7.2(水) 19:00 準々決勝 第1戦
市原
|
名古屋
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
まず今日は試合として、いい試合だったのではないでしょうか。両チームともいいマナーの下、いい戦いができたのではないでしょうか。
私たちも勝とうという気持ちのもとにプレーできましたが、名古屋グランパスは戦術的にもいいチームだった。
うちの選手たちの試合に対する姿勢については、とても満足しています。ただ、セットプレーから失点してしまったことについてはついていなかった。私たちにもゴールを決めるチャンスが何回かあったし、いい形を作れていたので、それを決めていられればよかった。
セットプレーからの失点について、トップレベルの戦いではその小さなディテールだけで決まってしまったように思います。最終的にこういう結果になってしまったが、カップ戦としてすばらしい対戦だったのではないでしょうか。
─── もう少し選手交代をしてもよかったのでは。また、セットプレーで得点を許したヨンセンをマークするのは誰であったか。
チャンスはできていたし、代える必要はなかったと思います。形はしっかりできていた。セットプレーからの失点で、誰がヨンセンをマークするはずだったかについてはスタッフに任せています。チームとしてやっているので特に回答は控えます。うちも何本かいいセットプレーを作ることができていたし、それを相手のゴールキーパーに素晴らしいセーブで止められてしまった。またうちのゴールキーパーも素晴らしいセーブを見せてくれた。ただ、押し出す角度が反対側だったらと思います。また、セットプレーで前の試合も失点していますので、その点は修正しなくてはいけない。ヨンセンはいい選手ですが、うちのポジショニングにおいてそこまで脅威にはなっていなかった。
─── セットプレーはスタッフにまかせる」とは。また、週末の試合について。
誰がヨンセンについていたかというのは、チームとして見ていることなので回答はできないということです。チームとしてしっかり守備をしなくてはいけなかった。週末の試合について、東京ヴェルディ戦の戦術はわかっていますし、その戦術に対して私たちがどれだけ問題をもてるかを考えています。今日のチームというのは、今日の試合について一番影響力を与えられると思い戦いました。あまりギャンブルをしたくない状況で今日のこの選択をしました。苔口もすごくよくやってくれた。グランパスのよくやってくる攻撃で、サイドで2-2の攻撃に対してもよく対応できていたのではないでしょうか。監督として選手を誇りに思いますし、戦術的にもしっかりよくやってくれていました。次の試合も、今日のこのパフォーマンスと同じようにできればと思います。
前半は守備に追われてしまった。思うように前に出ていくことができなかった。もっと裏へ飛び出していきたかった。後半はある程度できたと思う。ボールを奪ってからいかに早く攻められるか。そういった部分をさらにつきつめていきたい。
勝つチャンスはあったと思うが、セットプレーでの失点が痛かった。ああいった形で失点してしまうとゲームとして難しい。ただ、すぐに東京ヴェルディ戦があるので気持ちを切り替えたいし、負けたといってもリーグとナビスコカップは別のものだとも思っている。負けを引きずらず、いいサッカーができるように、次の試合に向けて頑張ります。
弟との対戦というのは別に意識していない。ホームだったので勝ちたかったが……。相手のプレスが厳しかったので、ロングボールが多くなってしまった。うちも何もできなかったが、グランパスも得点シーン以外はいいところが出せなかったと思う。お互いにいいところを消しあうゲームとなった。また次に向けて頑張るし、アウェイでもアグレッシブに戦いたい。
阿部のところでゲームを作られてしまった。グランパスはいいチームだった。自分たちのやりたいサッカーをあまりやらせてもらえなかった。少しはできたが、多くはやらせてもらえなかった。グランパスは自分たちのやりたいサッカーを貫いたと思う。失点の部分はしっかりと修正しなければならない。