6.20(土) 15:35 第14節
市原
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名古屋
名古屋市瑞穂陸上競技場
試合終了
HEADCOACH
前半はイーブンな展開だったが、その中で改善しなければいけなかったのはラストパスの質だった。ラストパスのボールが悪かったり、時間がかかっていた。ハーフタイムに修正しようと話した。また、ディフェンスに関してもっと早く対応するように話した。セットプレーのときに、クリアしたセカンドボールに素早い反応し、周りの状況を見て、押し上げるようにと指示をした。選手たちははそれを理解して後半戦を戦っていた。うちは何回かチャンスがあった。勝てたことをうれしく思っているし、勝つに値するプレーが出来ていたと思う。
─── J1に残る自信はありますか?
いま、そんなことは考えていない。今考えることは、次の試合に勝つということ。そして、勝つなかで、しっかりとゴールを決めていかなければいけない。
─── メンバー表の時点ではアレックス選手だったが、試合直前に新居選手に変更となりました。アレックス選手が出場した場合のシステムは4-3-3の予定だったのでしょうか。
アレックスはここ数週間ヒザに問題があった。アップのときに違和感があるということだったので新居と交代しました。システムに関しては、今日の試合に関して話をしましょう。
後半のラスト10分、15分の部分はまだ課題が残ったけれど、みんなで話し合いをしてきたなかで、ようやくバランスの取れた試合が出来た。これで満足せずに、もっと勝っていかなければいけないので、さらに頑張りたい。得点前にミシェウが入って、相手にとってイヤなところでボールを受けることで、ジェフの攻撃にリズムが出来た。ジェフのディフェンスがよかったし、個人的にも前を向いてボールを受けたり、いいリズムでサッカーができている。チームとして、ボールを保持できているので、一つの狙いがあって、また次の狙いもあるという判断を変えることが瞬時に出来ている。フカ(深井)にしても、ヤザ(谷澤)にしてもすごく走ってくれるので助かっています。
今日は自分で決めなければいけないという気持ち強かった。チャンスが自分のところに来ていたので、最後に決めることができてよかったです。ただ、前半に外してしまったのは反省です。得点場面のような形に入れば、落ち着いてゴールを決められるようになってきたので、あれを続けていきたい。また、それ以外の部分でもゴールを決められるようにしていきたい。去年途中まで所属していたグランパス相手にゴールして勝つ。特別な気持ちはあります。瑞穂で久しぶりに試合をしたけれど、去年の苦しい思いが走馬灯のようによみがえってきた。その時期があったから今があるとも思う。結果が出せてよかった。ただ、これまでリーグ戦で連勝がないし、次のアルディージャ戦が大事。次でも結果を出せるように頑張ります。
無失点に抑えることが出来たのは非常にうれしい。今日の試合はそれほど危ない場面はなかっただけに、チーム全体としてしっかりと守ることができていた。これを続けられるように頑張っていきたい。
大きな勝ち点3。後半少しバタバタしてしまったけれど、ナビスコカップを経て、みんなでボールを大切にしようという意識が出てきたのがよかった。速攻できるときにはして、遅攻できるときは遅攻でいく。そういったメリハリが少しずつ出てきたと思う。リーグ戦再開、アウェイの試合でグランパスに勝てたということは自信につながる。これをしっかりと次の大宮アルディージャ戦に結び付けていきたい。