7.16(水) 19:33 第17節
市原
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新潟
東北電力ビッグスワンスタジアム
試合終了
HEADCOACH
今日のうちのチームのスタートはうまくいっていたと思う。アルビレックスは守りにくいように見えた。ただ、ツキがなかったかもしれない。谷澤のシュートが一度ポストに当たり、リバウンドして工藤が放ったシュートも外に出てしまった。その後、(29分に)ゴールを決めることができた。ここで、さきほどのシュートが決まっていて2-0にすることができていれば、さらにいい状況で試合を運べたと思う。前半終了間際にPKから失点してしまった。ただ、私の意見としては、テレビで5、6回確認したが、PKかどうかは少し疑問が残るものでした。前半終了間際に失点してしまったことで、選手が少し落ちこんでしまったのかもしれない。ただ、アルビレックスの前半のチャンスは、うちの横パスをカットしてからシュートを岡本が2回止めたあの場面だけだったと思う。
後半開始直後からうちは攻めることができたし、チャンスらしいものも作れた。残念ながら2失点目を喫してしまったが、そこから選手たちはしっかりと戦って、ファイティングスピリッツを見せながら戦ってくれて、ゴールを奪ってくれた。そのことはうれしく思う。
そのなかで、巻が一度、ペナルティエリアの中でもつれたというシーンがあったが、もしかしたらあそこはPKだったかもしれない。2人の手が巻に絡んで、巻が倒されたように見えた。私たちはアルビレックスと同じぐらいいい試合ができたし、勝ち点1を取ることができてよかったと思う。
─── シーズンの半分を終えて勝ち点10の最下位。後半戦へ向けた展望、目標をきかせてください。
試合に勝たないといけない。やらなければいけないことは試合に勝つことだけ。前節のコンサドーレ札幌戦は0-3で負けたが、その中でも数多くのチャンスは作れていた。シュート数を見ていただければわかると思うが、うちは19本。敵は9本。ただ、チャンスをいかせず勝てない試合だった。数多くの選手を持つことが必要なチームもあるかもしれないが、うちのチームは若い選手が出てきた。今日の試合では18歳の益山が出場。試合の中でよくやってくれたと思う。新居がケガをしてしまっているが、その中でも選手たちは、しっかりとやってくれていると思う。
どうしても勝ちたかった試合だっただけに、引き分けに終わったのは悔しい思いもあるが、勝ち点1を取ったことを次の試合にいかしたい。先制点を取ったことも大きいが、一度逆転されながらも、下を向くことなく同点に追いつくことができたのは大きい。中盤を大きく使うことを意識したのが改善の方向につながったと思う。ただ、これで満足することなく、次の試合に向けて、さらに質を上げていきたい。
しっかりと戦おうと話をした。しっかり走って、頑張ろうと。ただ、それはサッカーでは当たり前の話。今日は最低限の仕事をしただけ。引き分けで勝ち点1。大事な勝ち点1だが、まだまだ。一歩一歩、前進しなければいけない。
最初は緊張しました。シュートは積極的に打とうと思っていたので、打っちゃいました。頑張るという部分でやり切りましたが、もっとボールを受けてもよかったと思う。少しボールを失うのを怖がってしまったのは反省点。また、試合に出られるように練習から頑張ります。