7.9(土) 19:03 第20節
千葉
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熊本
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
今夜は、試合の前から難しい試合になると予想していた。ロアッソ熊本は、特に守備面において、とてもいいチームだと思う。DVDを何回も見たし、アウェイでの経験もあるが、本当にいいチームだと思った。
前半の初めは、相手の戦術的な部分に対応するのに、困難なところがあった。相手は、最近の数ゲームとは違うやり方できた。それは当たり前のことだが、監督として、それにどう対応するか、と思った。チームとしてそれに対応するのに、少し時間がかかった。それが、試合に影響したのだと思う。ボールを持っている時にも影響が出ていた。前半の最後には、それはよくなっていた。深井のチャンスもあった。後半の立ち上がりはあまり良くなかった。ただその後に、相手チームに退場者が出て、10人になって、その後、こちらはワイドに選手を置いてと考えていたが、今日はそれがうまくいかなかった。
強いチームとの戦いだったが、選手はよく動いていたし、よく戦ってくれたと思う。ただ、トーレ(オーロイ)のヘッドや、クロスバーに当たるなど、いかしきれなかったチャンスが何回かあった。勝つことができた試合だったかもしれないが、このような結果になってしまった。
─── 相手の出方が違って対応が遅れたとのことだが、どういうところに時間がかかった?
普通は、4-4-2のダイヤモンドで来るのだが、そうではなかった。右サイドのハーフが、少し中の高めでプレーしていた。ただ、ジェフとしては、守備的な連係の部分で、対応するのに時間がかかった。試合中には改善できたと思っている。
─── 相手が長い間10人だったが、点が取れなかった理由は何が考えられるか?
キーパーがいいセーブをしたり、セカンドボールがこちらの選手の前に来なかったなど、いろいろな理由が挙げられるが、ハイテンポでのプレーができなかったことが大きいと思う。これまで、アディショナルタイムに点を入れて勝った試合が何回かあった。今回も、そういうことが起こりえる試合だったと思っていたが、残念ながら、それを起こすことができなかった。ただ、負けなかったことは、よかったことだと思っている。まだ熊本との勝点差は開いているので。今日は引き分けに値するゲームをしたと思っている。
ホームだけに勝ちたかったが、ポジティブに捉え、次につなげたい。失点シーンはトーレ(オーロイ)の前でさわられたので修正していきたい。得点シーンはGKがこぼす可能性もあるから、タケ(林丈統)が助走に入ったときに読めた。誰でも入れられるゴール。相手が10人になってから、ゴール前を固められた。サイドから入れたがもう少しバリエーションを持ってよかった。ブーイングは勝てなかったからだと思うけれど、とにかく昇格に向かってしっかりとプレーするだけ。引き続き応援してほしい。
久々に長い時間出場して、結果を出すことを目指していたが、シュートを打てず、勢いをもたらせず悔しい。最初は右に張って受けろといわれたが、途中でヨネ(米倉恒貴)とポジションチェンジして自由に動けた。ただ、ボールを受けられなかったことで練習と実戦は違うことを改めて痛感した。まずは練習で結果を出して試合に絡まなければいけない。
1-1の引き分けの状態での途中出場。ゴールを決めるしかないという気持ちでプレーしましたが、なかなか難しかった。チャンスでしっかりと決めきらないと、自分もこれからなかなか出場の機会を得られなくなってしまうので、もっとシビアに戦っていかなければいけないと思いました。前からしっかりと戦うことはできていたけれど、もう、それ以上の結果を求められているので、しっかりとゴールを意識して、シュートを打っていきたいと思います。