TOP TEAM選手・試合情報

2009 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

8.22(土) 18:04 J LEAGUE DIVISION1 第23節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-1
1前 半0
0後 半1
大宮アルディージャ

大宮

NACK5スタジアム大宮

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

タフなゲームになった。2週間のなかでの連戦で3試合目。大宮アルディージャもそうだけど、厳しいゲームになったと思う。アルディージャのサッカーを分析したことと、我々のここ数試合の戦い方を振り返ると、アルディージャが今日のようなサッカーをしてくるということ、長いボールを入れられて、セカンドボールを拾われるということは戦前からわかっていた。そのなかで、自分たちはしっかりとチャレンジしてカバーする、それに対して中盤が挟み込むといういたってシンプルな対応だが、それを昨日、選手に伝えた。また、藤田選手はサイドに流れてくる。それにたいして、オフサイドを取るのではなく、ついていけと指示した。我々の今の状況では、オフサイドに逃げて、もし、1対1になれば失点してしまう。だったらついていったほうがいいと。確率というか、そういうもので戦い方を決めた。欲を言えば、巻とネット・バイアーノという高い選手を前に置いたが、もう少し彼らにボールが入って、彼らがもう少し時間を作ってくれればと思っていた。そういったことがうまくいかなかった。やることはたくさんあるが、もう少しボールをしっかりと動かしていかないと勝ち点3はまだまだ取れる状況ではないと感じた。後半の残り10分に関しては、逆に、自分たちのほうが、足が止まらず、相手のウィークポイントであるバイタルエリアで何本かボールを受けられたのはよかったと思うが、最後の質、10メートル、5メートルの点を取ることころの質を、もっと、日ごろトレーニングし続けるしかないと思っている。もっとハードワークして、練習を重ねるしかないと思っている。

─── 試合前に「どんどんシュートを打っていけ」と指示を出したと聞きましたが、あまりそういった積極性は見られなかったように思います。

前節の名古屋グランパス戦で、思い切りがないゲームをしてしまったので、昨日もシュート練習に時間を費やした。みなさんがどう感じたかわかりませんが、前節よりはゴールに向かう姿勢が少し見えたんじゃないかと思う。ただ、いま言われたように、まだまだ物足りない場面、もう少し、ここで一振りすれば、何があるかわからないのにといった状況でも、いいことを考えてしまう。ということは、逆に考えてないんじゃないかなと、考えすぎて遅れるのではなく、考えてるからまずはシュートというところをもっとトレーニングしていかなければならないと思っている。メンタル的な部分で変えられるものの働きかけはしているが、練習はウソをつかないということ。もっともっと、ボクらは、やるしかない。ほかのチームが休んでいるときに練習するしかない。ハードワークあるのみです。

─── アレックス選手がA型インフルエンザと診断を受けたことはどう考えていますか。

名古屋グランパス戦の当日にそういった形になり、グランパス戦では急遽メンバーを変えなければならなくなった。いま、回復の方向に向かっているし、現在、ほかの選手への感染という報告は聞いていないので、最小限で抑えられるかなと思っている。アレックスがいないのは、我々にとって痛手だが、彼に代わる選手、またはボクが頭を使って、分析して試合を運ぶしか方法はないと思っている。彼がインフルエンザにかかってしまったことに対し、ピンチだと捉えるのではなく、チャンスだと受け止めている。彼がいなくても、しっかりと勝てるというチームにしていければ、もう一つ上に積み上げられると思っている。これは選手にも言ったが、下を向いていても何も始まらない。顔を上げて、今の現実をしっかりと受け止めて、一戦、一戦、これから行われる天皇杯のファイナルだと思って戦う。ボクらには次の先、先を考える時間はない。ベストな選手をチョイスして、勝ち点3に向けて戦っていきたい。

─── インフルエンザの精神的な影響はないですか?

ないと思います。しっかりと気持ちをもってやってくれています。

─── 巻選手、ボスナー選手がケガのための交代だと思うのですが具合はいかがですか?

最終確認はしてないが、試合中の報告ではそれほど大きな問題ではなかった。巻の交代に関しては、痛めた部分と、ボールをしっかりと収めたいという、収める選手をという形で交代した。ケガで交代したわけではない。

坂本 將貴MF 2

相手がどうやってくるかはわかっていた。ただ、もっとチームとして狙いをもったボールの奪い方ができればよかったと思う。もう少し、賢く戦えればよかった。互いにカウンターで攻めるという形が多くなってしまった。失点場面はボランチのところでミスが出てしまい、自分も前に出てしまっていたので、対応できなかった。あの場面は反省です。勝ちたかっただけに悔しい。

青木 良太DF 31

勝ち点3を取りたい試合だったし、先制点を奪うことが出来たので、何としても勝ちたかった。ディフェンス陣として、失点してしまったことに関しては申し訳なく思います。ただ、悲観することなく、前を向いて、次の試合に臨みたいと思います。

太田 圭輔MF 24

苦しい時間帯が続いたが、狙いどおりの形で先制できたのはよかった。そこまではよかったが、その後追いつかれて、勝ちきれなかったのは反省点。2点目を取れなかったことが、勝ちきれない原因。今日は引き分けてしまったが、残り11試合、絶対にあきらめずに、J1に残留するために頑張っていきたい。2点目を奪うために、足りない部分は第一にシュートが足りないという部分。試合前から積極的にシュートを狙っていこうと話していたが、もっと打っていかなければいけなかった。個人的には、得点シーンのような場面を増やしていきたいし、えぐってクロスとかそういうのを増やしていきたいし、オフサイドになったが、中に入っていってシュートで絡むという場面が出来たので、もっともっと増やしていきたい。