TOP TEAM選手・試合情報

2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

4.29(木) 13:03 J LEAGUE DIVISION2 第9節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-2
0前 半1
2後 半1
栃木SC

栃木

栃木県グリーンスタジアム

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

前半、栃木よりうちのほうがもっと走って動かなければいけないところを動けなかった。栃木の素晴らしい戦いもあったと思うけれど、特に前半はリスクを負って、前に出る、縦パスをつくということが全然できなかった。

後半は、リスクを負うことができた。縦パスを入れないと打開が出来ないので、ボールを奪われてもいいから縦パスを入れようと話をしました。もし奪われたら、そこからすぐにディフェンスをしようと話しました。いつもやっていることが、前半はできなかった。後半は、少ししたらプレッシャーをかけられて、リスタートと前線のゴール前から混戦を抜け出しての点が取れた。

相手の同点ゴールの部分はもっと明確に選手に伝えなければいけない部分だと思うし、また、伝えてあっても選手が判断よくやらなければいけないと思います。

アウェイながら、ジェフのサポーターのみなさんが多く来てくれました。そのなかで、勝ち点3を奪えなかったのは非常に悔しいですが、まだまだ連戦が続くので、下を向かず、次節の大分トリニータ戦に向けてしっかりとやりたい。

─── 結果論ですが、セットプレーの直前に巻選手を入れたことについて。

相手に背の高い選手がいて、我々にプレッシャーをかけようというところでのカケヒキ。あのまま続けていって、結果どうなったかはまさに結果論ですから。もしかしたらそのままやられているかもしれないし、もしかしたら抑えられたかもしれない。結果的なことでいうと、やられてしまったので、そこのところはクエスチョンマークがつくのかもしれません。ただ、高さ的なこと、茶野(隆行)がああいう形で負傷退場したということで、高さの部分でのカケヒキは相手に分があるので、そういうところはこちらも指をくわえていうるわけにはいかないということです。結果が出ていない、やられてしまったということは反省材料です。

─── スタメンを倉田選手から米倉選手に代えましたが、タイプが違うので、違う狙いを持って入れたと思いますが、監督の狙いと評価を教えてください。

米倉は練習でもよかったし、2節のサガン鳥栖戦で2点を取り、3節の徳島戦ではあまり調子がよくなくて、4節でも起用しようと思っていましたが、体調を崩してしまい、そこからずっと出場していなかった。しかし、そのあと、しっかりと準備をしてきて、彼は彼なりの、置かれている状況を把握しながらやってきてくれたので、一つトライしてみたいというのがあった。起用の意図はディフェンスの背後を狙ってほしかったのと、ボールをたくさん受けてほしいというのがあった。ただ、受けるための縦パスが入らなかったのは彼だけの責任ではない。チーム全体として縦パスが入らなかったのが問題。彼がまるっきり調子が悪かったとは捉えていません。チーム全体で前半、特に縦パスが少なかった。そういうことが問題だった。彼に注文をつけるとすれば、後半の立ち上がりにあったシュートチャンスでもう一度味方にパスをしてしまったり、ドリブルに入ってしまったりということがあった。彼の動きは思い切りのいいプレーをしてくれるシュート。チームでも一番パワーがある、ネットよりも彼のほうがいいパワーを持っている。ああいうところで、振りぬけて仕事が出来ればなと思っている。今日の出来に関しては悲観することないと思うし、連戦が続くなか、彼もまたチームの一員として役割を果たしてもらわないと困る。

佐藤 勇人MF 7

勝ち点3を取らなければいけない試合だし、試合展開だったが、ファジアーノ岡山との試合では敗戦に終わっただけに、この勝ち点1を大事にし、下を向かずに次の試合に向けて頑張りたい。今日は特に前半、運動量が少なかった。また、個人個人が自分のプレーをしようという思いが強すぎ、チームのためにスペースを作る動きや、おとりになるという動きができなかった。J2の難しさを感じていますが、今後、もっとしっかりと戦います。

渡邊 圭二DF 27

クロスを上げることはできていたけれど、そこの質の部分がまだまだ。また、相手がブロックを作って守っているだけに、クロスを上げても跳ね返されるだけの部分もあったので、もっと味方にピンポイントで上げられるクロスが必要だし、中に切れ込んでいくことも必要だと感じた。中に入れるタイミングなど、もっと修正していきます。

中後 雅喜MF 8

前半はうまく戦えなかったが、後半は修正できた。自分としてはもう少し攻撃に絡みたい。PKに関しては、自分が与えてしまったので、申し訳ない気持ちと、何としても攻撃面で取り返したいという気持ちでプレーしました。FKから得点につながって、そういった面では少し貢献できてよかったけれど、チームが勝てなかったので、もっといいプレーをしていきたい。これから連戦なので、チーム全体でしっかりと準備してやっていきたい。

坂本 將貴MF 2

栃木は特殊なチーム。流れのなかでやられてはいないけれど、失点した部分は反省しなければいけない。自分が入ってから無失点に抑えることができなかったので、本当に悔しい。今日も、多くのジェフサポーターのみなさんが、応援に来てくれて、ホームの雰囲気で試合ができたのに、勝ち点3を取れずに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。申し訳ありません。でも、すぐに大分トリニータ戦があるので、そこに向けて、チーム一丸となって頑張ります。