前半、非常にいいプレーが出来ていたと思う。ゲームをコントロールできていた。しかし、ラストパスというところで、うまくいかないところがあった。ラストパスからフィニッシュに持っていくというところができなかった。そこはこれから修正していかなければならない。

後半に入り、坂本が非常にいいシュートを打ったシーンがあったが、それはGKにいいセーブをされてしまい、また、シュートがバーに当たってしまうという場面があった。その二つが決まっていれば、結果は変わっていたと思う。サッカーにはそういった運が必要だし、今日はうちにそういった運がなかった。

今日、負けに値する試合をしたわけではないし、しっかりと引き分けで終えることができた。選手たちは一生懸命やってくれたし、そのことを誇りに思っています。大分トリニータはホームではなかなか負けないチーム。今年は2敗しかしていないチームだと思います。そういったチームに対して、うちもやりたいことがしっかりと出来、選手がしっかりとパフォーマンスを発揮してくれたことをうれしく思う。

─── 残り3試合。17位を脱出できなかったのですが、今日の結果はプラスですか、マイナスですか？

来週どうなるかによって変わってきます。勝つことができれば勝ち点が重ねられる。選手たちが自信を持ってプレーしてくれたと思う。先を見るのではなく、1試合、1試合をしっかりと見ていこうということを前から考えてやっている。選手たちが全力を出し切ってくれた。今日のゲームのなかでパスつなげたり、サイドチェンジをが出来たり、そういったことがしっかりと出来ていたと思う。運動量も高く保ちながらやれたと思う。

─── どうしても勝ち点3が欲しかった試合だと思うが、その割には交代が遅かったのではないでしょうか？

コーチですか？　スポーツライターですか？　私はチャンピオンズリーグで勝ったこともあるし、負けたこともあります。そして、イギリスのカップの決勝までいったこともあります。選手をどのタイミングで変えるかは自分が決めることだと思っている。

今日は前半、センタリングがうまく合わなかった。それだけに、後半は積極的に自分からいこうと思ってプレーした。うちは相手が出てきてくれたほうがやりやすい。そういった意味では、大宮アルディージャ、アルビレックス新潟に比べれば、よかったかもしれない。今後も上位チームと対戦するので、これまでよりはやりやすい戦いにはなると思う。それをプラスにとらえ、今日出た反省をしっかりといかして、勝ち点3を取れるように、これからも頑張ります。

今日は守備面に関しては、高い位置からプレスをかけていこうという話をしていて、その意識が全員に浸透していた。受けて立つという試合にならなかったのはよかったと思う。五分五分のいい試合にはなったと思う。やろうとした守備はできた。90分通して出来なかったということ、サイドの裏を使われてクロスボールを入れられてしまったというのは反省点。もう少しラインを高くしたいとも思う。ジュビロ磐田や大宮アルディージャが勝ったというのは関係ない。自分たちがいかに勝ち点を取っていくか。みんなでネガティブなことをいうのをやめようという話もした。この勝ち点1が大きな勝ち点1になるように、残り3試合、さらに頑張ります。

取ったら早くというのがうちの試合の一つ。高い位置からボールとれたし、高い位置からプレスをかけることができた。相手もケアをしてきたので、なかなか1対1で仕掛ける場面もできなかった。これから何ができるか、もう一度考えてしっかりとやりたい。

勝ち点3を取りたかったが、それでも、1を取れたことをポジティブにとらえたい。失点しなかったこと、ラインを高く保てたことはよかったと思う。最後、何とか1点を取って勝ち点3を取りたかった。今後、いかにゴールを奪っていくかどうか。惜しいシュートがあった。そこを着実に決められるように、ラストパスの精度もしっかりと上げていきたい。

チーム全体としては高い位置からプレスをかけることができていた。個人的にはうまく突破ができない部分があって反省です。ディフェンスが無失点で頑張っていただけに何とか点を取りたかったが、今後、点を取るために、工夫と精度の部分をさらに高めていきたい。

しっかりと走っていたし、戦うことができた。勝ち点1という結果だけど、アウェイの戦いとしては悪くないと思う。ただ、順位的には勝ち点3が欲しい順位だけに、勝ちたかった。今後の試合で、勝ち点3を取れるようにいい準備をしたい。とにかく勝ち点を取るしかない状況。前向きにプレーしようと、みんなそういう気持ちでプレー出来た。ディフェンスラインがすごく頑張ってくれた。何とか点が取りたかったし、申し訳なく思う。