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2009 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.12(土) 16:03 J LEAGUE DIVISION1 第25節

ジェフユナイテッド千葉

市原

0-1
0前 半1
0後 半0
アルビレックス新潟

新潟

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

ゴールを決める作業がまだまだ足りない。勝っていないということでたくさんのプレッシャーがあるなか、私がいい方を拾い上げていきたいです。

最後、ゴールに向かうところまで形ができ始めていると思います。それはこの中断期間の2週間で一生懸命トレーニングした成果が何シーンか出てきているのは、選手がしっかりとやっているからだと思います。

ただ、最後ゴールを決めるところに関しては、もっとトレーニングをしていかなければいけないところです。

失点に関しては、FKからやられてしまいましたが、1試合を通じてそういう失点は必ずあるので、やはりそこから追いついて、2点目を取る作業をやっていかなければいけないということです。

ただ、90分間通してハードワークすることは徐々にでき始めているので、私自身がぶれずに最後の最後まで諦めずに走り続けたいと思います。

─── ハーフタイムのコメントに「ミスをしても下を向かずに」とあったが、下を向くのもプレッシャーからか。

今日の流れの中でお互いにミスが多かったと思います。前節もそういったミスが多く、肝心なところでこちらのミスがらみでリズムがつかめなくなっていました。選手はそれに対して悔しいという気持ちがあると思いますが、それを思うのなら切り替えてDFを速くしてくれた方がいいということです。

ただ、攻守の切り替えも速くなって、ボールをまた奪い返すという作業も出来てきているので、本当に一つきっかけがあれば、というふうに思います。

それでも、結果がでていないのが今の現実ですので、それを真摯に受け止めて前を向いてやっていきたいと思います。

─── ネット・バイアーノを交代させた理由は。

高いロングボールを狙っているわけではない。しっかりつないでいくことを今日のアルビレックス新潟戦のテーマにしていました。単純に長いボールを入れてもはね返されてしまいます。ネット・バイアーノに関しては、いけるところまで相手の背後をつくことを今回求めていました。また、彼の持ち味である相手を背にしながらボールをしっかりキープすること、この2点を彼に要求しました。当然前半からそういうシーンがいくつかありましたが、彼のコンディションがまだ上がってきていないというのが現実で、フレッシュな選手を入れました。

そして選択したのはミシェウで、彼も2週間一生懸命トレーニングに取り組んでくれて、自信をもって彼には今週やったことをやってくれという形で出しました。決して長いボールを狙ってツインタワーをおくことは一切考えていませんでした。ゲームによってはマリノス戦のようにツインでいったりしますが、今日はそういう狙いでした。

─── ミスが出る原因について

正直、一つはクオリティです。

機会があったらトレーニングを見ていただければと思いますが、動きながらボールをコントロールする、その動きはただジョグで動いてコントロールするのは誰でもできますが、トップスピードで、しかも相手がいる中でのそういう技術はジェフに限ってではなくアルビレックス新潟もそうだと思いますし、日本のトップレベルで一番欠けている部分だと思います。

勝ち点3が欲しいから、得点が欲しいから急いでいるというわけではなく、逆に落ち着いてボールを動かさなくてはいけないところでミスが出たというのが現実の問題です。

─── 巻が先発から外れたが。

繰り返しになりますが、バイタルエリアでの攻略というのがひとつの今日のテーマ。ただバイタルを使うということではなく、どこからバイタルを使うのかというトレーニングを今週一週間やってきました。僕らがおいたテーマはサイドからという形、組み合わせを例えばネットバイアーノと巻、ネットバイアーノと谷澤、巻とミシェウ、などと今週かってきた中で、今回組み合わせとしてこの形にしました。

彼のコンディションが悪いというわけではなく、チームの戦い方で彼が外れたということだけです。ただ、巻のジェフでの求心的な部分は欠かせないものだったので、ベンチにおいておく選手なのかというのは迷いはありましたが、逆に途中から入れても100パーセントチームを引っ張ってくれる選手だからこそベンチに置く選択をしました。

中後 雅喜MF 8

結果が出なかったので非常に悔しいです。内容は関係ない。とにかく勝ち点が欲しかったし、勝ち点を取ることがこのチームの自信につながる。それが分かっていただけに、なんとも悔しい敗戦です。チャンスを作ることは少しずつ出来てきているが、決めていかないとダメ。ゴール前での落ち着きも必要だし、パスを出す自分たちも、もっと気を使ったパスを出さなければならない。出す相手が前を向けるような、そういった判断のレベルを上げていきたい。前半は少し全体の動きが足りなかった。後半のような戦いを前半からもっと追求したい。

坂本 將貴MF 2

内容よりも結果、勝ち点3が欲しいというのが正直な気持ち。結果的に点が取れていないので、その部分はまだまだ足りないということ。もっと追求していきたい。この2週間、点を取ること、キープすることを考えて練習してきたが、それを試合でゴールという形で表すことができなかった。惜しかったではダメ。もっとつきつめたい。

青木 良太DF 31

前半、ボールの取られ方が悪かったのは反省点しなければならない。失点してしまったし、負けてしまったので、まだまだということ。個人的にはチャンスがあれば上がっていこうと思っていたし、アグレッシブにいったが、得点につながるプレーができなかった。もっともっといろいろな精度を上げていかなければいけない。練習からコンビネーションをさらに高めていきたい。