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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

9.19(日) 18:33 J LEAGUE DIVISION2 第26節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-3
1前 半2
1後 半1
柏レイソル

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

まずは今日、たくさんのサポーターがかけつけてくれているなかで勝つことができず、サポーターの皆さんには大変申し訳ないという気持ちでいっぱいです。ゲームに関しては、選手はよく走って戦ってくれたと思います。それと、前半から我々の左サイドのところをうまく使われてしまいDF4枚がグッと下がってしまうシーンが何回かありました。それをうまく修正しながらレイソルさんのボールの動かしに対応しようとやったのですが、後半の立ち上がり少しレアンドロと3人絡んできてうまくこちらの左サイドを使われて何回か決定機を作られてしまいました。うまく人とスペースを使われるとラインが下がってしまう。そこは次に向けて修正しなければいけないと思います。

攻撃に関しては、1週間レイソルの分析をしてきましたが1点目の形、2点目のあいだ、あいだでボールを受けてというところは、前回のレイソル戦で失敗した大きな要因だったので、あいだ、あいだでしっかりとボールを動かしながらシンプルにつないでいきました。その中で伊藤のような選手が、こういう中でも使えるということがわかったのも敗戦からのひとつの収穫だと思います。言い訳はするつもりはありません。今の現実を受け止めるしかないので、これが我々の力というのを認識してまた一週間しっかりと準備していきます。

─── 小さなミスが多かったが。

前回の福岡でタテ、タテで急ぎ過ぎてしまった部分と、うまくリズムを作っていかなければと一週間トレーニングしながらやっていたがミスが出たのも現実です。その中でもうまく相手のサイドを攻略しながらラストのクロスの質を上げなければとも思います。DFの背後に長いボールを放り込んで福岡戦の時は決定機を作れていましたが、レイソル相手にそれは通用しない、しっかりボールを動かしてチャレンジしました。チャレンジでのミスは次につながります。

─── ネルシーニョ監督が、「中盤をダブルボランチにすると効果的だ」と言っていましたが。

ネルシーニョ監督は策士ですから様々な対戦相手を考えてシステムを変えてくるので何パターンかしっかりシュミレーションしてきました。相手がダブルボランチであるとかダイヤモンドや3トップであるとか、こちらも対策を練りました。我々はうまくサイドで起点を作ろうという形で、相手のレアンドロもありますが、逆に良い攻撃の相手に対して早く切り替えをして早くポジションをとって早く攻めようという形で何回か持ち運びはできていましたが、そこからがもうひとつ質を高めていかなければいけないと感じました。相手のダブルボランチに対しても流れの中でアンカー1枚にしてということを考えたり、交代の策など考えたりしてきましたが、あとは私とネルシーニョ監督の差です。選手はよくやってくれました。

谷澤 達也MF 16

1点決めることができたのはよかったけれど、終盤の決定的チャンスを決めることができなかったので、悔しいし、申し訳ない気持ちです。ポゼッションの仕方がよくなかった。縦のボールの入れ方が悪かった。逃げのパスが多く、ただ回しているだけになってしまった。

茶野 隆行DF 33

強い気持ちを持って戦っていたが、2-3という敗戦になってしまい、サポーターの皆さんには申し訳なく思う。スタジアムに入るときからすごく応援してくれて、最高の雰囲気を作ってくれたにもかかわらず、3失点の敗戦。力不足と感じます。個々では決して劣っていないと思うけれど、チームとしての打開ができなかった。相手は簡単にやっていた。守備に関しては、受け渡すのか、ついていくのか、その部分をもっと徹底しなければいけなかった。一人だけではなく、連動した守備をやっていかなければいけない。他のチームは中2日、3日で試合があるが、ボクたちは1週間間があくので、しっかりと次の試合に向けて準備をしたい。

林 丈統FW 11

監督からは相手の中盤とDFの間の中途半端な位置でボールを受けて、前を向いてシュートを打てという指示があった。それを意識しながらプレーしたが、チーム全体がパワープレーに終始してしまった。もう少し、状況をみてプレーしなければいけなかったし、もっと回して崩すことができたはず。慎重になるのはいいが、慎重になりすぎるのもよくない。もっと自信を持ってプレーしなければいけない。ミスを恐れず、しっかりとポゼッションをしないといいチャンスができない。今日のゲームに関しては、ほうりこみすぎて自滅した感じ。

和田 拓三DF 13

アシストは負けてしまったので……。前節のアビスパ福岡戦よりも、自分らしさは出せたが、負けてしまっては意味がない。もっとゴールに直結する動き、アシストをしなければいけなかった。失点したあとにチーム全体として慌てすぎるのが問題。時間帯も早いのだし、もっと落ち着いて、自分たちのサッカーを貫かなければならない。さらに、チームとしての力を発揮できるようにしたい。

青木 孝太FW 29

久しぶりの試合だったので少し緊張しました。絶対にゴールを取るという気持ちで試合に臨み、1得点しましたが、ループシュートがバーに当たるなど、もう1点を決めることができなかった。また、自分がゴールしても、チームが勝たなければ意味がない。もっと、できる部分があったはずなので、次はもっといいプレーをします。