8.29(土) 19:05 第24節
市原
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横浜FM
ニッパツ三ツ沢球技場
試合終了
HEADCOACH
今の我々の順位を考えると、勝ち点3を挙げないといけない試合だったし、勝ち点1しか取れなかったことに対しては満足していない。いま選手に「すべてを含めて、しっかりと受け止めよう。もうひとつ、自分たちで勝ち点3を取れるように、いまひとつ、みんなでまとまって戦おう」ということを話してきた。試合内容に関しては、マリノスにポゼッションを取られるのはわかっていたし、今週、そのための準備をしてきた。狙いどおりのカウンターからPKを得て、1点取ることが出来た。しかし、押し込まれる時間のなかで、奪ったあとの次のパスをまた相手に奪われ、キープできず、苦しい時間帯が続いてしまったというのが今の現実のチーム。ただ、最後まで1点を取ろうとみんなが前に出てくれた選手の気持ちには「お疲れ様」といいたい。
─── 13位(ヴィッセル神戸)、15位(大宮アルディージャ)のチームが勝ち点3ずつ加え、残留ラインが上がりましたが、そのことについては。
結果をいまはじめて聞いた。残留ラインというのは頭の中に入れているが、いまは目の前の相手から勝ち点3を取るということにすべてを集中している。そういったことが結果として出てくれば、上にまた近づけると信じています。確かに相手があって厳しい世界だけど、まずは勝ち点3を取ることに集中したい。
─── 2試合続けて先制して、追いつかれました。逃げ切れなかった理由は。
1-0で勝とうとは一切思っていない。2点目、3点目を取るサッカーをしなければいけない。ただそれだけ。チャンスがなかったわけではない。当然、ピンチもあったけれど、サッカーはそういうものだと思っている。1-0で沈めるとは一切思っていない。2、3点目を取るサッカーを続けていきたい。
─── ネット・バイアーノ選手と下村選手を交代しました。守備固めという理由でしょうか。
まったくそんなことはありません。運動量が落ちたので交代しました。当然、前の選手をを入れることも考えているし、それは私の考え方。このチョイスが本当によかったのか悪かったのかはみなさんに考えていただければいいと思う。チームのバランスなどを考えて、そういった交代をした。
前半の相手はディフェンスラインで回しているだけで攻撃に怖さはあまりなく、ジェフは組織的守備が出来ていたと思う。後半になってピンチもあったけれど、ジェフにチャンスもあり、どちらに転んでもおかしくない試合だっただけに、勝てなかったのは悔しい。決定的な場面や、数的な優位の場面を作ったが、最後の精度の部分を上げていかなければいけない。2点目を取るというのがこのチームにとって大きな意味を持つ。押し込まれる時間帯をもう少し短くしていきたい。
最後のところをしっかりと決めなければいけない。自分が交代出場する場面はちょうど点を取られた直後だったので、もう1点を取るという気持ちを持って戦った。自分が決めていれば勝った試合。非常に責任を感じている。もっともっと練習して、次は必ず決めます。とにかく、結果が欲しい。自分が入って流れを変えるだけではなく、結果を出せるようにしたい。
ミスが多すぎるのが勝てない原因。猛省しなければならない。自分たちの時間をもっと作っていくことが大事。もっともっと頑張ります。
後半、相手に持たれる時間が長かったが、ゴール前で守るということは意識して出来ていた。ただ、もう1点取るところが課題。後半、同点に追いつかれて、どうしても点が取りたいという気持ちから、プレーがカウンターに終始してしまった。もう少し、リズムを変えなければいけなかった。2、3回攻めて、ダメなら一度落ち着かせるといったゲーム運びも必要。個人的にはもう少し得点につながる働きをしたかった。