4.16(水) 19:00 第3節
市原
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札幌
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
満足するには勝利が必要だったのでファンの方のためにも勝ちたかった、満足とはいかない。前回ホームで大宮に4点とられた後なので、今回の試合に関しては非常に安全な形で勝負したいと思って、練習、ミーティングを通して非常に話し合っていった。まずディフェンスのオーガナイズができたということが、修正できた。コンサドーレのようにディフェンスラインと中盤のラインがしっかりしている、8人くらいで守る相手に自分たちがなかなか攻めきれなかったというのも現実。
個人では打開できる選手がいない分、コンビネーションで打開する形をやっていかなくてはならない。もちろんいくつかのチャンスはあったがそれをものにできなかったのが残念。一人ひとりが勇敢に前に攻める気持ちが芽生えてきたのでオーガナイズ的にもしっかりできたと思う。
─── もう少し勝つためにリスクを犯すことは考えなかったか。
前半は特にそういう動きがなかったので後半入る前に谷澤とフルゴビッチに、裏に飛び出す、しかも斜めに動き出すことを伝え、特に谷澤はいい動きができた。練習を通してディフェンスラインの前で受けるのと裏で受けることを練習しているが習慣がない分、谷澤であったり巻であったりが足元で受けたり、フルゴビッチも足元でもらうのが習慣的になっているので、裏にいくという練習はしっかりやっている。
ディフェンスライン、中盤のラインが4枚4枚で8枚でブロックしてくるチームは、足元で受けるよりも裏で受ける方が得点のチャンスが広がるので常に練習を通してやっている。
─── 巻の交代について。
─── 前回、アルディージャ戦のときに新居がすごくいいプレーをしたので、初めから入れるつもりで考えていた。もっと攻撃的なサッカーをしたかったので代えた。まず新居は3カ月ケガで戦列を離れていたが、一週間で3試合もある分、後半から使うことは初めから決めていた。新居を2トップの一人に入れて、勝負できる形にした。やはりもうひとりスピードの早い選手が必要だと実感した。今日みたいに4枚4枚で2つのラインで守るチームには足元で受けるより裏を狙うという意味で。ロングボールだけなら簡単にクリアできるので、コンビネーションで裏を狙うことを指示した。新居は得点は決められなかったが、短い時間ですごくいいパフォーマンスをした。
─── 益山のケガの状況と9分間の印は。
まず一つ言いたいのは、益山に関してすごく信用している。アルディージャ戦で使いたかったが戦術的に使えなかった。彼の能力ならすぐに使えるという意識はあるが年齢的なこともあり、まだまだ怖がっている部分もある。信用して使って、9分だけだったが私は非常に満足している。益山に関しては必ず11人のレギュラーの中で使っていきたい。ケガが治り次第、またレギュラーという形で考えていこうと思っている。
足をひねったということで何日かかるかはわからないが、明日病院に行って結果が出るという形。グランパス戦は確実に無理だと聞いたので、10日後、どうなるかまた見たいと思う。
─── 益山のポジションは右サイド?
サッカーセンス的にもすごくあるので本当は中盤におきたいと思うが右のディフェンス的なところにおいて考えていこうと思っている。彼の能力が開花できるのはディフェンシブハーフだと思う。青木良太に関してもすごく頭のいい選手なので、彼が入ったことでいい補強ができたと思う。
今日のよかった点は失点しなかったところ。攻撃に関しては、まだまだだけど、だんだんよくなっていくと思う。ケガ人も戻ってきて、チームとしてはこれからというところ。まだ、結果はついてきてないけれど、ここからが勝負なので頑張ります。全体的に守備の意識が高すぎてしまった。もう少し、攻撃をしていきたい。次はリーグ戦の名古屋グランパスとのゲームだが、相手は関係ない。時間は少ないが、練習でコンビネーションを高めていきたい。また、セットプレーでチャンスがあったので、その部分の精度を高めていきたい。
守備に関しては、カウンターに気をつけながらうまく相手の攻撃をつぶすことができていたと思う。攻撃に関しては、もう少し落ち着いてボールをつなぐことができたと思うので、そこを気をつけたい。ノーゴールに終わったが、アグレッシブな動きが出てきているので、さらに頑張って得点できるようにしたい。
攻撃面では何度かチャンスがあったが、決められなかったのは、今後の修正点。守備に関しては、ボクと坂本さんが両サイドに入ったことで、うまくバランスが取れたと思う。久しぶりの出場だったので、体力的には少しきつかったです。次のグランパス戦ではさらにいい動きができるように頑張りたい。
今日は、攻撃に比重を置いてプレーをした。攻撃面ではまずまずだったと思うけれど、やはりチーム全体を考えるとそれだけではダメ。もっといろいろ考えてプレーをしないといけないと痛感しました。まだまだ課題は多いので、一つひとつ、自分のやれることをしっかりとやっていきたい。