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2011 SEASON MATCHES試合日程・結果

11.20(日) 16:03  J LEAGUE DIVISION2 第36節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

0-1
0前 半0
0後 半1
東京ヴェルディ

東京V

味の素スタジアム

試合終了

HEADCOACH

神戸 清雄監 督

前半かなり相手も気合が入っていて、うちの選手は何人か集中力を欠いている選手もいて、前半あれだけ主導権をとられてしまったが、点を取られなかったのはラッキーだった。ハーフタイムに檄を飛ばしたんですが、後半10人になってから逆に活性化して、だいぶチャンスも作っていた。もうちょっと戦う気持ちを最初から出さないと、どんな相手でも勝てないし、J2は甘いもんじゃないとみんな自覚はしていると思いますが、そういった戦いをしなければいけなかったと思います。

もちろん試合前に昇格がないということが決まっていましたから、それについても選手たちには現状を含めて話しました。決して選手たちは気を抜いていたわけではないと思います。ただ、やはり気持ちが前面に出ていないとは感じました。あと二試合、われわれはプロとしてプライドをかけて、後半のような戦いをやらないといけない。それが次に繋がることだと思うし、大事なことだと思います。

─── 強化担当責任者として昇格を逃したわけですが、ご自身の責任については?

いまは監督という立場ですから、当面今シーズンはきちんと戦うこと、そして私自身何も言われたわけではないので、来年に向けて準備もしています。私(の進退)はクラブに預けていますから。そういうことです。とにかく全力で現状をきちんと戦うということです。

─── サッカーが中途半端な感じがしたが、結果を求めたのか、それとも次に繋がる内容を求めたのか?

内容はもちろん、私が監督になってから積み上げてきたものもありますし、それで結果も伴わないといけない。さっき言ったように前半気持ちの部分で足りない部分があったから、そういう戦術的にもうまくいかなかったところはあります。後半あれだけやれるっていうことは、しっかりやれば出来る証だと思いますので、数試合で積み上げてきたものをもう一回、後二試合やって、結果を残すだけです。

─── 左右にワイドに選手が張っているところで、ボールに集中できていないし、また攻撃でも選手の距離感を短くした方がいいんじゃないかと思うが、その辺の方針は?

いま4-3-3、4-1-4-1というフォーメーションで戦っている中で、当然選手には攻撃のとき、あるいは守備のときにどう戦うかは伝えてきて、栃木戦以来積み上げてきた。いい時もあるが、特にきょうはその中でも一番悪かったと思う。特に、守備で後手に回って、ファールも多くなってしまった。またボールを奪ってから、攻撃にうまく移れなかった。もちろんボールを取る形が悪いから攻撃にうまく移れない、そういったことで孤立させてしまう場面が多かったと思います。前回の磐田戦は逆に守備に回る時間が長く、カウンター気味に割り切ってできたが、きょうはかなり中途半端な形になってしまった。

佐藤 勇人MF 7

自分はほかの選手にプレーをやらせなければいけない立場。そのなかでこういった試合になってしまったのは悔しい。攻撃のところでなかなか自分たちのリズムができなかった。ポジショニング、動き、サポートなどすべてが足りなかった。昨日、J1昇格が消滅したが、そのなかでもしっかりと気持ちを切り替えて戦おうと話をしたが、試合の入り方が悪かった。

久保 裕一FW 22

前半の段階から後半の早い時間からの出場があるから準備をしておけと言われて準備をしていた。前半は前からいくことができていなかったので、前から厳しくいくようにという指示があり、その部分を心がけた。最初のチャンスを決めていれば……。もっともっと練習しなければいけない。昨日の段階でJ1昇格が消滅してしまったが、残り試合をしっかりと全力で戦おうと話していた。決して気が抜けたわけではないが、もっともっと戦えたはず。悔しい。

林 丈統FW 16

トーレ(オーロイ)が前線にいるので、ロングボールが多くなってしまうのは仕方のない部分もあるが、もっと全体的につなぐという意識を持って戦わなければいけなかった。相手のプレスが厳しいところでボールを受けても、ボールは後ろに戻すだけになってしまう。もう少し、中盤のインサイドハーフのところでボールを受けられるような形を作らなければいけなかった。また、トーレのボールからのセカンドボールも拾えなかった。決して消化試合という気持ちはなかったし、プロとして残りの3試合を戦おう、見に来てくれるサポーターの皆さんのためにも、自分たちのサッカーをやろうと試合に臨んだが、今日の試合ではそれが表現できなかった。