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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

10.17(日) 16:03 J LEAGUE DIVISION2 第30節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

1-0
1前 半0
0後 半0
水戸ホーリーホック

水戸

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

いつもホームでサポーターの素晴らしい後押しがあり、今日も辛うじて勝点3を取ることができた。本当にいつも感謝しています。

ゲーム内容としたら、決定機はこちらにもありましたし、水戸ホーリーホックにもあった。お互いに打ち合いの時間帯もあった。水戸は水戸の狙いを持っての戦い方をしてきたと分析。90分の戦いの中でいろいろなことがあったし、今日のような勝ち方が次の横浜FC戦につながるのではないかと思っています。選手には、「ちょっとしたことの積み重ねが最後は大きく実を結ぶ」と、今も話をしてきました。

ちょっとした戦いで勝点3が我々の方に来るか、またちょっとしたところでルーズボールが僕らの方にくるか。これからは本当にそういう戦いになる。だからこそ、今やっていることを信じて前を向いて1歩ずつやっていきたいと思います。今から階段を10歩駆け上がるのは難しいですが、5センチでも10センチでも進めるように、ちょっとしたところの努力をみんなでしていきたい。

─── 後半に伊藤と倉田の位置がかわっていたが。

こちらの指示は特別ありませんが、彼らが試合の流れの中で判断してやったことだと思います。倉田が真ん中に行って伊藤がサイドに行くという形も実は僕の中のイメージにあり、彼らが相手の分析をしながら立ち位置を考えたのかと。あとは、システム的にブレずにやってきていますが、状況によったら柔軟に対応しなければいけないというゲームもあると思っています。

─── 2点目が取れなかった要因は。

細かい点をあげればたくさんありますが、最後、特に後半は、ラストのアタッキングサードのプレーが少なかったと思います。それは相手ありきの問題でもありますが、そこを特化してクローズアップしてトレーニングするのではなくて、全体を考えた中でのトレーニングが必要です。ゲームコントロールだったり守備の部分も含めて、アタッキングサードの回数を多くできるようにと思っています。実際そのアタッキングサードのラストパスの質、サポートのタイミング、もしくは数的優位の中のタイミングなどもっといろいろな形ができているとは思いますが、それ以上にやはりゲーム90分を通して、悪い時間にも我々に何ができるかということが、最後のアタッキングサードの部分でもっといろいろなアイデアが出てくるのではと思っています。

─── 「悪い時間帯」というのは後半の30分くらいだと思いますが、そこの原因は。

じっくりと見ないと何とも言えませんが、一つは奪ったボールをしっかりつなげなかったこと。奪ったボールをつなぐというのは、AとBがいたらAからBにつなげばそれがパスなのかという問題ではなく、AからBにパスするにあたってのBのボールの受け方です。タテパスをどうやってもらうか、タテパスをどうやって入れるかを今トライしています。個の部分でもっとこまめな動き直し、5メートル10メートルではなく本当に1メートル、50センチの世界で体の向き、面を作ることでパスの出し手は出しやすい。また、AからBだけじゃなくてC、Dも顔を出さなければいけない。ひとつのボールに対してチーム全体でアクションを起こさなければいけないし、もっと質を高めていかなければいけない。ハードな攻守、めまぐるしい打ち合いの中でそういうことをしっかりできるようにならないと、もう1ランク上には上がれないと思います。いいチームだと思っている水戸に勝ったことはよかったと思っています。

深井 正樹FW 9

前半の早い時間帯でゴールを取れてよかった。ただ、ボクを含め、追加点を奪うことができなかったのが問題。アシストの場面はファーに秋がいるのも見えた。秋かネットが決めてくれればという気持ちでボールを入れました。2点目を決めきれないことでチームが非常に苦しい状況になったのでそこは反省。ゴールを決められるようにここからまた練習していきます。目の前の試合に勝つだけ。

ネットFW 20

神様に感謝したい。神なしでは生きられません。チーム状態もよくなってきているし、ボールも回せるようになってきた。これからももっと練習して、連係をよくして、勝てるように頑張ります。

坂本 將貴MF 2

勝点3を取れたことがよかった。途中出場では2点目を取るか、1-0で勝ちきるかというところでちょっと考えたけれど、1-0で勝つことを考えてプレーした。うまく無失点に抑えることができてよかった。

岡本 昌弘GK 1

自分の出来としては安定していなくて反省点が多かったのですが、無失点で勝てたことが大きい。ディフェンスラインとの連係面で最初うまくいかないところがあった。もっとプレーの質を高めていかなければいけない。

茶野 隆行DF 33

チーム全体としては2点目が入らなかったことが問題。2点目を取れていればもっと楽に試合を運ぶことができた。ディフェンス面では我慢して、無失点に抑えられたことがよかったが、飛び出してくる選手につききれない場面があった。無失点は運もあってのことなので、修正しなければならない。ただ、今は結果を出すことが大事なので、結果が出たことを収穫にしたい。ポジショニングが中途半端な場面があった。また、ディフェンス陣としては山口のマークについては、できればずっとついていってほしいが、そこであいた中盤のスペースをほかの選手が埋める作業をしなければならない。それが今日は出来なかった。自分のマークに関しては、かなりタイトにつかなければいけないといわれていたし、そういった練習を今週1週間してきた。今日のプレーを最低限として、もっといいプレーをしていきたい。

鎌田 翔雅DF 25

自分のプレーにミスが出てしまった。判断が悪いというか、遅くなってしまったり、トラップミスが出てしまったところは反省。ミスしてはいけない時間帯でのミスだったし、イージーミスだっただけに大いに反省します。攻撃に関しては、アレックスが攻撃的なのでボクは必然的にバランスを見て攻撃参加するという状況だった。それでも、何回か攻撃に参加することができたが、もっと回数を増やしていきたい。何度か、上がっていても味方の選手に気づかれないシーンがあったけれど、自分が上がる回数を増やすことで、味方も気づいて出してくれるはずなので、もっと上がっていきます。声を出すことに関してはもっとやっていかなければならない。