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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

7.31(土) 17:41 J LEAGUE DIVISION2 第20節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

5-0
2前 半0
3後 半0
大分トリニータ

大分

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

巻選手の最後のセレモニー。しっかり巻を送りだせるゲームができたと思っています。

改めて巻のサポーターに対する偉大さを感じました。ゲーム自体は早い時間に点を取れたのですが、今週やってきた狙いで点が取れた。

一つ結果が出るとチームは勢いに乗ると思います。あとは巻の魂の乗り移る深井が、今シーズン点を取っていなかったのですが、いい形での裏への飛び出しで点が取れたというのもチームに活力を与えてくれた。

3点目は我々が狙いとしている点の取り方。あとは大分トリニータがリスクをかけて前に出てきた結果2点が取れたという形。ゲーム的には本当によかったと思っている。

ただ、これで満足せずに次のサガン鳥栖、ロアッソ熊本と勝点が近いチームと直接対決があるのでしっかり準備をしてやっていきたい。

また、今日、サポーターの皆さんが熱い応援をしてくれたおかげでチームがひとつになって一体感ができたゲーム内容になった。山あり谷ありのチームですが、努力していきますので引き続き、応援いただきたいなと思っています。

─── 中断前に少しドイスボランチの形があり、今日も少しドイスボランチの形が出て谷澤がトップ下、倉田が左でしたが。

ドイスボランチというふうに見られたかと思いますが、僕自身はダブルにしようとも言っていませんし、基本的には4ー3ー3のアンカー1枚という形で戦っていました。しかしそのあたりは、相手があることなので選手の方でやったのかな、後で聞いてみたいと思います。こちらはいつも通り4-3-3のアンカーを佐藤勇人と工藤という形で指示を出しました。

─── アンカーが佐藤勇人と工藤ということは、交互にやれと指示を出したのか。

基本的には佐藤勇人がメインで、ただビルドアップの時には今日は工藤の方でした。

─── サッカーではよく、鉄則は変えるなといいますが。

鉄則は鉄則ですが、僕の頭の中ではいろいろとグルグルとしていますので、基本的には僕自身が考えたものには信念をもってやっていきたいと思っています。それでいい結果になることもあればうまくいかないこともあるので、それを含めて自分の仕事であるし最終的にはきちっとレイソルをしっかり追いかけたいと思っています。

90分のゲームの中でいろいろと代え方はあると思いますが、僕自身が守りに入りたくない、とにかくリスクを負ってでも点をとる作業をするという形の答えととらえてください。

─── 今日ネットがいい動きをしていましたが、何かアドバイスしましたか。

巻がこういう形になった時点で、ネットと青木孝太、米倉というところは、得点源となってきます。点をとる作業に対してフィールド上で時間をかけることと、じっくり彼と話をして、彼が一番点を取る形を引き出そうと、レイソル戦、コンサドーレ戦とビデオを編集してしっかりと映像を見せてアプローチしました。彼を生かすためにも我々はやらなければいけないし、逆に彼が生きてくれば巻の穴埋めはしっかりとやってくれると信じています。そういう形で彼にはピッチ上とピッチの外で時間をかけてアプローチしました。

工藤 浩平MF 10

先制点が入るとやはり楽なだけに、立ち上がりの1点がよかった。また、その直後に失点してもおかしくない場面もあったが、そこで、ミルジーの代わりに入った福元や茶野さんをはじめ、ディフェンスの選手が頑張って無失点に抑えたのが大きかった。今日の試合、ダブルボランチ気味でプレーできたのが、安定感につながったのかもしれない。ミスもあったけれど、全体的に落ち着いてプレーすることができた。熱く、クールにプレーすることができたことが5-0という結果につながったと思う。ただ、これで満足せず、さらに精度を上げて、もっといいプレーができるようにしたい。

深井 正樹FW 9

巻の門出をゴールという形でお祝いできてよかった。ただ、それ以上に、個人的に3試合連続でスタメン出場しているので、どうしてもゴールという結果を出したかった。その結果を出すことができてよかった。そして、それ以上に、チームとして勝つことを考えていたので、勝つことができてよかった。どんどん飛び出していこう、相手の嫌がるところにどんどん入っていこうと、どんどんプレッシャーをかけていこうと意識してプレーした。今後もこういったプレーを続けて、チームの勝利に貢献したい。

谷澤 達也MF 16

2得点したものの、自分のプレー全体としてはミスが多く反省ばかりです。もっと自分らしいプレーをしたいと思います。今日の試合は仕掛けていくことを心がけました。その中で2点取れたのはよかったです。1点目は少し緊張しました。2点目も、強いボールが来たので、ちょっと躊躇しましたが、うまくゴールできてよかったです。次にチャンスがあれば、もっとミスを少なくしたいです。

福元 洋平DF 15

自分たちが主導権を握ることを意識しながらプレーしました。要所でしっかりとプレーし、無失点に抑えることができたのはよかったです。これまで、立ち上がりに失点することも多かったので、最初はシンプルにプレーすることを心がけました。茶野さんとのコンビネーションもうまくやれたと思う。ただ、ミスもあったし、危ない場面もあったので、そういった場面をさらに減らせるようにしたいです。