8.9(土) 19:00 第20節
市原
|
鹿島
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
私が来てから今までで一番いいパフォーマンスではなかったでしょうか。90分間戦い抜くことができましたし、選手たちが疲れている時間帯でもしっかりと走り、危険なエリアを消すことができていたと思います。
そして、勝ち点3を取るためにすべてを出し切り、しっかりとできていたと思います。アントラーズはいいチームですし、フリーでボールを持たせると危険なことをしてきますが、そこにうちはうまく対応できていました。
勝ち点3を取れたこともよかったですし、今週1週間よく練習し、試合に向けて準備できたことを非常に嬉しく思っています。
─── 札幌戦の後から、監督は「リスクを冒さなければいけない」と言っていたが、今日のように突き放して2点、3点取れたことについて。
攻撃についてですが、突破の動きというのが非常に大切になると思いますが、今日はよくできたと思います。前節のヴィッセル神戸戦も勝ちましたが、突破の動きは少なかったと思います。名古屋グランパス戦ではうちがポジションをとっていましたが、突破の動きはできなかったことがあります。ビデオでそういった突破の動きを見せて、説明してきました。それを理解してくれたのではないかと思います。
やはり突破の動きという意味で、DFの裏に抜け出す動きだったり、走っていくことで、相手のDFをやりにくくすることがしっかりできていたと思います。そしてうちがいいポジションでしっかりと抜けていけたことによって、相手に持たせることもうまくさせないようにできていたと思います。
─── ミシェウ選手について、彼はチームにどういった動きをもたらしたか。
まず、ボールを受けて敵がどこにいるかをしっかり見えている選手です。そしてどこにパスしたらいいのか、どこにポジションどりをしたらいいのかがよくわかっている選手で、パスがしっかりできると考えています。
─── 今日はボランチに戸田選手を使ったが。
水曜日に試合があったこともありますし、今日はしっかりとした状況で走れる選手が必要だということでそのようにしました。例えば、戸田が斎藤のところに入りましたし、ミシェウが新居のところに入りました。ふたつの重要なポジションでしっかりと走れる選手が必要だったので、そのようにしました。
今日の守備は全体的によかったと思う。これまでは相手の選手を中盤でフリーにさせてしまうことがあったが、この試合はそういったシーンが少なく、最終ラインもすごく助かった。首位の鹿島に勝てば、火がつくと思っていた。それだけ大事な試合だと思って臨んだ。そういう試合で勝てたことが大きい。ただ、まだまだ修正する点は多くあるし、状況が大きく変わったわけではない。今後も勝ち続けるために頑張る。それだけです。
今日勝って、上のチームと少し勝ち点差が縮まったのはいいこと。ただ、まだそれだけ。相手に退場者が出て、こちらが数的優位にもかかわらず、失点してしまったり、課題はまだ多い。ただ、ミシェウが入って攻撃のバリエーションも増えたし、こういった試合を今後も続けていけるようにしたい。
前半はなかなかミシェウとタイミングが合わない場面もあったけれど、いいプレーをしていいリズムの時間帯もあった。首位の鹿島アントラーズに勝ったことは大きいが、内田や小笠原がいない状況だったので、いればまた違ったはず。これで満足することなく、勝ち点3を続けてとれるようにしていきたい。
自分たちのプレーをやろうとそれだけを考えてプレーした。しっかりと守備することができた。2-0とリードしながら1点奪われたが、そこからさらに追加点を取って相手を突き放すことができたのは、相手に退場者が出たとはいえ自信になった。黄色いサポーターたちに後押しされての勝利。本当に力になるので、今後も大きな声援をお願いします。
最初の試合を勝利で終えたことはとても大事なことだと思います。いまはチームに慣れる時間が必要なので、次の試合はもっといい試合ができるようにがんばります。チームメートの動きにもまだ慣れていませんが、さらに練習しながらフィットしていくしかない。きょうはDFラインを突破する動きを指示されたのと、守備に入ったときにDFをサポートするように言われた。次の試合まで1週間あるので、もっとフィットするようにがんばります。