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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

8.14(土) 19:03 J LEAGUE DIVISION2 第22節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-0
0前 半0
2後 半0
ロアッソ熊本

熊本

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

まずは、今日もたくさんのサポーターの皆さんがフクアリにかけつけてくれ、素晴らしい応援をしていただいた結果が勝点3に結びついたと思います。ありがとうございました。

ゲームに関しては、決めるところをしっかりと決めたいというのが率直な感想。そうすれば、もう少し楽なゲーム展開だったのではと思う。ただ、今週トライしてきたことをフィールド上でよく表現してくれていたと思うし、何よりも90分間ロアッソ熊本よりもハードワークできたことが勝点3につながった。

─── 選手の置き方を変えていましたが、話せる範囲で、どういう意図でしょうか。

あまりお話できませんが、僕のひらめきです。

─── 5月以降、連勝できていませんが、夏場をどのように乗り越えていきますか。

立ち上げ当初から今までスタイルは大きく変えてはいません。夏場だから省エネでやろうとは一切思っていません。相手がどこであろうが、今日のような戦い方をしっかりと、ホームでもアウェイでもやるつもりでいますし、そのもとにあるのはフィジカル的な要素とメンタル的な要素。夏場だからトレーニンの質や量を考えるというのは当然、能力の高い指導者であればみんな考えますが、僕は能力が低いのでもうすべて全力で、納得がいかなかったらピッチ上でしっかりと納得がいくまでトレーニングするということを、この夏場でもやってきています。あとは信頼してやってきたということを自信としてピッチに送りだす。相手よりもハードワークして戦う、それが連勝へのきっかけになると信じています。

─── 決めるところを決めたかったとありましたが、ボールが拾えていたわりにあまり決定的な場面までつながらなかったと思います。そのあたりはハーフタイムにはどのように言いましたか。

いえ、僕自身は決定機が少なかったとは思っていません。今やっていることの質を高めるという作業だけだと思っています。選手にもそのように伝えています。ハーフタイムには、何回かゴールマウスに押し込めば得点になったシーンがあったので、この前半が勝負の世界で一番危険だと思い、選手の尻を叩きました。

─── CKが10本近くありましたが、左右どちらから蹴っても精度が今一つだったと思いますが。

当然、根気強くやっていくしかない。横浜F・マリノスの中村俊輔選手のような選手いればまた違った展開かもしれませんが、私は、今いる選手の質を上げる作業をやっています。根気強くトレーニングしていく。ボールタッチのところから、ストロングでしっかりボールを押し出さなければいけないだとか、そういうところに関わってくると信じています。とにかく練習です。たくさんボールを蹴らせる、それ以外に解決方法はないです。今いる選手で十分戦えると信じているのでしっかりと練習させたいと思います。

─── 相手も対策を立ててきている中で、最後のもう一工夫は何が必要か。

ラストの20メートルというのは選手に伝えています。その20メートルのボールのタッチ、ボールの置き方、あとはスペースをいかに使うか。また、数的優位なのか、不利なのか、そういう状況でドリブルなのかパスなのか。本当に今、皆さんそうだと思いますが日本のサッカー界もそういうところに凝縮されていると思うので、一つひとつの課題をクリアしていくしかないと思っています。今いる選手のもと、いつ、どこへ、どのタイミングで、それが5メートルなのか10メートルなのか、足元なのか、足元のスペースなのか、受け手はステップをどういうふうに踏んで相手を止めさせなければいけないのか、止めた中でボールをどういうアプローチでシュートまで持っていくのか。僕自身、そのようにこだわりながら毎日のトレーニングメニューを組んでいます。うまくいかない時は僕の力不足です。細かく挙げればたくさんあります。

─── 首位の柏レイソルが足踏みしていて追いつくには絶好のチャンスだと思いますが。

うちもつまずいていますので、あまり大きいことは言えませんが、一つひとつ、目の前の相手に全力を尽くして僕の未熟な頭をしっかりと活用して次のFC岐阜戦に臨むだけです。それが柏レイソルに追い付く唯一の術だと思っています。

福元 洋平DF 15

前半は攻めているけれど、点が取れないという展開だったが、絶対に点は取れると思っていたし、まずは失点しないことを心がけ、慌てず、我慢して落ち着いてゲームを運ぶことができた。相手のオウンゴールの場面は、もっと前に入って合わせることができればよかったのですが、飛び込んだことで、オウンゴールを誘発できたと思うのでよかった。勝ち続けることが大事。チーム一丸となって明日からまた頑張るとともに、個人的にも日々アピールしていきます。

青木 良太DF 31

中にクロスボールを上げることを意識していきました。これまではゴール前の選手とうまく合わないことが多かったけれど、タイミングが合うようになってきた。これを得点に結びつけるために、さらに技術を上げて、アシストできるようにしていきたい。後半、いい時間帯に点が入った。これを続けていきたい。課題は決定的な場面でしっかりとゴールを取ること。

工藤 浩平MF 10

今日はいつもとポジションが違うので、いろいろと考えながらプレーしました。そのなかで、チームが勝利できてよかったです。それでも、いつもよりも前のポジションなだけに、アシスト、得点に絡んでいかないといけない。さらにいいプレーができるように頑張ります。

谷澤 達也MF 16

連続スタメン出場も3試合めでようやく、余裕を持ってプレーができるようになった。また、今日の試合に関しては、工藤が一つ前のポジションでうまくボールを落ち着かせてくれたのが大きかった。あとはゴールを取れるようにしっかりとプレーします。