6.29(日) 16:04 第14節
市原
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F東京
味の素スタジアム
試合終了
HEADCOACH
最初の出足はよかったと思う。早いうちに攻撃を仕掛けることができ、PKを得て、得点チャンスはあった。しかし、そのPKをFC東京のGKがよく止めた。その後、ボールをキープすることができずに非常に苦しい展開となった。突破の動きができなくなり、CKから1失点してしまい、0-1で前半を折り返すという形となった。
後半に入って、うちのGKが2本ぐらいよく止めたシュートがあり、その後、うちのチームが機能しはじめた。サイド攻撃が使えるようになった。サイドチェンジを多く使い、そこから攻撃を仕掛けるという形で後半に何とかいいチャンスを作ることができた。
選手は非常によくやってくれた。後半にできたことが、今後の試合でどんどんできるようになるといいと思う。
─── 前半は抑えて、後半勝負という意図があったように見えたが。
前半を抑えていたわけではない。さきほどもいったように、前半はボールをキープできずに、簡単に、ショートパスをつなごうとしたが、カットされてしまった。後半はそれができるようになった。しっかりとつないで、そこからいろいろな動きが出るようになった。中断期間中の合宿などでやったことがうまくだせなかった気がする。ただ、後半は選手交代などで、少しうまくいって、結果的には引き分けることができたのはよかった。勝ち点1を取れるだけのことはしたと思う。
─── ハーフタイムにどういったことに注意して指示を出しているのか。
今日に関しては、前半は選手たちが「勝つ」ということにフォーカスできていなかったように思う。それだけに、ハーフタイムに「勝ち」にこだわることをしっかりしようという話をした。その言葉に選手は反応してよくなったのだと思う。
─── 水曜日にナビスコカップの名古屋グランパス戦があるが、リーグ戦と戦い方は変えますか?
斎藤と戸田といったケガ人の状況をみなければいけない。また、6日間で3試合は厳しい。トップレベルのチームでも厳しいと思うが、それはやらなければいけないし、それにたいして準備はしっかりしている。うまくいったかどうかは土曜日の試合を見ていただければわかるだろう。選手が代わるかどうかは、まだこれから選手をみていくし、選手がやる気を見せてくれるならば、いろいろ出てくる可能性もあるだろう。
人数の優位性をいかしきることができなかった。相手がロングボールを多用するようなら、プレスを早くかけることや、ボールを奪ってからは早く前線を狙っていこうと思っていたが、前半はあまりうまくいかなかった。シンプルにボールをつないで、多くのチャンスをゴール前で作ろうと後半に臨んだ。後半に関しては、ある程度できたと思う。
相手が早い時間帯に1人退場になっただけに、この引き分けはもったいないとも思うが、先制点を奪われた中で同点に追いついたのは意味のあること。今後に向けてさらに精度を上げて、頑張っていきたい。
勝てればよかったし、残念な試合にはなってしまった。この勝ち点1を無駄にしないように、次の試合では勝ちたい。課題は出てきた。それをしっかりと修正していきたい。水曜日にはナビスコカップが控えている。モチベーションも高い。大事なひとつの試合として戦います。
PKの場面は止めることができてよかった。カボレが右に視線を向けたので、逆だと読んで飛んだ。止めることができてよかった。ただ、チーム全体としては、あまりよくなかった。今後、試合が続くので、しっかりと修正して次の試合に臨みたい。
相手が早い時間帯に退場者をだして10人になったことで、点を取りたいという気持ちが強くなりすぎ、前に出すぎていた。もっと早くパスをつないで、サイドチェンジを織り交ぜて攻撃していきたい。負けていなかったので、そこまでチームの雰囲気は悪くない。すぐに試合もあるので、次の試合にむけてしっかりと頑張りたい。
引き分けに終わったが、負けないことも大事。その中で課題をしっかりと修正し、努力していきたい。