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2008 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

11.29(土) 13:03 J LEAGUE DIVISION1 第33節

ジェフユナイテッド千葉

市原

2-3
1前 半2
1後 半1
清水エスパルス

清水

日本平スタジアム

試合終了

HEADCOACH

アレックス ミラー監 督

ゲームの序盤はよかったと思う。イーブンな戦いだった。守備については、相手がどういった戦術でやってくるのか、たとえば長いボールを裏に入れてくるということはわかっていたし、対処もできていた。

1失点目は、ファーサイドのエリアのマークが少し甘くなり失点してしまった。その後、うちはいい形を作り、同点にすることができた。2失点目はGKのこぼれ球がうちの選手に当たって入ってしまった。サッカーでは、中盤のエリアでいいプレーができなければ、試合は難しくなるし、そこはうちができなかった部分で、残念に思っている。チャンスを作られたわけではないが、自由にパスを組み立てられてしまった。

後半、必要性があったので選手交代をした。プレッシャーがかかった中でのゲーム運びになってしまった。3失点目は、逆サイドに振られてしまい、そこにプレッシャーをかけられず、失点してしまった。

人生の中では、チャンスをしっかりとつかまないといけない。後悔を残してはいけない。ただ、選手たちはしっかりとやってくれたと思う。

─── 勝ち点3を取らなければいけないゲームだと思いますが、どういったプランで試合に臨んだのか。

勝ち点3が重要だということだが、勝ち点3をとりたい気持ちはありました。先ほどもいいましたが、中盤でゲームをコントロールされると、試合に勝つのは難しい。相手が長い時間、うちより多い人数でプレーしていたわけでもないのに、相手に中盤を支配されてしまった。それはラグビーであっても同じ。スクラムを支配することでゲームを支配する。そういったことがあった。しかし、後半、うちの中盤が機能し、終盤になって、中盤の主導権を握れる時間帯があった。そういった時間帯にもっとサイドを使って攻撃できればよかったと思う。

私が就任してからの記録をみてもらいたいが、獲得ポイントでいえば、上から5番目ぐらいだと思う。名古屋グランパスと同じぐらいとれている。鹿島アントラーズが一番取っているが、川崎フロンターレも頑張っているし、いいポジションにいるが、我々よりも1ポイント多いだけ。大分トリニータもいいチームだといわれているが、私たちよりも、勝ち点2多く取っているだけだ。最初、厳しい状況からスタートした。しかし、選手は、いまのこの状況にくるまでベストを尽くしてくれている。全力で戦っても、いいところまで達成できなかったのは力が足りなかったということ。後悔しても仕方がないこと。次のゲームでチャンスがあれば、全力を尽くして戦う。

─── ここ数試合勝てていないし、パフォーマンスが落ちているように思うが、そのことについてはどう考えているか。

調子が落ちているとは思わない。今日もいい試合が出来ていたし、エスパルスは最近調子がいいチームだ。

浦和レッズ、鹿島アントラーズ、名古屋グランパスにたいしては勝つことができた。しかし、その後、引いて守るチームにたいしては負けてしまった。

アウェイでの敗戦は3試合。最初はヴェルディで、短い期間に3試合を消化しなければならない厳しい状況の中での試合だった。次の大宮アルディージャ戦は、ペナルティのジャッジが少し不運だったように思う。そして、今日。

うちの問題は、ホームでやるときに、どう戦うかが重要。ビッグチームがきたときは、カウンターという形がはまるが、相手が引いてくると難しい。そういった状況があるので、こういった結果は自分としては失望していないし、アウェイの結果が悪いとも思っていない。

少しだけホームでツキがあれば結果は変わってきたかもしれないと思っている。

─── 来年、このチームを指導したいと考えているか。

はい。

─── 今節、降格もありえる状況のなかで、選手たちはナーバスに見えたか?

今日の試合について話しましょう。先週も重要だし、今週も重要。どのゲームも同じ考えで臨んでいる。私の考えは、選手がナーバスになっていたかどうか、パフォーマンスはどうだったかはあなたが判断すべき。あなたの仕事だと思う。

試合の話をすると、簡単にボールを入れると、エスパルスの高木に跳ね返されてしまうことが多くあった。うしろから入れるボールは弾かれやすいという部分があるので、角度を変えながらボールを入れるようにした。サイドにボールを散らしてゴール前にボールを入れようとしていた。なぜなら、前からくるボールいたいしてDFは、FWの選手が横に動いているのが見える。しかし、サイドに振った場合、FWの動きは見えづらい。そういったことがあって、サイドに散らしてボールを入れろと指示した。

今日の巻の1点目を見てもわかるように、高いボールでなくてもいい。早く、低い、いいボールを入れることが重要だった。清水のディフェンダーは下がってきてスペースがなくなることはわかっていたので、アーリークロスを入れようとやっていた。その中からゴールが生まれた。

来週もしっかりと準備して戦っていきたい。自分のサッカーの哲学としては、ほかのチームに何かしてほしいとは考えていない。自分たちが自分の持っている仕事、やらなければいけないことをやって、それにたいして向かっていく。そういった姿勢を示していかなければいけないと思っている。

坂本 將貴MF 2

今日の結果は本当に悔しい。最終節に望みは残ったし、今日の反省点をしっかりと反省し、また、よかった部分もあったので、そこを次の試合に生かさなければいけない。とにかく、ここまで支えてくれたサポーターに恩返しをするためにも、最終戦、頑張ります。

工藤 浩平MF 7

3失点目が痛かった。何とか勝ちたかったが……。今日は途中出場だったが、あまりバランスを考えずに、とにかく、攻撃面でよさを出していこうと思った。チャンスもあっただけに、何とか勝ちたかったが。ただ、まだ最終戦がある。サブの選手も含めて、しっかりと戦って、ホームで結果を残したい。

池田 昇平DF 14

本当に悔しい。いまは失点場面を振り返ることぐらいしかできない。今日は点がとれそうな雰囲気があったし、それだけ攻撃陣が頑張っていた。それだけに、特に2失点目などは、セットプレーからの失点だったので、絶対に防がなければいけない点だった。3失点目も一瞬のスキで、相手選手をフリーにさせてしまった。次がまだあるので、気持ちを切り替えたい。