6.4(土) 16:04 第15節
千葉
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草津
正田醤油スタジアム群馬
試合終了
HEADCOACH
前半については非常によかったという出来ではなかったが、しっかりとゲームをコントロールして、主導権を握ってゲームを進めることができた。ただ、ゴールまではいけなかった。ハーフタイムに選手にも話したが、しっかりと出ていく、ボールに対してプレッシャーにいくというところを話したが、後半のところでうまくいかず、1点、決められてしまった。
コーチとして先週の大分トリニータ戦のように逆転するために、何かしらの手当をしたが、大分トリニータ戦ではうまくいったが、今回はうまくいかず、2点目を決められてしまった。
ただ、チームとしては今までやってきたことを継続してやっていく、信じて続けていくということが重要だと思っています。私自身も信じています。チームは、ラーニングプロセスにあるのではないかと思っています。次のゲームはホームゲームなので、しっかりとその試合に向けてやっていきたいと思います。
─── 失点の形が対策していたカウンターからのものだったと思うのですが、今後、どう対応していくのでしょうか。
1点目に関しては、カウンターではなかったと思っています。おそらく、スローインからだったと思いますが、競り合いのなかからボールがこぼれて、それに対して、プレスをしっかりと与えることができずに、そういったプレーからの流れだと思います。2失点目に関しては、うちがリスクをかけて、勝つためにそういったプレーをしたので、相手がカウンターから点を取るというのはありえると思います。
─── 後半の頭から入れた太田圭輔選手を20分もせず交代した理由は。
ハーフタイム、太田を入れた時点では0-0だった。その後、0-1になったため、勝つために、大分トリニータ戦同様に久保を入れて、もっと前線にパワーを持つというイメージを持っていました。ザスパ草津に対して久保を前に入れて、ヨネを右にいれる。そのため、太田を外す必要があった。太田としては残念だったと思うが、仕方がなかったと思う。
─── 大分トリニータ戦のように失点したあとに逆転まで持っていけなかった要因は。
相手のやり方も少し違いますし、大分トリニータのゲームはうちが完全に主導権を握っていたゲームで、しかもホームゲームだった。今回のゲームに関しては、接戦だったので、こういった結果になったのではないでしょうか。
負けている段階での試合出場だったので、何とか点を取ろうと思ってプレーした。そのなかで、PKをゲットできたのはよかったけれど、負けてしまったので……。この敗戦を引きずらず、課題は修正し、次の試合に向けて準備していきます。個人的にはシュートは打てているので、今度は枠をしっかりと捉えるように、また練習していきます。
チームとして3失点したことはよくない。3失点したら勝てない。ここのところ失点が続いている。今日の前半は0-0だったけれど、後半のあの時間帯で失点してしまうと、ゲームは難しくなる。自分たちの甘さが出た試合。先に失点したことがすべて。攻撃の部分では距離が遠くて、ディフェンスと前に距離がありすぎた。押し上げがうまくできず、中途半端になるという時間帯が続いていた。難しかった。もっと流動的になればスペースが生まれるのだが、それができなかった。相手にしては守りやすかったのでは。悪い感じで4-2-4のような形になってしまって、ボールが奪っても距離が遠いからボールを出すほうも難しかった。前線にボールも当てづらかった。よくない時間帯が長く続いた。シンプルにディフェンスラインからトーレに当てたが、トーレのところで競り勝てなかったし、難しい試合だった。
3失点は本当に悔しい。言い訳はできない。うちのチームは最初、失点しないのが強味。メンバーが変わってしまっているけれど、その守備、失点しないということをやり続けられないのが問題。これを修正しなければいけない。守備があってこそ。もう一度、そういうことを考え直さなければいけない。前半はそれほど悪くなかったと思うけれど、失点したのは後ろの責任。全体をもっと押し上げられていたらよかったのかもしれない。やられてしまうということは問題があるからなので、変えていかなければいけない。人それぞれに役割があるので、それを全うしていきたい。失点したのは後ろの責任。最後に話をしたのは、切り替えていこうということ。切り替えていけるようにしないといけない。今までいい形できていた分、残念な部分が出てしまったけれど、そこをもう一度、直せるように切り替えて、チームがこういうときにバラバラになってしまう危険性があるので、そうならないように、修正していきたい。