5.6(日) 16:03 第13節
千葉
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愛媛
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEADCOACH
大変な試合でした。前半は足が動かずボールも動かず、なかなかやりたいことができなかった。もちろん疲労と、少しメンバーを変えたことと、トータルだと思うのですが、なかなかかみ合わない前半でした。
試合を90分トータルで見ても、我々もチャンスがありましたし、愛媛のほうにも決められるチャンスがありましたし、そういう意味で勝てたのは非常によかったと思います。また、1万人を超えるファンの皆さまの声援で最後は押し切れたと感じています。
難しい試合でしたが、そういう試合でも勝てたということは非常によかったと思います。ただもっと自分たちの質を上げるためにトレーニング含めてやり続けていかなければいけないということを、逆に強く感じた試合でもありました。でも、それを勢いにしてまた頑張っていきたいと思います。
─── 交代の意図をそれぞれ教えてください。
佐藤健太郎を一枚アンカーにおいて兵働昭弘とミリガンを少し前気味において、4-3-3に近い形でやっていたんですけれども、なかなか相手のブロックに入っていくプレーができなかった。試合の途中にミリガンにはもう少し、いいところで張っているだけではなくて、少しボールを受けに降りてきてリズムを作ったりしようということをいったんですが、なかなかうまくいかなかった。もちろんプレーヤーのタイプもありますし、想定は多少していたんですけれども、それでももう少しうまく展開ができるかなと思っていたが、なかなか動かなかった。
その中で伊藤大介を入れてもう少し自分たちがいいところにボールを引き出していこう、ということで代えました。
大塚に関してはレジナルドのところにスペースができて、そのスペースに流れたときにはチャンスになるけれども、なかなかブロックの中でボールの引き出しがうまくできていなかった。そこはもう代えるべきだなと思って決断をしました。
─── 3人目の交代を引っ張ったが、何か考えていたのか。
一番は疲労の問題で何が起こるか分からないということ。実際に武田が最後、足がつった。そういうこともあるだろうと思っていたので1枚はギリギリまで取っておいた。もちろんそれでも0-0だったらもう1枚切っていこうと思っていたんですが、リードしていますしそこは我慢しました。
ここ2試合と、試合に臨む姿勢は変わらなかったし、今日のようにいつも前に出ていこうという気持ちでプレーしているけれど、今日はいつもよりも前にスペースがあったので、前までいけることができた。クロスの部分はあともう少しというところ、アシストができるようにやっていきたい。また、守備のでは球際のところで勝てない部分があったので、そういったことがないようにしていきたいです。
攻撃面では自分のプレーでもう少し何とかしたかったけれど、やりきれなかった。さらに上を目指していきたい。また、守備の部分ではまだまだなところがあったので、さらにもっとしっかりとやっていきたいです。
失点こそしなかったけれど、ピンチの回数が多かった試合。無失点で勝ったからすべてよしとするのではなく、常にみんなで話し合いながら、ピンチを少なくすることを考えてやっていきたい。ただ、ピンチがありながらも、岡本のナイスセーブに助けられ、個人個人のいいプレーで流れを変えることができたので、またしっかりと疲れを取って、次につなげたいと思います。さらにコンパクトにして、球際の激しさ、予測の部分を高めて、いいプレーができるようにしていきたいです。ホームでたくさんのお客さまが来てくれて、ピッチからスタンドを見渡しただけでも、多くの方が応援に来てくれたのはすぐにわかりました。ユニフォーム型のフラッグも出してくれて、本当に感謝しています。応援してくれている皆さんに、勝ちゲームを見せることができてよかったという気持ちと、また応援に来てもらえるように、ボクたちはピッチで結果を出したいです。
今日の試合は、ボールを取りに行って、枚数を前にかけているときにミスが絡んでしまうと、どうしてもカウンター気味に厳しくなったり、ピンチを招くシーンがあった。中盤、ボクも含めミスが多かったので、そういうのを減らしていかないといけないと思います。今日は守備の人に助けられた試合でした。攻撃の部分で、あと一歩では今までと変わらない。ただ、そういうシーンを数多く作り出すことによって、最終的にはちょっとラッキーな形でしたが、ああいう形でゴールが生まれる。ゴール前で積極的にみんなが入っていければ何かしら起きると思うので、そういうことを続けていきたい。
1万967人のお客さまがスタジアムに来てくれました。会社の人だったり、サポーターの方がいろいろな活動を起こしてくれました。選手としては本当にありがたいし、非常に感謝しています。ボクたち選手は来てくださった皆さまの前でいい試合をして、何か、感じていただければ非常にうれしいので、これからもそういう試合を数多くできるように、やっていきたいです。
今日の試合では、カウンターを多くくらってしまいました。リスクマネジメントのところと、攻撃をしっかりと終わらせること、変な取られ方をしない、カウンターの出どころをつぶしきるといったことをもっとやらなければいけない。ダッシュで帰ってこないとダメです。連戦なので、みんな足が止まっていた。仕方のない部分もあるけれど、もっと頑張らないといけない。これまでよりも、ピンチの回数が多かったので、修正しなければいけない。3連勝は素直にうれしいです。これを続けていけるように、またオフ明けから頑張ります。
得点のシーンはボールが上がってくると思っていたので、突っ込んで、ゴールが取れてよかったです。ボールは前半からうまく持てていたのですが、なかなか最後の崩しのところでうまくできてなかったので、もう少し工夫したり、強引なプレーを増やしてやっていきたい。個人的にはもうちょっとチャンスに絡みたいし、チャンスを作るという仕事をしていきたい。多くの皆さんに見ていただいた試合で、しっかりと勝って、お客さまを楽しませて、また来てもらえるようにしたいです。