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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

5.9(日) 14:03 J LEAGUE DIVISION2 第12節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

1-1
1前 半1
0後 半0
アビスパ福岡

福岡

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

タイトな日程、5連戦の最後の試合で、正直、疲労で足が止まってしまっていた時間が長かったという感想です。もしかしたら我々にとったら負けもあり得る状況でした。勝ち点1取れたことは不幸中の幸いだったと捉えています。

あと、こういうゲームでも体が疲れていても頭は動かさなければいけない。えてして体が疲れると頭も動かないのが基本ですが、やはり頭を使いながら賢くサッカーをしなければいけないところをできなかったというのが、消化不良の要因ではなかったかと思っています。

また、途中から出た太田圭輔が何回かリズムを変えてくれて、そこから少しチャンスらしいことができましたが、うまく交代選手を考えながら試合運ばなければいけないなということと、しっかりとしたプレーをしなければいけない時に足先でボールを取りにいったり足先でコントロールしたり、いつも足を運べという話をしているなかでそういうことをやれていないことがミスを誘発したり、ミスをすることによって、またDFに戻らなければいけない悪循環になってしまいました。もう少し、疲れている時こそしっかりとしたプレーをさせたいと思います。ただ、この5連戦で勝ち点11なので、まあ、こんなものかというふうに思っています。

─── 後半44分に林(丈統)選手を投入した意図と評価は。

意図は、林が最後ワンプレー、シュートを打ちましたが、そういった形が必ずチャンスがあると思って使いました。スピードのある選手なのでDFの背後をつかせたかった。あの1回しかやっていないので評価はつけられませんが。

─── 「賢くプレーする」とは?

どうしても、日本人の考えではうまく省エネということをいわれると思いますが、私は全く逆で、疲れている時ほどやっぱり前からボールを取りにいく作業をさせたいし、トレーニングでもやってきました。

前からいくにも、連動という作業、今日は工藤がその連動がなかった。これまでチームの心臓として一生懸命動いてくれていましたが、その分、今日はガクンと彼が落ちてしまったゲームでした。うちは攻守、工藤、佐藤勇人がキーワードのチームなのですが今日は眠ってしまっている状態でした。その辺りの守備の連動という部分を、暑い夏でも、守備でも省エネではなく攻撃的な守備を心がける。今日は自信を持って臨みましたがまったくダメでした。またやり直さなければいけないです。

─── 工藤選手について、確かに立ち上がりから切れがなかったようですが、後半立ち上がりか後半途中に代えてアレックスを前に入れるといったことは考えなかったか。

当然考えていましたし、後半途中ではなく前半終わった段階で考えてはいましたが、今いる選手とあとは後半での戦い方を考えて、もう少し頑張ってもらおうと。実は前半、3トップ、倉田と谷澤が内側、内側へのプレーが多かったというのが大きく前半の問題として私は捉えていたので、どうにか幅を使えるような交代をまず優先させ、太田を投入しました。あとはアビスパのゲームのスカウティングをしていて、サイドに少し付け入るスキがあると始まる前からゲームプランを立てていたので、試合をやりながら、まずはそっちを優先しました。工藤、佐藤勇人のところは試合の2日前から少しいじらなければと考えてはいましたが、私の決断でしたので私が未熟でした。

福元 洋平DF 15

今日は引き分けてしまいました。ホームでの連勝がストップしてしまって申し訳なく思っています。このあと、1週あくので、自分自身もチームも力をつけて、ピッチに立ちたいと思いますので、応援よろしくお願いします。

谷澤 達也MF 16

結果は引き分けだったけれど、アビスパ福岡に完敗。すべてに一歩目のプレーが相手より遅く、相手に負けていた。また、コンビネーションの部分もあまりうまくいってなかった。本当に悔しい。もっと、いいプレーができるように、さらに頑張ります。

青木 孝太FW 29

どうしてもゴールという結果が欲しかった。太田圭輔さんが入って、いいクロスボールがゴール前に入っていたので、自分が出場したらあれに合わせるようにと思っていましたが、うまくいきませんでした。また、自分が得意としているクロスボールからのヘディングでチャンスがあったのに、ゴールを決められず本当に悔しい。ボクに求められているのはゴールの部分なので、そこで結果を残せず、申し訳ないです。

中後 雅喜MF 8

今日はアビスパがよく、自分たちは運動量が少なかった。後半はそれでも、それほど押し込まれなかったし、チャンスも作っていたが、試合へ悪い入りで、それが前半の45分間続いてしまった。中盤でボールを受けようとしたが、思うようにできなかった。ただ、負けていないことを前向きにとらえて、次の試合に向けてまたしっかりと準備したい。

倉田 秋MF 14

うまく中盤でボールに触ることができず、ふがいないプレーしかできませんでした。今日は反省するだけです。攻撃の形を作ることもできなかったし、シュートを打つこともできませんでした。もっと、しっかりとプレーできるように、練習からまた頑張ります。