10.16(日) 16:03 第31節
千葉
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草津
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
結果については、本当にがっかりしている。ホームでは、われわれが主導権を握るべきだと思うが、前半にそうすることができなかった。リアクションをする展開になってしまった。アクションを起こすのか、リアクションをするのかでは、大きな違いがある。リアクションでは遅すぎる。なので、セカンドボールは、すべて彼らに奪われてしまった。まるで、我々は観客のようだった。ゲームを観戦してしまっていた。主導権を握ってゲームを運ぶために、ボールに対してプレスをかけるのではなく、ボールを見ているような状況だった。
しかし、後半はよくなった。2-1になった時は、いいレベルで戦えていた。試合をコントロールできていたし、ポゼッションも多かった。2-2になった時間帯から、よくないなと感じていた。選手がストレスを感じてプレーしているように見えた。ストレスというのはよくない。ゲームを“チャレンジ”として、挑戦する気持ちでいかなければいけないと思う。なので、次の水曜日には、そういう気持ちを持って戦いたい。まだ3位に入れる位置にいると思う。なので、次の試合に向けて頑張ろうと思う。水曜日に向けてしっかり準備をしたいと思う。それが、我々にとってのチャレンジだ
─── 後半に、守備陣に対してどう対応するように指示したか?
前半に問題があった。ディフェンスラインが高めに設定されていたからだ。なので、問題は、彼らが我々のディフェンスラインの裏にボールを蹴ることだった。なので後ろに追いかけるような形で、ボールを取りにいかなければならなかった。そこから彼らがプレスをかけて、我々がボールを奪ったとしても、いいポジショニングにはならなかった。
後半は少しラインを下げてディフェンスをしようと、前半に比べてディフェンスラインの後ろのスペースを狭くするよう指示した。それで、キーパーの岡本がボールを手でつかむシーンが増えた。オーガナイズの部分はよかったと思うが、ただ2失点というのはよくなかった。それは、ボールに対するプレッシャーが足りなかったのではないかと思う。ペナルティエリアからこぼれたボールに対してプレスが足りなかったのではないかと思っている。
─── 前半に、「選手が観客のようになってしまった」というのは、なぜだと思うか?
理由の一つに、相手の戦い方がある。我々は、試合前に相手の戦い方をある程度予想するのだが、相手が予想したように来ないことがある。選手は、それをフィールド上で解決しなければならない。それに対して、しっかり選手が調整しなければならないのだが、分からなくなってしまったら、どういう風にすればいいのか論理的な解決策が見つからなくなってしまう。それで、先ほどいったように、リアクションになってしまった。すべてが半歩遅れるような形になった。選手が怠けていたわけではなく、どうすればいいかわからなかったのだ。サッカーは守備から始まるので、守備の部分がしっかりできなくなったら、どうすればいいかわからなくなってしまうのだ。
失点に関してはクロスからの対応の部分。もう少しクロスを上げる選手に対して近くでプレッシャーをかける部分と、中で相手選手をつかめなかった部分と両方の問題点があった。全体的に低くしてコンパクトに守備をするというよりも、引いて受けるという守備になってしまった。もっとコンパクトにしなければならなかった。プレスの部分も全体的に少しずつ遅れてしまった。しっかりとビデオを見て、悪い部分を修正しなければならない。残り10試合の1試合目で負けてしまったが、こんなところで崩れてはいけないし、崩れるチームでもないと思っている。強い気持ちを持って、次の試合を戦います。
蹴ってくる相手に対して、ちょっとやられすぎてしまった。相手の前線の選手4人に対して、うまく対応しきれなかった。試合中に話をして、途中からはなくなったけれど、その部分が問題だった。相手がロングボールを蹴ってくる。それを下がって受けるとどうしても中盤にスペースがあいてしまう。そこを相手はボランチをうまく使って攻撃を仕掛けていた。そういうところで対応できなかった。3失点ともセンタリングからの失点だったので、その部分はしっかりと修正次に向けては時間がないので、修正というよりは、とにかく気持ちを切り替えてしっかりと戦います。
今日の試合に関しては、前にいい形でボールが入れられない状態が多かった。前線で動き出しとかうまく流動的に動いたりしないと、前にボールがいい形で入らなくなってしまうのでそこは反省点。また、相手のボランチの選手に対してうまく対応できず、そこからロングボールを蹴らせ過ぎてしまった。失点した場面は全体的に引いてしまったと思うし、クロスからの部分だったので修正しなければならない。すぐに次がくる。監督も話していたように、まだまだこれから。次もあるし、次の試合で自分たちのサッカーをしなければならない。やるしかない。