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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

9.26(日) 18:36 J LEAGUE DIVISION2 第28節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-1
2前 半0
0後 半1
栃木SC

栃木

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

ホームで大きなサポーターの後押しがあり、勝点3を挙げることができました。言葉がでないほど心から感謝しています。ありがとうございます。ゲームは見ての通り、ドタバタ感があるゲームになってしまいましたが、勝点3を挙げることに全力を尽くしてくれた選手をまずは褒めたい。

今週1週間、点を取るための形とあとはゲームコントロールについて考え、ああいった先発になりました。点を取る形はよかったと思うし、アレックスの復帰も大きいと改めて感じました。ケガ人が多い厳しい状況ではあるが、最後まで諦めずに戦い挑んでいきたい。

─── ハーフタイムに次の1点を取りに行けと指示を出していたが、それは連敗後で受けに回らないという意図か。

とにかく2-0というスコアはサッカーにとって難しい展開。うちは0点に抑えることも大きな課題ではあるが、それよりも3点目を取りに行く形を取り組んできたので、0に抑えるということは頭にありませんでした。3点、4点取りたかったし、そういうチャンスがあった。ただ、数的優位にあったのにドタバタ感がありイージーな失点のしかた、前節の柏レイソル戦もそうだったが、人がいるのに人についていないという状況がありました。慌てることなくしっかり人についておけばいい状況をやられてしまうことは課題だし、ピッチ上の問題だけではなく、メンタル的な部分も含めてまたしっかり1週間やっていきたい。質問からそれましたが、まずは気持ち的にも3点目を取るというのが僕のやってきたサッカーなので、0で抑えるというよりは3点目を取るというように選手たちを送りだしました。

─── ゲームをコントロールとありましたが、自分たちがボールを持ってコントロールするのか、それとも相手に持たせてカウンターを狙ってコントロールするのか。

基本的にはゲームの流れなのでボールを自分たちでキープしながらというのがベースですが、実は今週、守備のトレーニングを取り組んできました。前節の柏戦で人を後ろに引きこんでしまったという課題があり、なるべく人を引き込まないでサイドバックがつけるような形をとろうとやってきた部分もありました。早い時間に2点目が取れ、2-0というゲームの流れで相手に持たせてカウンターというのは選手が自分たちで判断してやっていることなのでそういう形でゲームを考えながら進めることも絶対に必要だと思います。

─── ジェフの得意な形はボールを持ったところでサイドに人が流れてそこからクロスでつぶすというところだと思いますが、逆に栃木はカウンターからサイドの選手がいきてくると思いますがそのサイドの攻防についてどう思うか。

我々のいい部分と栃木さんのいい部分のかけひきだと思っています。その役割として山口がいい働きをしてくれています。僕自身はサイドのやり合いの中での、山口という存在は忘れてはいけない部分。彼自身も色々な課題はあると思いますが、すごくいい働きをしてくれています。そういう部分で、どこかで調節をしていく。しかし、我々の攻撃になった時にそれが恐いからいかない、ということをするつもりはないので、やり合いです。それでピンチもありますが、最後は体を張ってゴールを割らせるなという守備のシビアなトレーニングを積んできています。あとは選手を信頼してやり切るだけです。

─── アレックスが入り、攻撃が強くなったぶん守備の部分はどうか。

この1週間でそういうところをみんなで確認し合ってきました。まだまだ課題はありますが、勝点の近い栃木さんを圧倒して勝つということはないと思いますし、J2も佳境に入り我々も3つめの昇格枠を争っているチームの様々な部分を含めると、一つひとつ目の前の相手から勝ち点3をあげる努力をするしかないと思っています。

伊藤 大介MF 28

前半、自分たちのリズムが悪いときが多く、前線へボールを蹴るだけになることが多いので、その部分は気をつけようと思っていたが、自分が入っても、うまくボールに触ることができず、前半は思うようなプレーができなかった。もっと自分が間に入って、落ち着かせたかったが、あまりボールが入ってこなかったし、受けられなかった。後半に関しては、スペースと足元とを使い分けて、自分なりにボール引きだすことができた。前半からこれをやらなければいけない。孝太と距離も近くできたし、そういったなかで、孝太へ4、5本いいパスを出せたがそれがオフサイドになってしまった。その部分をさらに孝太とつめていかなければならないし、試合後にも話をした。自分でゴールを決められる場面もあったので、またさらに明日から頑張って、次の試合に向けて頑張ります。

工藤 浩平MF 10

まずは勝つことが第一だったので、勝ててよかった。前半はなかなか伊藤大介のところにボールが入らなかったが、相手がいることなので、苦しい状況のなかどうやって戦うかが大事だった。そのなかで、前半に2点を取ることができた。一方で、後半、相手が一人退場になったにもかかわらず、1失点。また、追加点を奪えなかったのは反省点。ただ、どんな試合でも勝ちきることが大事。続けていきます。

岡本 昌弘GK 1

勝てたことはよかったが、1失点してしまったのは反省。失点場面は防げたはず。人数もそろっていたし、自分としてもボールに触るだけではなく、止めたいシーンだった。本当に悔しい。相手が10人になってからバタバタしてしまったのも修正点。何本かシュートを防ぐことができたが、それほど怖いシュートではなかったから。もっと、シュートを打たれないような守備をディフェンス陣と一緒にやっていかなければならない。

佐藤 勇人MF 7

相手選手が退場したあとの戦い方が問題。ディフェンスラインから中盤に早くボールを入れすぎてしまう。前節の柏レイソル戦でもそうだっただけに、もっと落ち着いたプレーができるようにしなければいけない。それでも、この試合で勝ったことは大きいし、青木孝太が2点取ったこともチームにとって収穫。ただ、3点目も取れたよなと青木孝太にはいいました。まだまだここから厳しい試合が続きますが、さらにいい試合をして、勝点を取り続けるよう頑張ります。