと思う。
守備の意識はある程度持って戦えたと思う。プレスをかける、ボールを奪うというところまではやれたが、そのあとの攻撃面で自分の持ち味を発揮することがうまくできなかった。もう自分のプレーを出したかった。
もったいない試合。悔やまれます。全体的にはレイナウドがいることで、タメが出来て、カウンターになったときに周囲の押し上げが出来るようになった。ただ、フィニッシュの問題。そして、レイナウドが交代したあとの戦い方にも少し課題が残った。