8.17(水) 19:03 第3節
千葉
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札幌
札幌ドーム
試合終了
HEADCOACH
感想としてはいいゲームが出来なかった。みなさんご覧になったとおりです。フットボールで一番重要なのは立ち上がりの時間帯を良くするということです。初めの6~7分でテリトリーの取り合いが生まれる。どこで守備をするのか、どこのスペースを使えるのか、流れを引き寄せることができるのかどうか。まるでジャングルだと思う。その準備が出来ていないと相手にやられてしまう。それがおきてしまったと思う。
スローインからのボールを奪われ、CKを与え、そのCKで誰も出てこれませんでした。それでやられてしまった。ただチームの成長過程でこういったことは起こりうると思う。コーチとしてこういった状況は起きてほしくはありませんが、起きてしまいます。
札幌との前回の対戦ではいい準備をして、ホームではいい試合が出来ました。コンサドーレはああいった試合を二度としたくないと考えたことでしょう。彼らはアスリートなのでリベンジしたいと思っていたことでしょう。彼らはそれをしっかりやったと思います。
われわれがやらなければならないことは次の日曜日にむけてしっかり準備することです。ハーフタイムに叱咤激励をしましたが、試合後はしませんでした。その必要はないと思ったからです。日曜日のためにしっかりリカバーしなければいけません。
─── 前回の対戦と逆の結果になったが、決定的な違いは?
試合の立ち上がりの部分だと思う。以前の対戦の結果が札幌の方に影響したのでしょう。もちろん彼らにとってはホームゲームですし、彼らはしっかりとピストルと武器を持って試合に挑んできました。ジェフの選手はコーヒーを飲んだ後のような状態だったように思う。
結果を真摯に受け止めて、すぐ試合が来るので、気持ちを切り替えて次の富山戦に向けて、みんながバラバラにならないようにもう一度まとまっていきたい。もっともっとやれたと思うけど、試合の入りのところで自分たちで難しくしてしまった。前線の久保、孝太、ヨネもがんばっているので、彼らの使い方を考えていかないといけない。もうちょっと落ち着いて自分たちのボールを大事に繋げればチャンスは作れると思う。
前半からいいリズム作れないまま終わってしまった。前半の終盤からいい形も作れたが、なかなか点取ることが出来ずズルズルいってしまった。ボールを繋げず連動もできず、セカンドボールも拾われて、自分たちのペースでサッカーできなかった。コンディション的には走れたので、もっともっと前半から激しく行ってシュートを撃てばよかった。相手の裏を取れたシーンもあったが決められず残念だった。富山戦は立ち上がりからがんがん行って自分たちのペースでサッカーをしたい。
0-4という結果は残念に思います。失点も立ち上がりだったので、相手に勢いを与えてしまった。あの時間で4点目を決められてしまってひっくり返すには厳しい状況でしたが、すぐ次の試合もきますし、負けるにしても次の試合を見据えて戦う気持ちを持たせるために1点でも取りたかった。今季は負けた試合のあとにしっかりとリカバリーできているので、すごく大事な試合になる。いつも以上に集中して準備の段階からきっちりやっていきたい。