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2009 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

4.25(土) 16:03 J LEAGUE DIVISION1 第7節

ジェフユナイテッド千葉

市原

0-1
0前 半0
0後 半1
浦和レッズ

浦和

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

アレックス ミラー監 督

今日はイーブンな試合だったと思います。シュート数も少なかったと思います。前半、うちにチャンスがありましたが、そこで決められなかった。そして相手は後半に決定機があり決めた。そこが違いだったと思います。

前半について、やはりラストパスがよくなかった点、そしてクロスを上げる時に時間をかけてしまったことによって相手のDFを組織だてさせてしまいました。そういったことから学んでいかなければいけないと思います。失点のシーンですが、うちがケガ人が出て一人少ない状況で、うちがボールを持った状況でサイドバックが上がっていってしまったシーンがありました。そこで持っていた中盤の選手がボールを前に蹴っておいて、そこで選手が戻ってくるまでしっかりと守備をしなければいけなかった。試合を見てのとおり、うちのGKがセーブする回数も少なかったですし、浦和レッズのGKがセーブする回数も少なかったと思います。

─── 以前、ジェフが上達しているという話がありましたが、それについてどうか。

選手の質に関しては非常に上達していると思います。そして今日の選手は全力を出して戦ってくれましたし、戦術的にも非常に正しくやってくれました。相手のセンターバックにボールを持たせてそこではプレスにいこうということができ、そういったなかで相手が長いボールを蹴らなければいけない状況になっていたと思います。

そして、またうちのプレーにつなげることができていたと思います。そしてサイドチェンジに関してもよくできた点がありました。

一度右サイドから左の深井に出たボールですが、あそこで深井がボールをコントロールできれば2対1という状況を作れたのですが、コントロールできず2対1は作れませんでした。うちがやらなければいけないことは、ボールがない状況で積極的に走っていくことです。例えば、ボールが前の選手に入ったときにその選手を追い越していく動きというのにチャレンジしていくことが必要だと思います。ただ、今日、選手はよくやってくれました。浦和レッズに関しては非常に失点が少ないチームですね。うちから浦和レッズにどんどんプレッシャーをかけることができたと思います。浦和レッズのエジミウソンにうちのセンターバックはよく対応できていて、まったくボールを蹴らせず、そこまでプレーさせなかったと思います。浦和の10番(ポンテ)ですが、後半に入ってからサイド、少し下がったポジションでボールをもらってそしてそこからパスをしていました。そこまで相手の色は出せていなかったと思います。

─── 追い越す動きができる選手がいないのか、それとも追う意識がないのか。守備は素晴らしくできているが。

そういった選手がいればいいと思います。浦和レッズは高めにプレスをかけていくチーム。そこに対してうちはしっかりとボールを持ってサイドチェンジしてしっかり対応できていたと思います。そして二つ目として、いいボールが巻に入っていたわけで、そこで谷澤と深井がもっと巻のそばでプレーしなくてはいけませんでした。前半に関しまして、深井はサイドに開き過ぎていたと思います。エジミウソンは非常にいい選手で、ボールの方に一度寄ってからその裏にスピンして抜け出す動きを得意としていますが、それに対してうちのセンターバック二人はよく対応できていたと思います。

そういった意味があって、うちのDFラインのところでエジミウソンがプレーしだしましたね。そこでうまくいかず今度は青木良太の内側でプレーしようとしていました。そして24番(原口)も長い距離を走っていこうとしていましたが、それに対してもしっかり止めていたと思います。やはりうちとしては、最後のアタッキングサイドのエリアでの動きをもう少し上げていかなければいけないと思います。

たとえばクロスの面でも、時間をかけないでワンタッチで合わせていくようにしなければいけません。相手のセンターバックを越えてボールがアレックスに届いた場面があり、そこから一度チャンスがありましたがそういった形でボールがこぼれてくる可能性もあります。ただ、今日、試合の中でしっかりとプレーできていたと思います。

─── ボールコントロールについて、ファーストタッチがもっとうまくコントロールできればもっとチャンスがあったと思うのですが。

同意します。前半、やはりそういった意味でうちが急ぎ過ぎていた点があったと思いますし、決めるパスをしっかりと出さなければいけない。

─── 巻にいいボールが入った時に飛び込む選手がいないと、相手のDFラインにとってあまり怖くないと思うが。

やはり今日は谷澤、深井が開き過ぎてプレーしてしまっていました。もっと常にゴールを考えるプレーをしなくてはいけません。先週の試合に関しては、深井がそこのポジションにいてもっとフラットになったラインの裏を走っていました。そして今日はうちが後半の初めに一度フラットになってしまって裏を突破されそうになりました。そういった意味でもう少ししっかり深みをもって守らなければいけないと思います。選手としては、やはり次のボールがどこにいくのか、どうしたらゴールに向かっていけるのかという予測をしっかりしなければいけませんし、そういった考えを選手にしっかりと植え付けようとしています。守備の面では非常にいまよくできていると思います。

下村 東美MF 6

自分のポジションの役割として、プレスをかけてボールを奪うことをたくさんしていこうと試合に臨んだ。まずは、(工藤)浩平とアレックスと3人で連動したプレーをして、ボールを奪うことに成功していたけれど、後半になって、レッズが前半のつなぐサッカーから、シンプルにロングボールを入れてきて、そこを拾うというものに変更してきた。その相手のやり方の違いにもっときちんと対応できればよかったが、そこがうまくできなかった。すぐにアルビレックス新潟戦がある。次の試合に勝つしかない。

坂本 將貴MF 2

守備に関しては、相手にそれほどチャンスを作られることはなかった。うちも攻撃面では危険なプレーができなかった。ただ、攻撃に入ったときに、せっかくボールを奪っても再び失うのが早かった。失点に関しては、1人少ない状況での失点だったので非常に残念。もう少し、自信を持って、積極的に攻撃していきたかった。

谷澤 達也MF 16

今日は自分としては何もできなかったので、本当にみんなに申し訳ないと思う。自分の形に持っていくことができなかった。ボールのもらい方をもう少し工夫しなければいけないと痛感した。

巻 誠一郎FW 18

前半は高い位置からプレスをかけて、ボールを奪って、チャンスを作っていたし、自分たちのサッカーが出来ていたと思う。しかし、後半になって、相手がやり方を変えてきたことに対応しきれなかった。そのため、後半は前線が孤立してしまった。