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2009 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

10.18(日) 16:04 J LEAGUE DIVISION1 第29節

ジェフユナイテッド千葉

市原

1-1
1前 半0
0後 半1
京都サンガF.C.

京都

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

どこと対戦しても自分たちのミスでリズムを崩してしまうのが課題だと感じました。前半ここでいこうという時にミス、後半もここでいこうという時にミス、というのが大きく、そういう状況だからこの順位だということだと思いますが、その精度もトレーニングで根気よく上げていくしかないと思います。

前半リズムが悪い中で一つセットプレーから点を取れたことは、何回もセットプレーをトレーニングしたことでしたのでよかった部分ではあります。

後半、京都がたメンバーを入れ替えて長いボールをシンプルに入れてくるようになりましたが、逆にその長いボールで助けられた部分もありました。ただ、やはり最後に点を取られたシーンよりも、2点目を取れるチャンスで取れなかったというのが追いつかれてしまった大きな原因だと思います。

今のこのチームは、2点を取らなければ勝ち点3は取れないと思っています、2点を取れるようなゲームをしなければいけない。しかし、僕自身逃げるつもりもありませんし、最後まで前を向いて可能性がある限り戦う覚悟をしていますので、選手に前を向かせてしっかり好きなサッカーをやれる喜びを残りの試合感じてもらいながら、今日のようにサポーターの皆さんが最後まで応援してくれていることに感謝の気持ちを持ってやることが、僕らに残された使命だと思っています。

相手がどこであろうが、アントラーズであろうがフロンターレであろうがガンバだろうがFC東京だろうが、僕らのサッカーを最後まで貫き通してやっていくことは今日引き分けて新たに決意した部分。前向きにいこうと思います。僕が顔を下げても仕方ないので。最後まで走ってくれている選手を大切にしていきたいです。繰り返すようですが、最後まで諦めないでやっていきます。

─── 諦めないというのは何を諦めないのか。

残留です。

─── 今日のような展開、選手たちはショックを受けていると思うが試合後ロッカーなどでの様子は。

そんなことはないです、あとは選手たちに聞いてみてください。もう、起こってしまったことは戻せませんし、これが勝負の世界です。我々が本当にJ1に残っているチームなのか、それとも下に落ちるチームなのかはこれからのゲームの内容だと思います。

J1のステージに残れる戦いをさせるしかありません。ただ、焦っても仕方ないです。今あることをベストを尽くしてやるだけです。

─── 決定機を外してしまうのは技術的なことか、精神的なものか。

両方ではないでしょうか。今日チャンスがあった選手を責めるつもりは一切ありません。これもすべて含めてチームの結果ですから、ある意味、僕の責任というのが正しいです。

─── 監督は非常に吹っ切れた様子ですが、選手たちは前半点が入るまで怖々していたようです。そういったことを払拭するポイントは。

こういう戦いになると選手たちが意識してしまうのは当然です。去年はどうだったかというと、ダメな状態から勝ち上がってきたから勢いがありました。 今年はい逆にいいゲームをしても勝てない形で、正直なところ選手が自信をなくしてるとか、いかなければいけないトライで一歩前に出ないということは、僕自身も感じています。 これをまずはメンタル的な部分から、一歩前に出させる努力をしなければいけません。 トレーニングでも、DFで守るようなトレーニングは一切やっていません。前にいく、人をかける、それでもいけないのは僕の責任でもありますし、選手のメンタリティをもう少しくすぶらなければいけないと思っています。

僕がすっきりした顔をしているというのは、僕自身が悩んでいるのではなく、戦うしかないというのを感じてほしい。ハーフタイムでは、「なんでビビッているんだ」、「つなげるだろう」と話をしました。つなげるとこはつなげる、そういうトレーニングを毎日少し練習量を増やして2時間やっています。それでもそういう部分が出てこれないのは僕の未熟さがあると思いますが、選手のそういうマインドを変えられるかどうか、というのに今、僕の鍵があるのだと思います。やっぱりそういうトライをさせることはトレーニングで表現していくしかありませんし、トレーニングは嘘をつかないと思っています。トレーニングで徹底的にそういう部分を鍛えるしか今は方法はないと思っています。

あとは練習ゲームを週の半ばに取り入れていますが、自分たちがイニシアチブをとってボールを動かすことをやっていくしかないです。トレーニングで彼らに自信を与える、ということです。

新居 辰基FW 11

2点目をしっかりと取らないとダメだと思っていただけに、その2点目が取れなかったのは悔しい。力不足だった。その部分は練習するしかない。これからも、毎試合、変わらず、勝ち点3を取るために、必死にやり続けるしかない。監督を信じて、練習でやっていることを出せるようにする。みんなが一つになることが大事。信じてやり続けたい。まだ、あきらめていません。

巻 誠一郎FW 18

今日の試合に関しては、自分が点を取れなかったことに責任を感じている。このチームで自分の役割をしっかりと果たすだけ。サポーターのみんなも、あきらめず、応援し続けてくれているし、監督も引っ張っていってくれている。気持ちを切り替えてやる。勝たなければいけないし、そのためには点を取らないといけない。自分の仕事をしっかりとやるだけ。

工藤 浩平MF 10

セットプレーから失点したのは悔しい。大さん(斎藤大輔)が交代で入ったことで、守ろうという意識を持ったが……。お互いにシンプルに戦っていたが、もう少し、タメを作れればよかったし、ボールを持つ時間をもっと増やしていきたい。また、相手のプレッシャーの前にラインが下がってしまうときもあった。そこをしっかりと反省したい。とにかく、信じて戦い続けるだけ。