4.8(日) 13:04 第7節
千葉
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水戸
ケーズデンキスタジアム水戸
試合終了
HEADCOACH
フットボールの話をする前に、昨年、地震があって、自分自身も育ててもらった場所ですし、そんな場所がすごく苦しんでいる姿を見て胸が痛みました。何か、手助けできることがあればやらなければいけないと思っていたし、思っています。このスタジアムも被害を受けましたが、今日、スタジアムに来て、まだまだ時間はかかるかもしれませんが、立派な姿に戻って、ファンの人たちがたくさんスタジアムに入っているのを見て、胸がぎゅっとしました。もちろん、勝ち負けがあるので、勝負事となれば対戦相手ですから一生懸命やらなければいけないが、これからもしっかりと地に足をつけて、やっていってほしいと思いました。元気な姿が見られたのでうれしかったです。自分自身もサッカー人としてもそうですし、人間としても何かできることがあればまたやっていきたい。
今日の試合の話ですが、本当に厳しい試合でした。そうなることは予測ができましたし、水戸は力をつけて、本当にいいチームになっているし、そのチームにアウェイで勝つのは容易ではないというのはわかっていたが、前節、勝たなければいけない内容の試合を落として、今日は必ず勝つという集中力も高かった。序盤、相手の守備に苦しみましたが、徐々に自分たちのペースに持っていけたのはよかった。本当に厳しい試合で、勝ち切れてよかったです。
─── 最終ラインは常に高く保っていました。ラインコントロールが見事だったと思いますが。
守備に関してはここまで4失点。7試合で失点した2試合。そのゲームはアウェイで2つとも落としている。守備に関しては山口智を中心に経験もあるし、そのなかで相手を見ながら、自分たちで状況をしっかりと把握して、ラインをコントロールできるということが、我々の攻撃をすることについてもそうですし、しっかりとゲームを作っていくことにもそう。それがチームの根幹で、高い位置で常にプレーする。それは今日、よくできていた。鈴木隆行選手は水戸の中では一つ抜けた存在。彼にいい形でボールが入ると、若いスピードある選手たちが、どんどん出てくる攻撃が生まれてくるので、そこを消せたこと、ラインコントロールを含めて、パスを遮断しにいったことを含めて、うまく消せたと思います。選手たちやよくやってくれたと思う。
初ゴールを決めることができてうれしい。早くゴールという結果を残したかったので、これが一つのきっかけになると思っています。ベンチで試合を見ているなかで、お互いにチャンスがあったけれど、もっと背後をつけば得点が取れるだろうと思っていた。自分が出るときにも監督から指示をされたので、背後を狙ってどんどんいきました。練習でもだんだん体がきれてきて、調子も上がってきた。連勝がまだないので、次も勝って連勝して、どんどん上にいけるように頑張ります。
勝ててよかったです。我慢強く戦えていたと思う。最後までコミュニケーションをしっかりととって、プレーできていたことが勝利につながった。今後、あわてないこと、自分たちのサッカーをやり続けること、状況をしっかりと判断して、チームとしてさらによくしていければ、試合の展開はもっと楽になる。そういったプレーができるようにさらにやっていきたい。
試合は中盤でいいところを消しあうもの。今日の試合も相手が厳しくきたというよりも当たり前のこと。そのなかでも、自分たちのプレーができるようにやっているし、できるうまい選手もたくさんいる。ハーフタイムで監督からもっと縦にボールを入れていけという指示が出た。前半はまずは見えるところ、見えるところという部分を大事にしたけれど、後半はタテパスを第一優先にしてプレーした。厳しい試合だったけれど、しっかりと勝つことができてよかった。
アシストをしていたいと思っていたので、アシストすることができてよかった。サイドバックのポジションも慣れてきていろいろなプレーができるようになってきた。もっと精度を高くしていきたい。今日は勝つことができて本当によかった。明日からはまたオリンピック代表なので、頑張ってきます。