5.20(水) 19:00 第3節
市原
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F東京
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
前半、FC東京の方がうちよりもいい形で攻めていた。その理由として、うちがしっかりとパスを回せていなかたという点があった。
特に中盤のエリアでゲームを支配されてしまった。うちはボールを奪ったとしてもまたすぐ失ってしまっていた。そして失点に関しても、悪い失点の仕方をしてしまった。DFの後ろに抜け出されてそこから悪い形の失点となってしまった。後半に入り、動きはよくなり、ゲームのテンポ、うちのパスにしろ非常によくなったと思うが、その中からチャンスを決められなかった。そこで決めていたら同点、逆転の可能性もあったかもしれない。
選手が全力を尽くしてくれたことに対しては嬉しく思うし、この14日間で5試合という厳しい連戦の中でも選手はよく戦ってくれたと思う。
─── 前半悪く、後半に持ち直す理由は。
まずポジションの問題があったと思う。うちが前半、ボールを持った時は後ろの4人でボールを回してしまい、相手はプレッシャーをかけてくるチームで、一人目、二人目、三人目がさらにプレスをかけられてしまうという状況でボールを奪われていた。
それで、うちの前の選手へのボールの供給が少なかった。そして前に通すというよりも横パスが増えてしまい、横パスを何本もつなぐことによってプレスをかけられてしまい、またボールを失ってしまうという形になった。ボールを回すのが遅かったり、前に運べなかったことがあった。
後半に入り、ボールを持った選手がもっと前を向いてプレーしたり、空いたスペースから前に走り出す選手がいたりしてゲームが広く使えるようになっていたと思う。そういったことにより、後半、主導権を握れるポイントがあった。
チームとしてもっとやらないといけなかった。相手がプレスをかけてくるなか、ボールをつなごうとしてリズムが悪くなってしまった。もっとコンパクトにしたかった。後半は前線の距離感がよくなったが、相手もあることなので単純なことはいえない。失点してからスイッチが入るようではダメ。失点の場面もイージーすぎた。
久しぶりのゲームとなったが、課題もあったし、手ごたえもあった。コミュニケーションの部分ではもっと取らなければならなかった。2列目の飛び出しを抑えきれない場面があったのでそこは課題。チーム全体としては、自分がケガをする前のような試合をしてしまったと思う。後半は少し自分たちのリズムでプレーできたが、前半はセカンドボールを拾われてしまった。
勝たなければ意味がない。ラインが下がってしまった。どうしてそうなってしまうのか……。回されて、崩されたというよりも、ゴングボールからのピンチが多かった。その対処をしっかりとしなければならない。