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2010 SEASON MATCHES試合日程・結果

12.4(土) 12:33 J LEAGUE DIVISION2 第38節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

1-1
0前 半0
1後 半1
徳島ヴォルティス

徳島

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

江尻 篤彦監 督

1年間、ジェフを応援してくれたサポーターの皆さんやスポンサーの皆さん、本当に感謝します。結果を出せなかったことは、私の不徳の致すところです。選手は一生懸命やってくれました、責任は私にあります。

試合内容は今年を象徴するような点の失い方だし、得点についても、シュート21本打って1点。課題が明確に残りました。新しい監督さんのもとしっかりと準備をしてJ1に上がれるチームになってくれると信じていますし、これからは違った側面でジェフを応援したいと思っています。本当にありがとうございました。

後は、私自身の親から教わったことで嘘をつくことは大嫌いなので、聞かれたことに対しては素直に答えさせてもらいました。それが違った方向にいってしまったこともありましたが、この場を借りて、頭が悪い自分を勘弁していただけたらと思います。先日亡くなった父親は星一徹のような人で、殴られながら「人には嘘をつくな、真摯にしっかりと受け答えをしろ。自分が思ったことに対して裏はない。いろんな計算をするな」というふうに言われて育ちました。こういった場で、ストレートなことを言ったことは事実です。監督としてもっといろいろ頭を使えと言われるかもしれませんが、私は私の生き方でこれからも曲げるつもりはありません。自分の人間性を信じてついてきてくれた選手にも感謝したいと思います。これからも私は私でありたいし、そういう指導者を目指していきたいと思います。

─── 改めて、今年J1に上げられなかった理由は。

結果がついてきていない以上は戦術もそうですし、細かいことをあげると最後の、得点に至るまでの崩し、今日のようななんでもないような失点、というのがうちの一年間だったと思います。

これは、今日社長が分析をすると言っていましたので私と話合いの場をもつとしたら、私の分析したものをしっかりと伝えて来年に生かしてもらいたいと思います。強いてひとつあげるとすれば、やはり点をとれるところでとりたかった。それに至るまでの理想的な崩しができなくとも何度か訪れたチャンスで得点がとれていれば、という試合がいくつかありました。それが、ここ一番の柏、甲府、福岡のゲームでもあったので、そういったところはひとつの課題です。ただ、そこにいい選手を連れてくれば解決する問題ではないと私は思います。日本のこのリーグ、日本人がこのリーグで成長して、日本代表で、世界へとつなげなければいけないと思います。日本の課題であるストライカー、あとはセンターバック、といったところは私も一年間悩んだポジションでした。

米倉 恒貴MF 22

これまで、試合に出場すれば、必ずゴールシーンのチャンスがあった。そこで決めきれないのが自分の課題だったので、今日の試合では絶対に決めようと思って試合に臨んだ。そこで決めることができてよかった。最終戦、多くのサポーターの皆さんの前で絶対に勝利をと思っただけに、悔しい引き分けだけど、1点ビハインドのなか、引き分けにすることができたのはよかった。

久保 裕一FW 34

初めての出場ということで緊張しました。FWなので、起点になること、ゴールを決めることを心がけてプレーしました。緊張のため、最初はまったくいいプレーができませんでしたが、その後、徐々に自分らしいプレーができるようになってきた。プロでもできると感じた部分と、逆に、体の強さは大学にはない部分だったので、来シーズンが始まるまでに向上しなければいけない部分だと感じました。惜しい場面があったけれど、あれは決めなければいけない。来シーズンも皆さんの前でいいプレーを披露できるように、また頑張ります。

鎌田 翔雅DF 25

2010年、最後の試合だったので、とにかく、ガンガン前に行こうと思って、前に出る姿勢を出しました。前半、全体的にうまくいっていたけれど、そこでゴールを取れなかったのが、今シーズンを象徴している。そこで取れるようにならなければダメ。後半に関しては、自分も少し前にいけなくなってしまったし、チーム全体としてもリズムが悪くなってしまったのは反省点。今シーズン、ジェフに来て、サポーターの皆さんに熱い応援をしてもらいました。すごくうれしかったです。そのなかで、チームが一番苦しい時期にアジア大会に出場するため、欠場してしまったのは本当に申し訳ないし、悔しい思いだった。この1年の感謝の気持ちをこめて、一生懸命プレーしました。

林 丈統FW 11

今日は何もできなかった。攻撃がうまくかみ合わなかった。いいところでボールを受けられなかったし、入ってもこなかった。ネット、ヤザ、工藤浩平、自分のプレーがうまく連動できなくてしんどい試合になってしまった。チャンスもあったが確実に決められなかった。確実に決めなければいけないし、もっとチャンスを作らなければいけない。後半、さらに、チーム全体のリズムが悪くなってしまったが、距離感の問題。サポーターがなく、それがリズムが悪くなってしまった要因。

深井 正樹FW 9

2010シーズン最後の試合だったし、0-1で負けていたので、思い切りプレーしようと思ってピッチに入りました。全体としては、前半はチャンスを作っていたけれど決めきれず、後半は立ち上がりからリズムが悪くなっていた。途中、久保、米倉が入っても、あまりリズムがよくならず、そんな場面での自分の出場だったので何とかやってやろうと思った。そのなかで、裏を狙うだけではなく、間で受けたり、バランスを見ながら、状況に応じたプレーを心掛けた。勝つことはできなかったが、何とか引き分けに持ち込むことができてよかった。