4.29(水) 13:04 第8節
市原
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新潟
東北電力ビッグスワンスタジアム
試合終了
HEADCOACH
非常にいい滑り出しでゲームに入れたと思う。決定機を作ることができた。その決定機を決めることが出来ていれば、試合を決定づけることができただろう。ただ、そこで決められなかったことで、アルビレックス新潟にペースを握られたし、特にアルビレックスの左サイドから攻撃をされてしまった。そこにたいしては、うちの選手が早めに対応できなかったということもあり、何度かビッグチャンスを作られてしまった。
前半25分に失点したが、取り返すことができた。試合としては、相手GKの好セーブもあり、シュートが何本か止められてしまった。今日の試合は勝ち点3を取りたかった。引き分けに終わったことは残念に思っている。
ただ、負けている状況で選手たちが戦って、追いつくといういいスピリットを見せてくれたと思う。
2-2の同点にしたあとに、再びピンチがあった。あの状況で得点したあと、しっかりとゲームを落ち着かせなければいけなかった。チームが得点したあと、相手側のチームが得点するということはよくある。そういった危ない時間帯のときに、前に出ていくのではなく、しっかりともう一度守備の組織を立て直すことが必要だった。
最後にもう一度いうと、選手は非常にいいパフォーマンスを見せてくれたと思う。
─── 後半途中に谷澤選手と深井選手のポジションを変えるように指示したと思いますが、狙いと効果はどうだったのでしょうか。
チェンジを指示した理由は、クロスを上げてゴールにつなげるため。その時間帯、深井が右サイドからサイドバックを抜いて勝負するといったことがうまくできていなかった。クロスがうまく上がってなかったし、飛び出していく動きも出来ていなかった。そういった理由から深井を左サイドに動かし、再びそういった動きができるようにした。
非常にしんどいゲームだった。追いつけたことは自分たちの力にもなるし、これからの試合の励みにもなる。もうちょっと先に仕掛けたい部分もあるし、チャンスがあっただけに、こちらが先手を取りたい試合でもあった。しっかりと決めて、失点しないといったことをもっとやりたかった。クロスボールに関してはまだまだ。得点なりアシストにつながっていない。もっともっと精度を高めていかなければいけない。ただボールを入れるだけではなく、精度を上げていかないと、そう何度も上がっていける試合はないと思う。1回のチャンスをモノにできるようにやっていかなければいけない。そこが課題だと思う。
いくつか、相手のシュートを防いだのはあったけれど、まだまだ反省のほうが多い。まず、相手1点目。前に出てしまったけれど、あれではダメ。ああいった失点はなくしていかないと勝てる試合も勝てない。ゴールキックの精度が悪かったのも反省です。また、クロスボールに対しての対処もディフェンス全体として課題が残った。スペースを消すのも大事だけれど、もう少し、人についていかないと、やられてしまう部分もある。また、前半にあったチャンスを決めきりたい。また、決まらないことで落ち込むのではなく、チーム全体としていけるという気持ちを前面に押し出して戦っていきたい。
なるべく中でプレーすることを意識して今日はプレーした。最後、左サイドに入ったときは、サイドバックの裏がいけそうだからひらいてプレーしたけれど、今日のような動きができればいいと思う。ゲームとしては常に先行されている状況で追いついたということはチームとしての力は上がったのかなとも思うけれど、先行できるチャンスがあったので、先手を打てるようなゲーム運びをしたい。チャンスを確実に得点に結びつけていきたい。
前半の立ち上がりからビッグチャンスがあった。そこを決めていれば勝てた試合だった。決めきれないから引き分けも仕方のない結果だと思う。負けなかったことは次につながると思う。