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2011 SEASON MATCHES試合日程・結果

9.4(日) 19:03  J LEAGUE DIVISION2 第4節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

1-1
1前 半0
0後 半1
東京ヴェルディ

東京V

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

ドワイト監 督

今日の試合は、みんながハードワークをしてくれた。ファンの皆さんも、分かってくれたのではないかと思う。戦術的な規律も守ってくれた。チームの事情としては、何人かの選手を欠いている状況だった。大島は今週から、トレーニングをし始めたばかりだし、深井は、先週まで病院にいた。オーロイ、伊藤という選手もいない。そういうチーム事情だった。なので、スタイルを変える必要があった。

村井、太田をウインガーに使い、大島・深井という戻ってきたばかりの二人を出場させなければならなかったわけだが、それはとてもよかったと思っている。勝つことが出来る試合だったと思っている。また、負ける可能性も大いにあっただろう。ヴェルディにもチャンスがあった。ただ、選手がしっかりと仕事をしようとする姿勢を見せてくれたので、満足している。

─── 相手のポゼッションに対して、横へ横へ動いて、体力を消耗して、前に行けなくなっているように見えたが、交代しなかったのは?

ヴェルディも疲れていたのではないかと思う。ヴェルディは、J2リーグの中で、攻撃においては一番のチームだと思う。今期の得点数では、2位のチームを10点も離している。ヴェルディは、ワイドにプレーをしてくる。基本的には、ジェフのスタイルを変えないでもいけるのではないかと思うが、何人かの選手を欠いていたので、今いる選手で戦うために今日のスタイルにして戦った。

さっきもいったが、選手たちはその中でしっかりと戦ってくれたと思っている。ボールを奪った後の攻撃の仕方は、改善できると思っている。

─── 『戦術的な規律をよく守った』というが、守備の時に相手に対するプレッシャーが足りなかったのでは?

実は、ベンチからもずっと「前に出なければいけない」「ステップアップしなければいけない」と叫んでいた。しっかり、ディフェンスラインがプッシュアップできていないことが後半あったと思う。ヴェルディが中にボールを入れた時に、プレスをかけることができない。ディフェンスラインがプッシュアップすることが必要だったと思う。

だが、いいシーンもあったと思っている。大島のヘディングがクロスバーをたたいたシーンがあったが、それは、ディフェンスラインがしっかりとプッシュアップしてボールを奪って、太田に出し、その太田からのセンタリングが大島のシュートにつながったのだと思っている。

─── 後半は、あまりできなくなっていたが、前半は、相手が入れてくるボールを相手の前にインターセプトできていた。相手のパスの出し方は、予測していたのか?

どのチームにもスタイルがあると思う。その中で、我々がどういう風に戦うのかというのは、準備している。前半の方が、後半よりもよかったのは確かだと思う。

大島 秀夫FW 31

先制して個人的にもいいスタートを切れたと思ったけど、結果的に勝点3を取れずに残念。それに、試合から遠ざかっていたこともあり、最後は疲れてしまった。90分間出たことによる監督の期待? その辺は正直分からないけれど、与えられた時間の中で勝点3をとるために貢献していくだけ。まだみんなと練習して1週間だし、これからコンビネーションもよくなるはず。もっとチームとともに成長していきたい。

坂本 將貴MF 2

相手にボールを持たれたけれど、決定的なチャンスはそう多くは作らせなかった。ただ、ボランチのところ、センターバックのところをフリーにさせてしまったのは今後の課題。また、2点目をしっかりと取っていかなければいけない。大島が入って、ある程度時間が作れるようになった。その部分を生かして、チームが勝てるようにしていかなければいけない。

深井 正樹FW 9

前からプレスをかけてくる相手に対して、もう少しマイボールの時間が長くしなければならない。苦しくなってくると、どうしてもGKからロングボールを入れて、また相手ボールということが多くなってしまう。その部分は改善していきたい。一方で、攻撃ではサンガ戦よりもチャンスを作れていたと思う。特に、大島さんが入って、前線で起点ができるようになった。こういう苦しい時期に、気持ちを切らさず、ぶれずに最後まで信じて戦うことが必要。昨年はこういった場面で信じきれなかっただけに、ここをしっかりと乗り切ります。

青木 孝太FW 18

大島さんのところでボールが収まっていたし、セットプレーから点を取ることができていい形だったと思う。ただ、その後、攻められる時間帯が長くなった。自分が出場してからは、足元で受け手仕掛ける意識を持って戦ったけれど、点が取れなかった。申し訳なく思います。