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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

7.25(日) 17:31 J LEAGUE DIVISION2 第19節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-2
1前 半1
1後 半1
柏レイソル

日立柏サッカー場

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

まず、立ち上がりの先制点は、選手が速く、シンプルに攻撃し、狙いどおりの形でPKを得ることができた。逆に、その後は引かれた相手に対して、うちは中へ、中へ差しこみすぎて、イージーなミスからのカウンターという形が前半は多くなってしまった。後半はしっかりとワイドのポジションで起点を作ろうという形で試合に入った。柏レイソルの4バックプラスダブルボランチの守備の能力が実際に分析した以上によく、能力の高い6人をうまく崩すには課題が残った。相手が10人になって、ボールを動かすが、そこから先が問題。間、間で受けて、サイドを使う、サイドを起点にして、サイドバックの背後を狙うという形は、相手がどこであれ、今後、やっていかなければいけない、今後の課題だ。

相手のカウンターから失点したあと、ポジションを変えながら、最後、どんな形であれ、リスタートから点をとって追いつけたということは、まだまだ望みがあると思うし、最後に追いつくことができたことは、最後まであきらめていない、選手がしっかりとやってくれたと思う。相手が10人だったからではなく、追いついたことを前向きに捉え、来週の大分トリニータ戦、ホームで勝ち点3を取れるようにしたい。今日もたくさんのジェフのサポーターの皆さんが来てくれた。サポーターの皆さんに対して、プレーで表現して、もう一度、我々がやれるということをホームで見せたい。

─── 前期の18試合を終えたが、折り返したところで手ごたえ、課題を教えてください。

しっかりと自分たちのサッカーをやりながら、相手があることなので、しっかりとディフェンスをしてくるチームに対して、どんな形であれ、先手を取りながら自分たちに有利な試合運びをしなければいけないというのが大きな課題になってくる。先手を取っても、リスタートという部分を含めて、守備の課題もあるが、これからもしっかりとやっていきたい。積極的に前のスペースを取るということをもっとトレーニングしていきたい。前のスペースをとることによって、後ろの選手がそのスペースを取りに来るということをもっとトレーニングでやらないといけないし、それを今年の目標として掲げているので、もっと質の高い、前を取りに行く作業をしていかないといけない。

─── 前のスペースを取るという意味では、ある程度長いボールを入れるということですか。

当然、試合の流れで相手があることなので、前半の立ち上がりのようにああいう背後をつくことでPKを取れることもある。試合をみながら、判断と決断力、そういうものを質の高いもので養っていきたい。自分たちがずっと掲げてきた、自分たちのゲーム、長いパスも短いパスもしっかりと織り交ぜながらやっていきたい。今日は、中、中の短いパスをひっかけられて、相手のカウンターという形を自ら作り出してしまった。後半の中盤過ぎからサイドをうまく長いボールで、やっていくということは、当然、試合の流れであるし、そういう選手を使っていくこともやらなければいけない。

─── 今日、戦ってみて、レイソルのジェフの違いは。

選手個々の部分は、やはりレイソルのほうが1枚も2枚も上だと感じた。そういったところも含めてこれから埋めていく作業をやらなければいけない。幸いにも、ホームでレイソルともう一度やれるので、しっかりと勝ち点3を取って、蹴りをつけたい。そのためにも、いろいろな意味でもっと努力しなければならないと改めて感じた。努力というのは言葉ではアバウトで、漠然としているが、やることはたくさんある。今日試合をやったなかで、明確になった。それは、対レイソルだけではなく、J2を勝ち抜いて、3位以内をキープして上に上がることにもつながっていくことなので、攻守にわたっての課題をしっかりとクリアしていきたい。前節、ホームで0-3でコンサドーレに敗れてしまったなかでの、今日のレイソル戦。ある意味、レイソルとは違う大きな意味があり、ボク自身はしっかりと前向きに捉えて、いい準備をしたいと思っていたので、最後、どんな形であれ、選手が意地を見せて2-2という引き分けに持ち込んだのはしっかりと評価し、トリニータ戦に向けて準備したい。

工藤 浩平MF 10

勝ち点2を失ってしまったことは非常に悔しい。セットプレーから2点を取ったが、ブロックを作った相手に対して、点を取ることができなかったのが問題。流れのなかから、しっかりと点を取れるようにしたい。そのためには、クロスの精度を自分自身も含めて高めていかなければいけない。しっかりと、点が取れるようにします。

倉田 秋MF 14

10人の相手にうまく守られてしまった。ブロックで固めた相手に対して、うまく崩すことができなかった。もっとアグレッシブに相手DFを崩せるようにならなければいけない。また、セットプレーから失点してしまったのも反省点。もっと、しっかりと戦わなければならない。

坂本 將貴MF 2

前半、数的優位をうまく生かしきれなかった。細かいパスばかりではなく、ロングパスを織り交ぜながら、相手をうまく崩していく必要があった。負けなかったことは大きいが、そうもいっていられない。今日の課題をしっかりとクリアし、チーム全体として、また次の試合では勝ち点3を取れるように頑張ります。

青木 孝太FW 29

クロスからのボールに対して、ゴール前に入っていこうとしたが、思うようにプレーできず、得点に絡むことができなかったので非常に悔しい。もう少し、周囲とのコミュニケーションを取りながら、しっかりとゴール前を崩すプレーとシュートまで持ち込みたかった。自分自身、まだまだの部分があるので、修正していきます。