8.22(水) 18:05 第30節
千葉
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岐阜
岐阜メモリアルセンター長良川競技場
試合終了
HEADCOACH
少し、チームのリズムが出ない試合が続いているなかで、立ち位置を変えてスタートした。選手たちはゲームのなかでコミュニケーションを取りながらよくやっていたと思う。それが勝ちに結びつかなかったのは残念ですが、自分たちに刺激を入れていくという意味でも、しっかりとトライしてくれたと思う。次、しっかりと勝ちきれるように頑張りたい。
─── 3-6-1のシステムだったと思うのですが、連戦用に用意していたものなのか、それとも現状を踏まえてトライしたものですか?
トレーニングはしていました。前節のガイナーレ鳥取戦の前の1週間はこのトレーニングをしていました。もっといいタイミングで使えればよかったが、選手を入れ替えていくということは決めていたので、よりフレッシュな選手をピッチに立たせるためには、こちらの方がやりやすいという意図でした。
─── 今日の11人でこのシステムというのはやっていたのでしょうか?
何人かは違うけれど、チームとしての練習のなかで全員やっています。ここ最近、シーズンが進んできたなかで、ある程度出来上がってきたメンバーでも、それほどいい形でゲームが進められてきたわけではなかった。そういうことを考えると、もちろん勝ちたかったし、勝ちが必要な状況ですが、連敗を一つ止めたということでは、決してマイナスには働かなかったと思う。すごくプラスだったかというと、胸を張ってすごくプラスですとはいえないけれど、そういった状況です。
─── 平日にも関わらず、今日も多くのサポーターの皆さんが応援に来ていました。次節、ホームでの戦いに向けて一言お願いします。
苦しい状況で、なかなか結果が出なくて、苦しい状況にもかかわらず、たくさん声援を送ってもらっています。何とか苦しい状況を抜け出して、しっかりと前を向いてやっていきたい。チャンスはまだある。あきらめないでやっていきたいと思います。
─── 岐阜が4-1-4-1から、4-2-3-1にしましたが、その後、ジェフが動いたという印象ですが?
相手がフォーメーションを変えたことで変えたということよりも、ちょっと左をいかれることが多くなってきた。坂本はゲームのスタートから、まだまだ自分たちになじんでいないシステムだけど、チームをうまくコントロールしてある程度やれていたと思う。そこで相手の切り替えやスピードのところでちょっともっていかれかけていたのと、(高橋)峻希はスピードのある選手なので、峻希を左に回しました。そうなると、あのシステムを保つのは、選手の特性上難しくなるので、4バックにしました。
3バックは今シーズンの公式戦では初めてのトライだったけれど、ある程度うまくいったと思う。でも、攻撃にパワーを持つ部分が感じられなかった。堅いサッカーになってしまった。
前節のガイナーレ鳥取戦を含め、ここのところ少し守備が乱れているという話がミーティングでもあったし、しっかりとつないで、守る。ボールを動かす、保持するというテーマだった。そのテーマの部分はある程度クリアできたけれど、そこから先の攻撃のところで点が取れなかった。悔しいし、もどかしい。
前の選手の動きが少ない。連動性がないので、最後の崩しのところができない。チーム全体として、もっと攻撃の部分を突き詰めていかないといけない。ボールを保持していても、決定的な場面はそう多くはなかった。少なすぎるので、もっと何とかしていかなければいけない。
FC岐阜の後半のカウンターは怖かった。中盤で本当に変なボールの奪われ方をする。時間帯を考えても、相手3人に囲まれてもドリブルを仕掛けるということは、判断としてはあまりよくなかった。
また、セットプレーに関しては、うちは小さいので、何とか自分がチャレンジできればという思い、味方とぶつかったとしても出ていこうという気持ちでやって、何とか無失点に抑えることができたが、勝たないといけなので、また、次の試合に向けて、チームでとうやっていくのかをつきつめて、守備では引き続き無失点に、攻撃では点が取れるようにしたい。
