5.17(土) 16:05 第13節
市原
|
大分
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
ミラー監督が来られて1週間、いろいろな取り組みをしてきた。ただ、前節に続いて今日もラッキーな面があった。前半は非常に組織的でいいゲームができたが、後半はラッキーでしたね。
─── 11節まで最多失点のチームが、2試合連続で無失点に抑えた要因は。
守り方というか、一人では守ることができない。全員がどういうふうに守るかということをやってきた。1週間足らずだが選手が理解し、実行してくれた。
─── 後半、ラッキーだったというのは。
今のボールはよく飛ぶボール。ミドルシュートなど何本か決定的だったのが外れた。得点につながらなかった。
─── 前節から今節で変えたことは。
ベースは変わらない。ただ、相手のシステムを考えて対策をとった。
─── リードして後半に入ったが、ミラー監督から指示はあったか。
内容については控えますが、具体的にボードで説明してもらった。
まずはブロックを作ってそこからプレッシャーをかける。ブロックを作っても、数的不利な状況であれば無理をしていかずに下がるというのがハッキリしているのでやりやすい。その前でボールを回されるぶんにはかまわない。ブロックを作れば、ある程度ディフェンスはできるという手ごたえも感じた。後半、相手に押されたが、形はできていたので、そんなにやられる気はしなかった。ただ、体力的な問題もあるが、もう少しディフェンスラインを上げたり、自分たちが攻撃する時間を後半は作りたかった。
前半は元気だし、点も入ったし頑張れたが、後半は若干、うまく攻めに運べなかった分、ディフェンスにまわる回数が多くなり、中盤のラインが下がってしまってやられた。そこは修正したい。前半のほうが自分たちのやりたいサッカーができた。後半は相手も点を取りに前がかりになるとは思っていたが、それに押されてしまう場面があった。受けてたちすぎてしまった。この2連勝は非常に大きい。負けてリーグ中断に入るのと、勝って中断期間に入るのとでは天と地の差だと思っていたので、勝つことができてよかった。まだ順位がどうといっている立場でもないが、確実に前向きに進んでいるのでよかったと思う。
この連勝は大きい。監督がイメージしているどおりのサッカーができていたと思う。後半に関しては、プレッシャーがかからない部分があったり、攻められる時間が長くなってしまったけれど、結果的に無失点で抑えることができたのは大きい。後半はもう少し全体で押し上げられるとよかった。ただ、基本的には中央を相手に割らせなければいいということなので、結果的には作戦どおりといえると思う。みんなの距離が近くでよかったと思う。
前半は自分たちのサッカーができた。後半、もう少し攻撃できるとよかったけれど……。2連勝でチームの雰囲気もよくなる。これを続けていきたい。