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2012 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

3.17(土) 19:03 J LEAGUE DIVISION2 第3節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

3-0
1前 半0
2後 半0
横浜FC

横浜FC

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

木山 隆之監 督

前の試合で、少し自分たちの足らない部分とうか弱さが見えたゲームだったので、今日はそれをみんなで払拭しようとゲームに入った。闘志もあったし、守備はプレスが効いて非常に安定していた。

その中で、いい形で点が取れたので、落ち着いてゲームを進めることができたのではないかと思う。アクシデントで渡邊圭二が交代し、ペースダウンはしたが、ある程度ボランチのところでボールを持てたことが後半の余裕につながったと思う。

もっと決めなければならないチャンスもあったし、逆に、深井のシュートなど、いいシュートが決まったという部分もあった。もっと確実に相手の背後を取ったり、シュートまで持ち込んだ時に決められる形があったので、そのあたりは得失点差等も考慮して、点を重ねていくことを考えれば、もっと取らなければならなかったのではないかと思っている。ただ、0点で抑えられたことはよかった。

アウェイで一つ落としているので、アウェイでしっかり勝点3を持って帰れるように、また次のゲームが3日後ですが、いい準備をして臨みたいと思う。

─── 渡邊圭二から山口慶に交代したが、坂本將貴や青木良太という選択肢もあった中で慶を選んだ理由は?

彼の場合、右のサイドバックからトレーニングを開始し、ケガ人が多かったためにキャンプ中はボランチでプレーをし、開幕を迎えた時にはスターティングメンバーから外れてしまいました。しかし、チームのために一生懸命トレーニングしているし、その中でいいプレーをずっとしていたからです。実を言うと、今日は、田中佑昌のポジションでスタートすることも考えていたが、田中を選び、その中で、中盤の札として持っていたのは慶と(町田)也真人だった。慶をピッチに置いた方が、田中が疲れてきたときには、坂本か青木と交代をすることで、スムーズに中でまわせる選択肢があると思ったのでこういう選択になった。不慣れなポジションだとは思ったが、そういう意図で起用した。よくやってくれたと思う。

─── 兵働について、前半はミスも多かったと思うが、全体としての評価は?

前半もミスが目立ったとは思っていない。スリッピーなグラウンドでトライしたプレーでコントロールをミスしたり、仕掛けのところで最後やりきれなかったりはあったと思うが、相手にとって一番嫌なポジションをとって、横浜FCに何もさせなかったのは、彼のポジショニングなどの引き出しがあったからだと思う。守備も非常によく、プレスにもいくことができていたし、その中で藤田を見ながら間、間に入っていってスルーパスを狙ったり、サイドに流れて起点を作ったり、要求していたプレーをしてくれた。よくやってくれたと思っている。

─── システムのキーになる選手だったということか?

ここ2試合、藤田、深井という2トップでスタートした。2トップなのだが、そこはちょっとグレーなところで、深井には少し縦関係になるような仕事を求めていたのだが、深井の場合ミスも多かったのでボールを持ってもなかなかいい形で前にパスをすることできなかった。ただ、彼のいい所は、サイドでアタックできる、 サイドで前の仕掛けが出来るところ。そういう点で、横浜FCと試合をするにあたって、彼をサイドに置いてグラウンドを広く使った方が自分たちが主導権を握れると思った。そういう意味では、兵働のプレーも深井のプレーもよかったと思っている。

佐藤 健太郎MF 16

勝ってよかったです。前節、0-2で京都サンガに負けてしまっていたので、しっかりと気持ちを切り替えて臨むということが大事だった。そういった面では1週間、いいトレーニングができたと思うし、試合に持っていく準備の段階でいい準備ができたと思う。今日、配置やメンバーが少し変わったなかで、(田中)佑昌と深井(正樹)さんがワイドに張っているので、シンプルにワイドにつけること、ワイドにつけながら、間に兵働さんがうまく顔を出してくれたところに、タイミングよく縦パスを入れたいというイメージで戦っていた。全部がうまくいったわけではないですが、そういうトライを何度かできたと思うし、次へつながる試合ができたと思います。

疲れたところでの判断が遅くなってしまってもたついたところがあったのと、もうちょっとボールを受けてゲームを作れると思う。守備では90間ハードワークすることが求められているので、試合になればしっかりと気持ちを出して戦うこと、準備の段階でベストコンディションとメンタルを持っていけるようにやっていければさらにいいと思います。連戦ですが、いい流れのうちに次の試合がやれるのはうちにとっていいこと。ポジティブにとらえてやりたい。

兵働 昭弘MF 15

前線とボランチの間にスペースがあったので、そこでボールを受けて、起点になって、攻撃を組み立てること、フジ(藤田祥史)との距離感を大事にしながらプレーしました。チームとしての出来はまあまあ。まだまだもっと、スムーズにやらなければいけないところもあるし、ボク自身もラストパスなどの質を上げていかないといけないと思います。ゴールの場面はいいところにこぼれてきたので、思いきり右足で振り抜きました。右足でのシュートはほぼ初だと思います。フカ(深井)さんのゴールの場面は、タイミングよく入ってきてくれたので落とすだけでした。中2日ですぐに試合がありますが、しっかりと休養して、また、次、勝たないとこの前と一緒になってしまうので、しっかりと勝てるように頑張ります。

藤田 祥史FW 18

ゴールを決めるチャンスがあった。特に、前半の右足を決めていたらと悔しい気持ちです。決まっていたら2点目で、チームとしても楽になったはずなので、本当に悔しい。ただ、チャンスは作れているし、シュートも打てている。サッカーが楽しいです。前節から大きく変更した点はないけれど、できるだけ真ん中でプレーしようということを意識しました。真ん中で起点になればサイドもあくと思った。流れるのはひょう(兵働)さんに任せてプレーしようと思いました。真ん中で駆け引きしながらプレーしました。できるだけ自分がディフェンスの裏を狙ったり、センターバック2枚とカケヒキをして、どんどんラインを下げさせて、その間をひょうさんがうまく受けてくれればと思った。そういったプレーができたと思う。最終ラインを下げるためにどんどん裏を狙うというプレーを心掛けました。

深井 正樹FW 9

1点目は立ち上がりだったし、思い切りいった。2点目は点差もあったし、とにかく振り抜いてみました。でも、あと2点ぐらいは取れましたね。今日はセカンドボールを拾えて二次、三次攻撃ができたし、よかったと思う。アウェイでも同じような攻撃をしないと、J2で優勝できない。次の試合が大事。

田中 佑昌MF 19

チームとして戦った結果です。前節は反省するところがいっぱいあったし、ボク自身も今日はスタメンだったので、とにかくいい試合をしたかった。次は古巣(アビスパ福岡)が相手だし、出るチャンスがあったら自分が試合を決めるぐらいの気持ちで臨みます。

山口 慶MF 13

ボクに出番がきたときは1-0だったし、スムーズに試合に入ることができました。そして、後ろで守備を安定させることが大事だと思っていた。監督がトレーニングからきちんとやっていたと話していた? こうやって試合に出るための準備をしているだけです。とにかくチームとしても個人としても、こういったゲームを今後も続けていかなければならない。特に、アウェイでいい戦いができていないですから、それを克服していく必要がある

町田 也真人MF 28

3点リードしてからの出場だったので、アグレッシブに思い切っていきました。そのなかでミスがあって、相手ボールになってしまったのは反省点。ミスなく、思いきりプレーができるように、これからまた頑張ります。

大岩 一貴DF 29

今日はまったくいいプレーができませんでした。チームが勝ってよかったですが、自分のプレーは反省ばかり。もっといいプレーができるように頑張ります。