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2011 SEASON MATCHES試合日程・結果

6.29(水) 19:04  J LEAGUE DIVISION2 第2節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-0
1前 半0
1後 半0
湘南ベルマーレ

湘南

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

ドワイト監 督

湘南ベルマーレは試合に向けてフォーメーションを変えてきました。4-4-2から4-1-4-1のような形にしてきて、攻守として彼らは恐れているのではないかと思い、いい気分でした。

相手が4-1-4-1でやってくるなら、どこにスペースがうまれるのかはわかっていました。サッカーをする時は常にどこにスペースがあくのかを考えているからです。そのスペースをみつけることに関して選手達が気づいてくれると嬉しいのですが、その点ではうまくいってない部分が前半はありました。それでも前半、パニックにならずにしっかりとボールコントロールすることはできていました。

後半はもっとこちらが主導権を握って大人のサッカーができていました。2点を奪うことができました。ただ、もっと改善する点はありました。湘南のような相手に対して勝つことができ、大変嬉しく思っています。ただ、最後の10分間、もっとボールをキープすることができたのではないかと思います。シュートを打つというより、もっとボールをキープすることができたのではないでしょうか。試合にはとても満足しています。

─── 前半、選手たちはオーロイ選手ばかり気にかけていたようですが、オーロイ選手がいることといないことの違いは。

シーズン前からわかっていたことですが、オーロイをどのように使うか、彼を中心に使うのかそれともバランスよくパスを出していくか。そこのバランスは重要視しています。そして、そのバランスは試合をこなすにつれてどんどんよくなってきています。確かにオーロイを使いすぎる時もあるし、もっと使えばいいのにというシーンもあります。今日は使いすぎていたとは思いません。また、久保もヘディングは得意です。前半の部分、スペースをうまく使うことができなかったといいましたが、オーロイを使うことによってDFラインが下がるので中盤にスペースがうまれます。そのスペースをうまく使いきれなかったという部分がありました。

─── 日本の暑さについて。

休憩をしっかりとることが重要だと思います。またどの時間帯に練習をするのか。また、栄養をしっかりとることが重要だと思います。それ以外には考えられません。オーロイもしっかりと体調管理をしなければいけません。先日の練習でも、「この暑さはなんだ」という表情をしていました。

─── 2点目を取った後も3点目を取りにいく姿勢が感じられたが。

もちろん3点、4点とればとてもいいことだと思います。選手たちには、常に主導権を握ること、観客を楽しませることが重要だと伝えてあります。ただ、いろいろなやり方がある中で、攻撃ばかりに集中してボールを奪われてしまってはカウンターを受けてしまいます。そこのところは気をつけなければいけない。今日はホームでエンターテインメント性が高いゲームができたと思います。

佐藤 勇人MF 7

今日の試合は無失点に抑えて勝てたことが一番大きい。みんなで、今日は絶対に無失点にしようと声を掛け合いながら試合をしていた。コーチングの声もでていたし、全員がファイトできていた。それが大きかった。また、リードしてからは慌てず、ボールをうまく動かしながら、タイミング、相手のスキを見てチャンスを作ることができた。なかなか点が取れないときというのは、シュートも打たなくなってしまうもの。だから、今日は入らなくてもいいから積極的にシュートを打っていこうと最初から決めていた。そのなかで、最初のシュートをいい感じで打つことができていたので、シュートを打つことを続けていき、後半のゴールにもつながったのだと思う。ゴールの場面では、久保に“スルー”と声をかけた。久保もよく反応してくれたと思う。久保がスルーしてくれたことで、相手GKもタイミングがずれた。後半から出場した久保はよくやってくれた。トーレに加え、トーレの調子が悪いときに、しっかりと久保が仕事ができるというのはチームにとって大きい。あとは、アウェイでの次節、しっかりと勝つことが大事。ここから昇格争いは熾烈になる。しっかりと勝ち続けていきます。

竹内 彬DF 3

いつもそうだけど、今日は特に、集中して、無失点で乗り切ろうとみんなで話した。そのなかで、試合の立ち上がり、しっかりと集中して入れたのが大きかった。ただ、監督もいっていたように、最後の10分の戦い方はもっとポゼッションをして、相手にボールを触らせないぐらいの戦いをしなければいけなかった。2点をリードしたことで、ブロックを作って、しっかりと守備の準備をして、相手が入ってきたらボールを奪うということができた。全員が球際にしっかりといくことができていた。特に、夏場はそういうことが大事。球際にしっかりということで、こぼれ球が拾え、そのこぼれ球を拾えるかどうかが体力の明暗をわける。引き続き、しっかりと守備ができるように頑張ります。

深井 正樹FW 9

いい時間帯に先制点を取ることができて、90分を通して自分たちの戦いができ、いい試合だったと思う。ゴールの場面はたまたまボールがきただけ。きっちりと決められてよかった。ここ2試合、難しいゲームが続いていたので、今日の試合では結果を出せたのがよかった。

久保 裕一FW 22

今日の試合もそうだったけれど、シュートまではいけているだけに、あとは点のところ。ゴールが取りたいし、チャンスもあった。ただ、チームが勝っている時間帯に試合に出場し、追加点をチームとして取ることができ、失点もせずに勝てたことはよかった。落ち着いてやれているし、続けて長い時間試合に出ることで、得られるもの、成長できている部分もある。これをさらに続けていきたい。後半から出場したことで、監督からの信頼も少しずつ得られていると思うので、さらにどんなときでも使ってもらえるようにしたい。(佐藤)勇人さんのゴールの場面は、自分でトラップしようとしたんだけど、後ろからスルーという声が聞こえて少し迷ってしまい、スルーのような格好になりました。得点につながってよかったです。