最初、相手もうまくはめられなかったのだと思う。うちが3-6-1のシステムが初めてで、わかりづらい部分があったのだと思う。最初はいい形でボールが回っていたし、前にもボールが入っていた。だんだん時間が経つにつれて、守備で追えるときに、前の3人でどこまで追うのかという部分がちょっと微妙になったり、ルーズになったり、攻撃のところでも、ウイングバックに入ったときに、もう少し前の3枚で絡めたり、そこのパスコースに入ってボールを引き出せればもうちょっといい攻撃ができたと思うけれど、時間がたつにつれて、そこにボールが入らなかった。
ガイナーレ鳥取戦のときに、セカンドボール、ルーズボールを取りきれずに負けてしまったので、今日、ボール際や切り替えのところでは絶対に相手を上回ろうと自分たちでもいっていた。そういうのを気にしながらやっていた。
もうちょっと攻めの形、攻め方をつめていかないと、どうも崩せていない。もちろん、何回かはチャンスがあるけれど、もうちょっとつめないといけないと思う。後ろはすごい頑張って体を張ってくれているし、前がもっと1点、2点と取っていかないと勝てないし、点を取れないと勝てないから。そこはもっとシビアに考えてやらないといけない。
シュート8本ということで、そこまでいけていないのかなというところ。時間がたつにつれて、ペナルティエリアに入っていくということが少なかったし、もっと、つめてやっていかなければいけない。
勝てなかったので何ともいいがたいです。3バックシステムに関しては、シンプルでやりやすかったけれど、危ない場面もあったし、攻撃面では自分がもう少しボールを持って持ち上がったり、前線に入れてまたそこから攻撃という形を作りたかったけれど、うまく作ることができず、攻撃面では貢献できなかった。もう少し、効果的なことをやりたかった。
守備に関しては、カウンターを受けた部分はあったけれど、全体的にはうまく守ることができたと思う。ディフェンスはこれを続けていきたい。
また、すぐに次の試合があるので、そこに向けて頑張ります。
前節のガイナーレ鳥取戦に比べれば、いいリズムで戦うことができたけれど、それが勝利に結びつかなければ意味がない。もっと悪い内容でも、点が取れていたときは取れていた。そういった意味で、しっかりとゴールできなければいけない。今日、違うシステムを試したけれど、今後もトライし続けて、しっかりと勝っていくしかない。
球際、セカンドボールのところは意識していました。でも、もっともっとやらなければいけない。集中が切れて、まだルーズになるところがあった。細かいところを修正していかないと、自分自身も集中力のなさを感じるし、そういうところを上げれば、もう1ランク上にいけるという思いもあるので、細かい部分をしっかりとやって、その積み重ねが大きな成果となって、チームとして出るようにしていきたい。
今日は(伊藤)大介とボランチ組んで、いいときは大介とパス交換をやるなかで、タメを作って展開というのがあった。そういう話をしていたし、セカンドボールを取ることに関しては、意識しようと話をして、自分たちだけじゃきついから、自分たちの周りになるべく味方を置いて、一人ひとりが守る、カバーするスペースを少なくしようと考えてプレーしました。その部分は及第点だと思います。
ある程度のところまでボールを運べているし、怖いところで前を向けているところもある。つなぎつつも、どこかでスイッチが入ったら、だれかしらが裏へ抜ける動きを入れて、それに引っ張られたら、ほかのところが空いてくる。最後の崩しの部分でのスペースへの飛び出し、やみくもに飛び出すわけではなく、状態のいい選手が前を向いたら、走ればボールは出てくる。そういった部分を改善して、点を取っていきたい。
先発出場でしたが、惜しいチャンスもあったけれど、決めなければいけないので、ダメです。本当に決めるだけ。ただ、それだけです。点を取って、絶対に勝とうという気持ちだったのですが、本当に申し訳ないです。