前半はあまりよくなかった。意図はあったが実行できなかった。3連戦ということと、この湿度の影響もあった。富山も同じように苦しんでいたのではないか。

後半はテンポもしっかりあげることが出来てよかった。トーレにパスを出した後のサポートがシンプルにうまく出来たところがよかった。そうすることで落ち着いた試合運びができた。

1点、2点取ることが出来たが、もう少し点を取ることも出来たかもしれないが、アウエーで2点を取れたことは満足している。

コーチとしてうれしかったことは前半良くなかったところを後半リバウンドして立て直してくれたことです。全てのチームは常にいい状態とは限りませんから、前半悪い中で選手たちが立て直してくれたことは良かった。

アウエーで勝ち点3取れたことは、とてもとてもとても重要なことだと思うのでうれしく思っています。

─── トーレの使い方で、最近頭ばかり狙っているように見えるが。

頭だけでなく、胸や脚元を狙ってパスを出すようにはしています。頭に出すときも、どういった角度で狙うかも重要です。富山は5人のDFがいましたから、トーレの後ろではなく前にスペースがあった。どういう風にトーレにボールをあてて落とすのかということを意識させた。2点目でトーレはヘッドが得意だっていうことを証明してくれたのではないでしょうか。

連戦の疲れもあって、こういう展開になるかなという気はしていた。後半は気持ちを切らさずにもう一度やろうとしたが、中断が入って休めたので結果的にリセットできて僕としては良かった。

得点シーンはハーフタイムに林から「あそこで持ったら打っちゃえよ」って言われていたので、ちょっと停滞もしていたし打ってみようかなっていう感じでした。打った後ボール見たらこれは入ったなと思いました。

前日上位チームが勝っていたのできょうは重要な試合だった。アウエーで結果が出せてよかった。

ハーフタイムに選手同士でもっとやらなければいけないと話し合って、前半よりはよく出来たと思う。ピッチの上での最低限のファイティングスピリットや、運動量などが全体的に欠けていたと思う。

後半はいい感じで全員がファイトできた。追加点のシーンは大介と自分が近いポジションに取れて、いいタイミングでトーレにセンタリングできた。こういうシーンをもっと作っていきたい。

雨の中断はあったが、ジェフのサポーターはもちろん、富山のサポーターも声を切らさず、これ以上ないくらいの応援をしてくれた。選手たちはしっかりとこの声援にこたえてピッチで表現する必要があるので、次の試合に向けてがんばりたい。

最後にいらない失点をしてしまい申し訳なかったです。3連戦は1分けはいらなかったかなと思うが、負けてないことはいいことなので続けていきたい。ミスを少なくして、しっかり無失点で終われるようにがんばっていきます。暑いときは応援してください。