9.25(日) 16:03 第29節
千葉
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北九州
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
しっかりと強い気持ちを持って戦い、個人の戦術的な技術をピッチの上で守ることができたら、ジェフは手強いチームであるということを、この試合の中で証明することが出来た。
うまくいかなかった点は、最後まで試合を決定づけることが出来なかったということだ。ハラハラさせるゲームを最後まで続けることになってしまった。
前半は、ディフェンスで少しうまくいかない部分があったが、その問題はこのゲームの中でしっかり解決することが出来た。その後は、しっかりと主導権を握ることができたので、最後には、もうあと2点、3点取ってもてもおかしくない場面もあったが、彼らにチャンスを与えなかったのでよかった。
選手も、どんどん戻ってきている。米倉恒貴、渡邊圭二が復帰したし、伊藤大介の復帰ももうすぐだ。オーロイもいい状態だと聞いているし、ミリガンの出場停止も今回までだ。これは、選手にも伝えたことだが、水曜日にもまた試合がある。そのために、しっかりと頭と体の準備をしなければならない。水曜日は重要なゲームだということを伝えた。
まだまだ、道のりは途中だが、目標に対しては、大きなステップを踏むことができたと感じている
─── 北九州がアグレッシブにきたので、前半は難しかったように見えたが、どのように修正したのか?
こちらも、しっかりとアグレッシブに戦うことができたと思っている。また、守備をコンパクトにすることが出来たので、戦術的な規律を守ることで、多くのインターセプトを行うことができた。
相手がアグレッシブに来て、こちらもアグレッシブにいったゲームだったので、どちらがベストな状態だったかが結果につながったのだと思う。
─── 攻撃が横幅をいっぱいに使っていたようだが、意図的なことだったのか?
それが私たちのプレースタイルだと思っている。ウインガーの選手、太田圭輔・米倉が外に開くことによって、彼らに攻撃のチャンスが生まれる。北九州が中をしぼることで、ウインガーの選手にボールがいきやすくなるからだ。また、もし相手が外に対応してきたならば、中にスペースが生まれ、そこから攻撃ができる。それがジェフのスタイルだと思っている。
前線の選手がアグレッシブにプレーしてくれ、ボールにプレスをかけてくれたので、後ろとしては非常に守りやすかったです。また、守備自体もラインをしっかりとコントロールすることができた。ただ、ボールの取られ方が悪いところがあって、中盤でバタバタしてしまったのは反省点。ディフェンスは全体的によくなったと思うし、2試合連続で完封できたのは自信にもつながる。ただ、攻守にもっとレベルアップしなければいけない部分があるので、これからもしっかりとやっていきます。
(2試合連続1-0という結果に対して)すごくうれしい。ミルジーは不在だけど、今は誰が出場してもいいパフォーマンスを発揮できる。また、日本人だと言葉が通じるというメリットもある。相手はアグレッシブだったけれど、ウチも最後まで集中力が切れることなく、体を張って守ることができた。とにかく、フクアリで2カ月ぶりの勝利ということで、本当にうれしい。これでみんなに自信が生まれればいい。また水曜に試合があるけれど、目の前のゲームに全力でぶつかるだけです。
11人で守備をしている。前線の選手がファーストディフェンダーで限定してくれて、中盤のゾーンでプレスに激しく、それだけに後ろの選手は狙いやすかった。それほど多くチャンスを作られたわけではない。これを精度を上げて続けていきたい。自分のゴールに関しては、誰が決めても勝点3を取れればいいと思っている。なので、自分のゴールより、勝点3のほうがうれしいです。今後は、より厳しい戦いになるし、試合数がなくなってくるにつれて、緊張感がより高くなる。やってきたことをピッチの上で出す。90分の試合のなかでいい展開ばかりではないので、そうじゃない展開でも、いかにしぶとく、粘り強く戦うかが大事になってくる。試合終了間際のセットプレーを守り切れたけれど、ああいう時間帯にセットプレーを与えないということもレベルアップするためにはやっていかなければいけない。守れたことはポジティブに考えて、もう1ランク上のために、セットプレーを与えないということを考えてやっていきたい
勝てたことは大きい。ただ、攻撃面では2点目取れればよかったという反省点がある。フィニッシュの精度の部分もそうだし、攻撃のバリエーションを増やすということを今後もやっていかないといけない。今日は無失点に抑えられたし、いい守備ができたと思うけれど、それは北九州がある程度グラウンダーのボールでつないできたから、ポジショニングさえしっかりと取れていれば問題なかった。一方で、ディフェンスラインの裏を狙って来るチームに対しては、うまくいかない試合もある。どんなチームのどんな攻撃にも対応できるように、ボクたちもさらにレベルアップしていかないとけない。また、89分間、しっかりと守れていても、最後に1本、危ない場面あったので、そこはしっかりと修正しなければいけない。勝点2を失う可能性もあった。3人ほど選手はいたので、センタリングのところに、つめていかなければいけないし、センタリングは右利きの選手が右足で蹴っているからいいボールが来る。フリーで蹴らしたということ。絶対につめなければいけない。すぐに試合があるので、また次に向けて頑張ります。