11.1(日) 13:00 3回戦
市原
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大分
九州石油ドーム
試合終了
HEADCOACH
ドタバタしたゲームになってしまった。いつも口を開くと試合ごとにたくさんの課題が出てくるというのがいまのジェフの現状。勝つには勝ったが、つまらない2失点をしてしまうところが、ここ数年、いつも下の争いをしている現実だと思う。今日の試合全体は、守備の組織というものがしっかりと出来て、狙いどころでボールを奪うという作業を今週1週間やってきた。それにたいして、選手が表現してくれたことはよかったと思う。ただ、奪ったボールに対しての、ファーストパスの精度が低い。もっとしっかりとつなげれば、もっと優位に試合を組み立てられる状況なのに、ミス絡みになってしまうというのが、毎度毎度の課題。こういったところの精度をしっかりと上げるということが必要。
今日は、米倉といううちにとっては若い選手が思った以上の仕事をしてくれた。今後を見据えて、彼をうまくチームの中に溶け込ませて使っていきたいと思う。トリニータのメンバー表を見ると、19歳、20歳の選手やボクも北京で一緒にやったオリンピック世代の選手という若い選手をすごくかかえているチーム。未来があるチームだとボクは対戦してみても感じました。ジェフもトリニータを見習って若いチームを作っていかなければならないと思っています。下から上がってくる選手、若い選手のスカウティング等、トリニータにとってはすごくいい部分だと思う。我々ももともとはそういう部分を持っているチーム。しっかりとそういうところを伸ばしながらやっていきたいと思う。愚痴ばかりだが、勝ったことはよかったし、次のステージへ進めることはよかったと思う。
─── 深井選手の状況と、J1に勝ったことでリーグ戦にどう臨むかを教えてください。
まず、ケガ人は深井とも話をしたが、それほど思ったほどではなく、大事には至っていない。深井だけではなく、巻もほほ骨を強打しているのでケアしなければいけないポイント。次週はフロンターレとのゲームがあるので、勝ったことはよかったが、また違う戦い方を考えながら、今日よかった部分を伸ばしながら、対フロンターレ相手にしっかりとしたサッカーができるような1週間の準備をしたいと思う。
いつもは、積極的にいかに攻撃に絡んでいくかを重要に考えるが、この試合は左サイドバックがアレックスだったので、バランスを考えながら、タイミングを見て前線へ上がっていった。回数こそ少なかったが、機を見て上がり、何度かチャンスを作ることができた。あとは、それをさらに得点に結びつけていくために、精度を上げていきたい。失点の場面は非常に残念。やってはいけない失点。3-0で終わりたかっただけに、しっかりと反省しなければならない。これまで、同じようなミスを繰り返しているので、もう一度、気を引き締めたい。
2得点したのはよかったけれど、まだまだな部分もある。パスとシュートの選択の部分など課題も出た。ただ、リーグ戦でなかなか勝てないなか、自分が試合に出て、勝てたことはうれしいです。
天皇杯でのタイトルを目指しているので、まずは勝ててよかった。ゴールに関しては、狙っていたスペースだった。ただ、チーム全体としては、ボールを奪ったあと、もっと大事にパスをつなぐべきだった。そうすれば、ゲーム展開はもっと楽になったはず。また、2失点の部分も反省です。
前半は守備面でいい部分も出ていたが、失点の部分は集中力を欠いてミスからの部分。最悪でも3-1で終わらなければいけない試合だったし、本来なら3-0で終われた試合だけに、反省の部分のほうが大きいです。特に2失点目は本当に悔しい。クリアするならしっかりとしなければいけなかった。それでも、J1チーム相手に勝つことができたのはほっとした。これをしっかりと次のリーグ戦に結びつけたい。