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2009 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

7.11(土) 19:03 J LEAGUE DIVISION1 第17節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-1
0前 半1
1後 半0
ヴィッセル神戸

神戸

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

アレックス ミラー監 督

前半の序盤はいい形で入れていたと思います。その中で、裏へ飛び出す動きが少なかった。うちの選手がサイドに開き過ぎていてFWの選手をサポートできなかった。そういったことにより、サイドから攻め上がったとしてもサイドバックに戻し、そこからクロス、そしてボックスの中に一人、二人しかいないという状況になっていました。ヴィッセル神戸はカウンターが強いチームで、それについては今週ずっと練習してきました。その中でうちのフリーキックからまずファーストディフェンダーにボールを当ててしまい、そこからカウンターをくらい、ショートパスを入れられてしまい、そこから奪われて失点までつながってしまったという悪い状況判断がありました。後半に入り、裏へ飛び出すことができるようになっていました。それによってうちがさらに主導権を握ることができていたと思います。しかし、クロスの質はもう少し上げなければいけない。クロスに関して、いつもニアで弾かれている状況なのでもっと工夫しなければいけない。前半の話に戻りますが、20分を経過したところから相手の13番(我那覇)、10番(ボッティ)の選手が下がってボールを受ける動きをしていた。それをうちのDFが簡単に相手に持たせてしまいそこからターンされ、サイドを使って仕掛けられたりした。やはりDFの面でそういった強いメンタリティを持って後ろのスペースを怖がらずに、寄せるべきか、それとも下がるべきか、もっと考えながらやらなければいけません。そういったことがゲームインテリジェンスの一つだと思う。後半の動きという点では良くなっていた。

─── 前半の序盤、サイドが開いてしまったと話があったが、FWと両サイドが遠いという問題は以前からあったと思いますが。

まず、ヴィッセルが4-4-2のシステムで、二人のボランチでやってくるということで、ラインの間で受ける練習をしていました。

しかしうちの二人の選手がサイドに開き過ぎていて、そこがうまく活用できませんでした。ボールを持ってもそこから何か仕掛けることができませんでした。後半に入り、裏へ飛び出す動きやスルーパスが通るようになっていたと思います。前半はもっと裏へ飛び出す動きが必要だった。ゲームインテリジェンスにもつながりますが、例えば左サイドでボールを持った時にFWの選手にボールが入るようだったら反対側のサイドにいる選手は飛び出す動きや、そこにサポートに行く動きを考えなくてはいけません。谷澤をトップ下のポジションに入れて、工藤を中盤にかえたことによって、そういった動きができ出しました。益山が右に入り裏へ飛び出そうとしていたし、深井も走り出していた。そして巻の周りを谷澤がうまく走ることができていたと思います。前半に関してはサイドで深井が持ったとしてもそこから後ろに下げて和田がクロスを上げるだけで、相手のDFを動かす形にはなりませんでした。前半、工藤に関してはよく考えてやっていたと思いますし、その中で一度いいチャンスがありました。ただそのタイミングでヘディングをしっかりと当てられなかったことがありました。そういった意味で、前半和田がいいクロスを上げたところがありましたが、谷澤がサイドに開き過ぎていたことによって、相手のセンターバックとサイドバックの間に入ってゴールを狙うチャンスがありましたが、そこに入って行けずに相手のサイドバックの外側にまわってしまったことによりボールを触れませんでした。ただ、選手たちは同点に追いつくことに全力を尽くしてくれたと思います。

益山 司MF 23

アシストの場面はいいボールが来て、シュートかパスか悩んだけれど、谷澤さんがゴール前で見えたので、ゴール前にボールを入れました。アシストできてうれしかったです。試合に出場するときは、クロスを上げることを意識していきました。まだ、ミスがあるので、少なくしていきたい。

福元 洋平DF 15

1点取られて流れが悪くなってしまった。その中で盛り返して、同点に追いつくことができたのはよかったが、やはり失点の場面は反省したい。カウンターの対策はもっとしっかりとしなければならない。また、攻撃面でも益山をもっとうまく使うなど、パスを回したなかで崩していきたかった。

坂本 將貴MF 2

ホームでどうしても勝ちたかったので悔しい。もう少し早くボールを動かせればよかったが……。後半はカウンター合戦になってしまった。もう少し、攻撃面で盛り上げていきたいし、積極的にシュートも放っていきたい。