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2011 SEASON MATCHES試合日程・結果

12.3(土) 12:34  J LEAGUE DIVISION2 第38節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-1
2前 半0
0後 半1
水戸ホーリーホック

水戸

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

神戸 清雄監 督

今年の最終戦で勝てたことは、来シーズンにつながるし、我々としてもほっとしているし、よかったと思います。試合内容は今年を象徴しているような、前半がよく、後半はバタバタして、最後に危ない場面がありました。

今年、いろいろな課題があったなか、前半、1点目は深い位置から崩して点を取って、2点目はカウンターという形で点を取り、こういったことができると証明できたと思う。後半、少しカウンターというか、うちのボールの取られ方が悪く、非常にバタバタした戦いになってしまった。そういった部分は改善していかないと昇格はあり得ないし、安定した戦いができない。

いずれにしても、最後の試合で勝てたということは、次、将来につながると思うし、若い選手、佐藤祥(U-18)、井出遥也(U-18)がデビューした。彼らに荷を負わせるのはまだまだですが、そういう若い力が出てきて、新しいジェフを築いていけると思っています。

─── 今シーズンの総括をお願いします。

たくさんありますが、序盤戦、オーロイを中心に戦った戦術というのはある程度機能したと思う。ドワイト前監督はまず守備をしっかりとして、そこから攻撃にいくんだという形で、守備もある程度機能し、組織もできていたと思う。ただ、夏過ぎごろから、オーロイが抜けたり、主力にケガが出たというのはあるが、それだけはなく、そういったときにどういった攻撃をするのか。あるいは守備をどうしっかりと立て直すかということが、徐々に薄れてしまって、崩れてしまって、チームが少しずつ安定した戦いができなくなってしまった。

安定した戦いができなくなると、選手は自信がなくなるし、今日のように後半になるとバタバタしてしまい、同点に追いつかれる、逆転されるという試合を繰り返してしまった。そういったところで不安な戦いが続いていた。

私が監督になってから、最後の昇格争いというところで非常にプレッシャーがかかるなかだったが、とにかく崩れた守備の組織、そして攻撃をもう一度立て直そうというところだったのですが、守備はある程度組織をきっちりとできるようになった。ただ、そこから攻撃につなげることがなかなかできなかった。ポゼッションをしっかりとして、取ったボールを、早く攻めるだけではなく、しっかりとポゼッションを高めて、攻撃へ結びつけるというところまでやりたかったが、なかなかそこまでたどりつけなかった。見方によっては、引き下がってカウンターを仕掛けるような戦いになってしまった。勝ちぬいていくためには両方できないといけない。ベースにポゼッションをして、しっかりとボールを運んでいく、あるいは、試合の流れのなかでは守備を固めて引き下がってカウンターを仕掛ける、両方ができないとJ2というのは勝ちぬけない。どこのチームも精度がかなり上がってきている。組織力がJ2は高くなってきている。ですから、そういった戦いができないと勝ちあがれないし、ましてやJ1に復帰したときにしっかりとした戦いはできない。今年、そういうことができないことがこういった結果につながった。残念ながら昇格はできなかったが、これをしっかりと糧として、将来につなげていければと思う。

─── 来年はどういった体制になります。

新体制が決まったところでしっかりとお話します。ただ、いえることは、私は監督はやりません。新しい体制で臨むつもりです。時期は何ともいえないですが、いい報告はできるだけ早くできればと思います。

茶野 隆行DF 33

前半はよかったが、後半、受け身になってしまった。ハーフタイムからそうなってはいけないと話してはいたが、一番やってはいけない試合展開。3点目を取るようなゲームをしていかないといけない。無失点に抑える力を発揮しなければいけない。中盤でボールにいけなくなってしまった。そうなったときに、もっと後ろがラインを上げて中盤を助けられればいいが、それができなかった。水戸ホーリーホックのオフサイドが多かったのは狙い。FC東京戦からそういった戦いをやってきた。キャプテンとしてプレーしたこのゲーム、勝つことができてほっとしています。

渡邊 圭二DF 27

後半の戦い方が悪かった。自分自身も上がることができなかった。勝てたことはよかったが、そういった戦い方は課題。天皇杯でもしっかりと勝てるように、また明日から頑張ります。

深井 正樹FW 9

前半はよかったと思うが、前半の後半からよくなかった。その部分が課題です。その理由としては、後半もそうだけど、プレッシャーに中盤の選手がいけなくなってしまったところ。プレッシャーがかからず、ラインが下がったり、中盤の選手が下がってしまうことで、相手に押し込まれる、やれるスペースを与えてしまう。その部分はまだまだ課題。