9.14(日) 19:00 第24節
市原
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東京V
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
勝ち点3を取ることができて素晴らしいと思っています。今日は非常に重要な日だったし、ホームということで、勝ちは非常に重要でした。前回のホームでの試合、負けてしまっているので、今日特に勝つことが必要でした。
前半は、このリーグで戦うレベルまで達していなかった。パスもつながっていなかった。しかし後半、相手にプレッシャーをかけるようになり、相手のキープレーヤーにプレッシャーをかけるようになりました。前にいくボールも止められるようになりました。そういった意味でも今日はよくできたのではないでしょうか。
そして無失点に抑えたことも重要です。やはりリーグで勝ち上がっていくためには、無失点で抑えるということが大事で、前回の川崎フロンターレ戦では、悪い失点をしてしまっていました。
今日は相手の突破もしっかり止められましたし、左サイドでいくこともできました。そして、深井がゴールを決めて、彼は自信を持ってやっていけるのではないでしょうか。非常にいい結果でした。
─── 今日の試合、非常にうまくいったようですが、監督は心理マネージメントについてどのように考えるか。
そういったことよりも重要なことは、一人ひとりが考えてやることです。
誰がゲームの中で影響力をもっているか、そこに対してやらなければいけないことを考えながらやらなければいけない。そういった意味で前半はやられていた。
あと、サイドの選手がひらき過ぎていた。本当はもっと内側からいかなければいけなかった。後半はそこが修正できました。
もうひとつ重要なのはFWの突破の動きです。あいたスペースに工藤がプレスしてうまくいくことができたと思います。深井、谷澤、新居、巻、後半からレイナウドが、相手のDFを間延びさせることができ、そのスペースに、特に工藤が今日そこで重要な動きをしてくれました。
─── 巻と深井のプレーについて監督の評価は。
深井についてはまだチームに溶け込むまで少し時間かかるかもしれません。10日間程練習してきましたが、その中で違った戦術など少しずつ学びながらやっていると思います。巻については、彼の身体的強さは必要ですし、彼はよくやってくれていると思います。ただ、後半見てわかると思いますが、少し足がつることもありました。代表にいって疲れていたのかなというのもあります。
前半の動きはあまりよくありませんでしたが、後半に入ってから一つひとつがいい方向に向かっていってくれたと思います。
今日、重要だったのは勝ち点3を取ったこと。そして、来週に向けミシェウが復帰してくれればと思います。
─── 前半の途中で巻がベンチにいって話していたがサイドが開いていたことを言っていたのか。
巻が言っていたこととして、相手のセンターバックがボールを持ちプレスがうまくかけられないから後ろを少し上げてくれという話をしていました。それで、自分の仕事をしっかりやれば周りもついてきて、しっかりプレスをかけるからと話しました。
前からしっかりプレスができていないことで、相手にフリーで持たせてしまい、うまくパターンに入れてサイドに出してクロスを上げられていたのでそこを修正しようと言っていました。
やはり前半、後ろに下がってしまったことで攻撃に時間がかかってしまいました。その点で後半に入ってからはMFの高い位置で突破の動きやクロスを出してもっといい攻撃の形が作れたと思います。
─── 戸田に代えて工藤を入れたが、それは予定通りか。
前半勝つためのチームを作って入れましたが、このチームでは勝てないと思ったので工藤を入れました。
選手はそういったことを受け入れてくれました。なぜなら、前に選手に話した時に、エゴは捨てろと言いましたし、個では勝つことはできない、やはりチームとしてしっかりやろうと話していましたので選手達はわかってくれたと思います。
前半はなかなか攻守にわたって思うようなプレーができなかったが、リズムが悪いなか、幸いにも失点することなく前半を折り返すことができたので、後半からアグレッシブに戦おうとみんなで話をした。ハーフタイムにうまく監督が修正してくれて、僕たち選手もうまく対応することができた。ゴールの場面は練習からいいボールを上げてくれているし、信頼して上げてくれたボール。何としても決めてやるという気持ちはありました。次節のコンサドーレ戦で勝たなければ意味がないので、ここで安心することなく、続けて頑張るだけです。
PKは試合前から決まっていた。決めることができてよかった。全体的には前半の立ち上がり、後手に回ることがあり苦しかったが、個人的には落ち着いて試合に入ることができた。最初から飛ばしすぎて、途中からちょっと厳しかったが、勝つことができてよかった。
みんな自信を持って戦うことが出来ていると思う。ディフェンスラインの4人でうまくコミュニケーションが取れている。守備の意識を全員が高く持っている。少し、僕とエディ(ボスナー)のラインにギャップが出来てしまったところがあったのでそこは反省しなければいけない。
前半は裏へ抜けていくような動きがチームとして少なかったので、後半最初から自分が試合に出たときは、そこを意識した。それが、谷澤くんとのアイコンタクトで巻さんのゴールの場面は、いいボールが来たし、フリーだったので、あとはゴール前へ入れるだけといった状況だった。新居さんがつぶれるのが見えたし、巻さんが決めてくれると思った。最後、チャンスを作られたけれど、無失点で終えることができたのは次の試合につながるし、コンサドーレにしっかりと勝つことが大事。