2.20(日) 15:42 第16回
千葉
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柏
柏の葉公園総合競技場
試合前
HEADCOACH
ここまで5週間練習してきて、攻守に今までやってきたことが正しいかどうかを今日の試合で確認したかった。今日の試合が終わって、いい方向に向かっていると感じました。これまでと違うことをするというのは難しいのですが、選手たちは非常に学ぼうという姿勢を持って取り組んでいます。初めの10分間はいいサッカーできなかったけれど、その後の10分間はだんだんよくなり、こちらのリズムでプレーすることができたと思う。それ以後もいいサッカーができていたと思う。
守備的なことに関して、約束していたことをしっかりとできたと思っています。特に、前半は高い位置からボールが取れていました。後半はうまくいかなかったところがあります。戦術的規律を後半もしっかりと守ることができたら、今後さらによくなると思います。選手の目、顔を見てもこの結果に満足しているのではないかと思います。また、これまでやってきたディフェンスの仕方、コンパクトにしてアグレッシブにやっていくというやり方で結果を得たことはよかったし、新しい、次のステップに向かうためにもよかったと思います。
また、いい勉強になったことは、約束事ができなかったら、いいゲームができない。考えていたゲームプランをするためには約束していることを遂行していくことが大事ということが、選手もわかったと思う。
─── 開幕間近ですが、今日のメンバー、この戦力でいくのか。まだ出場していない選手がいますが、変わることはありますか。
フィットしている選手もいれば、ケガで離れている選手もいる。例えば、マーク・ミリガンだったり、サンダー(ファン・ゲッセル)もこの間の練習でケガをしてしまいました。ただ、マット・ラムは登録上の問題で今日の試合に出場することができませんでした。この3人の外国籍選手といまいる日本人選手の競争があるということはとてもいいことだと思っています。あと2週間、開幕までいい競争ができると思っています。
─── J2は全部で38試合、かなり長いシーズンになりますが、どのように戦っていきたいと思っていますか。
38試合を戦うというリーグ戦は初めて。だからこそ、みんなが必要。マーク・ミリガン、渡邊圭二といったケガをしている選手が戻ってくることだったり、選手にしっかりと戦術的なことを教えて、メンタル、サッカーのことを教えていく、そういった準備が必要だと思っている。
─── この試合、オーロイ選手に対する評価をお願いします。
シーズンはじめはトーレ(オーロイ)をターゲットとしてうちのチームの武器としてあまり使えていなかった。ただ、最近は米倉、伊藤、佐藤勇人がしっかりとサポートして、ヘルプして、縦に抜ける動きなどコンビネーションなプレーがだんだんできるようになって、トーレを使えるようになってきたと思っています。コンビネーションしていくには時間がかかる、彼女を知るのと同じようなもの。米倉にとっても、トーレにとっても、コンビネーションを作るのは時間がかかるものだと思っています。
前半はうまくボールが受けられなかった。守備ではいい守りができたと思います。チームとして勝ったことも大きい。この調子を維持し、さらに課題を修正していきたい。個人的な攻撃的な部分では、もう少しボールに触りたかったし、シュートを打ちたかった。もっと中へ切り込んでいけるようにしたい。
そんなに多くは攻められなかった。フィールドの選手が全員でよく守ってくれたということ。組織だってやっていた。ポストに当たった場面もあったけれど、ディフェンスとしては十分な手ごたえのある試合だった。ただ、もう少し、全体でさらに組織だったプレーをしていきたい。さらに、シュートを打たれないような守備をやっていきます。
個人的には、守備の部分はある程度できると思ったけれど、攻撃のところは全然できなかった。チームとしては、やることがはっきりしているなかで、ある程度形が見えてきた試合。守備の部分は収穫。危ない場面があったけれど、ああいった場面もさらに少なくしていきたい。今後、さらにやっていければ、さらにいいプレーができるようになる。
今日は右のウイングで試合に出場して、守備の部分では反省が残ったし、攻撃の部分でもうまくボールに絡めず、反省点ばかりです。周囲のスピードにもまだついていけないし、運動量が必要なポジションだとも感じました。このポジションもしっかりとこなせるように、練習からアピールしていきます。
改善していかなければいけない部分もあるけれど、まずまずの戦いができたと思う。それほどやられる場面はなかった。ただ、自分たちが1点取ったあとに、レイソルが攻め込んできたとき、トーレを使っていこうという練習を今週1週間やってきた。その部分をもう少しうまくやっていければと思った。個人的にはもう少し効率よく前に上がっていきたい。