開始20分間のところでディフェンスに関して一つの問題あった。それはセットプレーの部分。いつもは出来ているセットプレーのディフェンスのなかで、相手のセットプレーに対して問題があった。その後、ディフェンスの問題を解決し、相手のセットプレーに対してしっかりと対処できるようになった。

勝ち点2を失ったことは非常に残念に思う。2-0で勝っている状況のなか、経験値の高い選手がいるなかで勝ちきれなかったのは残念だ。

ヨンセンが途中から入ったことで、相手の長いボールに対して、ディフェンスラインが下がってしまい、そこから攻撃された。そういったときに、勇気を持って前からいけるようにならなければいけない。その後、決定機が一度あったが、決められなかったという点もあった。選手たちは試合の中で全力を出してくれていた。

─── 10試合で1勝しか挙げていないことに関して、どのように考えていますか？

試合に勝っていくにはゴールが大事。今までの10試合のなかでもそういった決定機はあった。チャンスをしっかりと決めることが大事。最近の試合でも浦和レッズにたいしても、鹿島アントラーズにたいしても決定機、チャンスは作れているが、そのなかで決め切れない点があった。今日の試合のなかでも3-1にできる状況はあったが、そこで決め切れなかった。

2失点目はボクのところからだったので非常に反省しています。勝ち点2を失ってしまい、申し訳なく思う。2点をリードしていたのだから、時間の使い方などをもっとうまくやらなければいけなかった。蹴るだけでは厳しい。

前半はノーリスクで戦いながら、うまく点を取ることができた。後半はスペースがあいてきたため立ち上がりからうまくボールをつないで攻めることができていた。問題はそこからの戦い方。2点目を取ったあとに守備的になってしまったのが問題。ヨンセンが入ってきて、ディフェンスラインが下がってしまった。相手に勢いは感じたが、それでもしっかりと戦わなければいけなかった。

もったいない試合。チャンスも作れていたし、単調にクロスを上げるだけではなく、1回抜けたところから、キープして、サイドチェンジするといったプレーができたい。クロスだったり、スルーパスというところを使えたというプラス材料はある。自分としても、流れ的にどうしてもカウンターはあるけれど、雑にフィニッシュまでいってしまってもったいないという場面があったので、裏へ抜けたあとはなるべく時間をかけて、みんなが上がってこれる時間帯を作るということを意識してプレーした。それができて、2点リードという形になっていたので、そういったいい部分を続けていきたい。ただ、2-0から失点するという部分は学ばないといけない。

ヨンセンが入って、相手は明確にロングボールを入れてきた。3、4トップぐらいで攻めてきたが、それでも失点はセットプレーとクリアミスからのところだったので、いかに賢くやるかという部分。谷澤もわかっていると思う。それは、谷澤に限らずみんなもそうだった。スローインで一度切らなければいけないし、そういったところが問題だった。今日、かなりボールを持てる時間帯があった。前半はセットプレーでの課題が見えてきた。そこを修正しないといけない。いい形でミシェウが決めてくれたし、カウンターの形もあった。そこは伸ばしながら戦っていきたい。