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2009 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

8.19(水) 19:05 J LEAGUE DIVISION1 第22節

ジェフユナイテッド千葉

市原

0-2
0前 半1
0後 半1
名古屋グランパス

名古屋

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

まず、勝ち点3を上げられず、残念です。ホームで勝ち点3を上げられるゲーム運びができず悔いが残ります。こちらの予想していた布陣と違い名古屋グランパスが3バックで入ってきたというのも初め戸惑いはありましたが、危ないところは最後頑張ってくれていたと思います。しかし、ほんの一瞬の、ケネディに一度くさびが入ってサイドに出てまたケネディに戻ってくるところで、あそこに付けなかったこと、ちょっとしたところでの失点です。2点目も3人私たちにフリーな選手がいるのに、一人の選手がたまたま合わせられてゴール、というように、今のこの失点の場面だけピックアップしても、我々がこの順位にいる象徴だと思います。こういったところをシビアにしっかりマークする、アグレッシブに戦う、そういう守備のところでのオーガナイズがずれてしまっていると思います。もう一度、やはり守備のところをしっかり徹底してやらせるということと、もう一つは攻撃のところです。今日は本当に不満だったのですが、なぜシュートチャンスに打たないのか。びびっているのかどうか、今、選手にも聞いてみたいのですが、あの場面でなぜ右足でもいいし一振りできないのか、遠くてもいいから打たないのか。そこのところに対しては選手にすごく不満が残ります。ジュビロ磐田戦の時は選手を正直かばいましたが、今回はかばう余地がありません。本当に勝ちたいという気持ちをこのフィールド上で出さない限りは勝ち点3は取れないとつくづく感じたゲームでした。

─── 普段の練習などでは手応えを感じていた部分もあったと思うが。

練習中はすごくいい雰囲気で準備はできましたし、ただ、勝負事ですから相手があることです。目に見えない名古屋グランパスのプレッシャーがあったのかもしれません。ただ、今日ミーティングで、「シュートなくしてゴールなし」という言葉を彼らに与えたのですが、それは、その場面のシュートということだけではなく、トライしないと成功はない、リスクをかけてでも攻めなくてはいけない時と失敗を恐れずに前に行く、そういうところに私はすごくアプローチしていましたが、まさに現実になりました。シュートを打たない、それはゴールになるわけがない。まさに今日、そういう場面が出ました。これは、練習でやるというのは当然ですが、選手が判断してやらなければいけない部分だと思っています。これからももっと、その部分のアプローチをしていきたいと思っています。

─── 攻撃について、前線の選手の関係性について。

谷澤が前にいようが巻が前にいようが、そこのところは特にこだわっていません。それは今日の名古屋グランパスとの戦い方によって、試合の流れの中で縦関係を保つようにということで今日は入っていました。シュートの部分では、誰がシュートを打とうが前の選手だからシュートが多いということではなくて、2列目からのシュートの数も増やさなくていけないと思うし、DFラインからの攻撃参加によってシュートにもっていくというのも今のチーム状況から考えて勝ち点3を取るためには、そういった部分でもっともっとゴールに向かう姿勢とゴールに向かうための5メートル、10メートルの質、もっとくさびで出すタイミングと受けるタイミングで今日何回もチャンスがありましたが、そこに預けられない、そこにおりてこれないということに課題があったと思います。

─── 名古屋のDFが高くなかなか巻にボールが入らなかったが、最後まで巻を残していた理由は。

巻はこのチームの象徴ですし、彼が最後まで戦う姿勢を持っている以上は最後までやってもらわなくては困ると思っています。しかし、動きが鈍かったり動けないようだったらそれは代えなければいけないと思っています。今日、巻が特別悪かったかというとそんなことはなく、チーム全体が尻すぼみになっていました。

谷澤 達也MF 16

最後のところで崩すことが出来なかったし、もとチャンスを作っていかないといけない。点を取ることにもっと貪欲に向かっていきたい。しっかりと点を取らないと、こういった試合展開になってしまう。もっと頑張ります。

坂本 將貴MF 2

また、イチからやり直しです。選手間の距離が遠かった。そのため、早いパス回しが出来なかった課題はたくさんあるので、しっかりと次の試合に向けて克服します。

巻 誠一郎FW 18

クロスボールが欲しいという部分もあったけれど、そこまでの形が出来ていなかった。攻撃面ではもっとアグレッシブに戦わなければいけなかったし、守備面ではラインが下がってしまった。高さのある相手に対して、下がってしまうと、セカンドボールを拾われてしまうと、試合前から選手間で話をしていたが、うまくやれなかったのが反省。中2日でまた試合がある。大宮アルディージャ戦に向けて戦うだけ。

中後 雅喜MF 8

攻撃面でミスが多かった。また、中盤でボールを奪われる場面が多く、カウンターを食らってしまう場面もあった。失点場面にしても修正しなければならない。そうはいっても、すぐに土曜日に試合があるので、この敗戦をしっかりと次につなげます。