9.27(土) 19:03 第27節
市原
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京都
京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場
試合終了
HEADCOACH
結果については非常に満足しています。今日の試合は勝ち点3を取ることが非常に大事だったし、今日の早い時間帯の試合で、ほかのチームが勝っていたこともわかっていたので、勝ち点3が必要だった。試合内容に関しては、最近、うちが出来ていたレベルには達していなかった。6日間で3試合続いたということで、選手が疲れていた。しかし、選手の気迫、やる気は非常にあって、すべてを出し切ってくれたと思う。前半については、いいチャンスを作ることができず、パス、裏に出すボールが少し強くなってしまったり、ななめにパスを入れるかわりにストレートにパスを入れてしまったことによって、いい形を作ることができませんでした。しかし、後半に入って、サイドからのクロスがどんどん入るようになり、チームがよくなってきた。選手は非常に一生懸命やってくれたし、連勝し続けられているのはうれしく思っているが、自分たちはまだ降格の危機にあると自覚しています。勝てたことは非常にうれしく思っている。
─── 後半、新居を前線でプレーさせた狙いを教えてください。
新居は最初からFWにいたと思います。巻とずっとFWにいました。相手が中央からサイドバックにパスを出したときに、サイドバックの選手を見てほしいということで、新居がサイドにいたケースはありました。
─── 谷澤、深井選手がベンチスタートの理由は?
谷澤については、2試合、全力で出てくれたということがあり、この試合で、同じように完璧な状態でプレーすることは難しいと判断し外しました。試合が続いているということで、次の試合でどういった選手を置いたら、いいパフォーマンスができるのかということを考えながらやりました。ケガが起こる状況を防がなければならないし、特に、ストライカーやサイドの選手、サイドの選手はサポートしなければならない、FWの選手は動いてないといけない。そういった意味で少し、疲れがたまるということがあった。新居については、今日の試合に出ると先週の練習の中から伝えていましたし、深井についても今日はちょっと疲れているのかなと思って外しました。ミシェウについても疲れが見えてきたので、途中で交代しました。うちは、どのように選手をマネージしながらいちばんいいやりかたができるのかを考えながらやったし、それが結果で証明できたと思う。
まんなかの攻撃の選手、特にストライカーというのは、非常に運動量が多いですし、ずっとスピードを上げながら走っていなければいけないというものがあり、疲れがたまると思っています。中盤の選手についてもそういった疲れがたまるというのもあるが、中盤の選手は同じペースで、多少の変化はあるが、そこまでの変化ではない。いつも走っているわけではないということ。うちとしては、ストライカーをこの3試合でいろいろ変えました。それについては、巻にこの試合出るよとか、レイナウドにたいして、コンサドーレ戦のあとに次の試合に出すよという話は練習でしていきました。
─── 前半の守備についてですが、ミドルシュートを打たれる場面が多かったと思うが、ボックスの外から打たれる分にはいいと思っていたのでしょうか?
ミドルシュートを打たれるということは気にしていました。最初のミーティングのときに相手の強いポイントの一つにミドルシュートがあるということは伝えていました。ただそこで相手の中盤はダイヤモンドでやってくると思っていたのですが、少し変えている点があった。それでも、うちはキープレーヤーにたいしてしっかりマークしようと話をしました。ここで、キープレーヤーがだれであるかは教えられませんが、みなさんが、京都の試合を毎試合見ているならば、だれがキープレーヤーかわかると思います。その後、相手のロングボールにたいして、ヘディングで落としてセカンドボールを拾われて、そこからシュートを打たれるという場面がありました。何度もタッチラインからメッセージを伝えようとしましたが、そこで修正できなかったので、ハーフタイムでセカンドボールにたいしてもっといかなければいけないという指示をし、修正した。あなたがいっていることは正しいと思います。
ゴールの場面は、中央にタツさんがいるのが見えたけれど、思い切ってうちました。ここまであまり決めることができていなかったので、シュートが入り、さらにそのゴールで勝つことができてよかったです。まずは失点しないことを考え、その中でゴールを奪い、勝ち点3を取って帰ろうと思っていた。深井さんが入って、いい流れになった。
前半はリズムが少し悪かったが、メンバーを変えたなかでも勝つことができてよかった。誰が出ても自信を持ってプレーしている。ディフェンスがよくなり、失点しなくなったことがいい結果につながっている。さらに続けていきたい。
難しい試合になると思っていたが、勝ち点3を絶対に取って帰ろうと思っていた。正直、内容としては不満なところもあるが、勝ち点3を取れたことが大きい。アウェイとホームでは戦い方が違うので、次の浦和レッズ戦ではまた違った戦いになると思うが、名古屋グランパス戦のような戦いができればいいと思う。
試合の入り方が悪く、思うような戦いはできなかった。守備面でも修正するべき点は多くあるが、勝ち点3を取ることが大事だった。さらに勝ち続けられるように頑張ります。