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2012 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.23(日) 16:03 J LEAGUE DIVISION2 第35節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-2
1前 半1
1後 半1
東京ヴェルディ

東京V

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

木山 隆之監 督

予想通りの展開というか、自分たちもよさは出したが、ヴェルディも本当にいいチームで、必死になってお互いがやった中での結果だと思います。決して悲観するような試合ではなかった。最後ちょっと残念でしたが、まだまだ戦いは続くのでしっかりやっていきたいです。

─── ここ2試合、試合の入り方が悪くて退場者も出して厳しい状態でしたけど、そういう状況で今日のヴェルディ戦に向けて準備していく中、どんな点に気をつけて調整してきましたか。

自信をなくすなということと、立ち上がりしっかりいこうということを話してきた。具体的にいうと最初に敵陣にボールを持っていこうとした。その中で前向きに守備をしたりだとか、相手を後ろ向きにしたりというプレーを少し増やし、落ち着いたらゲームをスタートしようとした。

─── サイド攻撃が非常に有効だったゲームだったと思いますが、狙いとしてはそのように指示をされてきたのでしょうか。

お互いのチームのスタイルとかを考えると、さっきもいったように予想通りというか、ヴェルディは細かいパスを主体にして中を崩していく攻撃、プラスやっぱり右サイドですよね。森選手のところと西選手のところに大きく振ってそこから突破していく。自分たちは中は当然行くんですけど、どちらかというとサイドに持っていくほうが得意な部分もあるので、自然とそういう展開にはなると思っていましたし、選手たちにもそこは非常に有効なところなので賢く突いていこうという話はしていました。

─── 今年からプレーオフが導入された中で、ジェフのポジションをどう見ていますか。

まだ自動昇格もいけると思います。今日何位になったか確認してないのですが、ただ下も詰まっています。だから1試合1試合自分たちのすべてを出して残りの試合を戦い続けることだと思います。もちろん毎試合ポジションが変わっていくと思いますし、今の時点では、残り2試合になったときにどうなっているのかは分からないですけど、ただ自分たちは自動昇格も諦めてないですし、もしプレーオフになっても勝ちきるつもりですし、そういう思いでやっています。

─── 1点リードして残り時間少ない最後で追いつかれた戦いに対して、悔いが残りますか。

悔いが残るということはないですけど、相手は高さで最後パワープレーというのはそんなになかったので、最後守りきるために後ろを交代するということは考えませんでした。我々も、山口智がケガでハーフタイムに代わって大岩というカードを切っていたので、入れるとしたら佐藤健太郎をボランチに入れてしっかり固めるか、しっかり前で出どころにプレッシャーを掛けにいく。2-1になった時点で、選手たちには3点目はあるかもしれないけどしっかり下がり過ぎないで守り、相手にプレッシャーをしっかり掛けて最後までやり切りなさいっていう話をして米倉を送り出しました。ただそこはよくやってましたし、最後のところは多分斜めに阿部選手のところにロングボールを入れられて、坂本との競り合いの中でこぼれたのを、ダイレクトか何かで裏に走られたと思うんですけど、一瞬のことだったと思う。悔いというか、阿部選手はさすがだなと思うところもありますし、我々の選手も最後までやりましたし、悔いはありません。次に向かってしっかりまた戦いを続けていくだけです。

深井 正樹FW 9

もったいないゲームだった。2試合、立ち上がりがよくなかっただけに、より、慎重に試合に入った。先制することもできたし、そういう意味ではいい入りが出来たと思う。もっとチャンスを作れそうな場面がたくさんあったと思うので、そういったところでしっかりとやらなければいけない。それよりも、2点目の失点がもったいない。

荒田 智之FW 14

個人的にはゴールを決めることができたけれど、勝ちたかった。今日の試合はただそれだけなので、悔しい気持ちでいっぱいです。失点にも絡んでいるから絶対に取り返してやろうという気持ちでプレーしていました。そこで勝ち越しゴールを奪ったまではよかったのですが、最後、守りきらなければいけなかった。それはディフェンスだけの問題ではなくてチーム全体の問題。前へ前へという姿勢は出せましたが、それだけではなくて、少し引いて、時間を作ってあげたり、気を利かせるプレーをしてあげるのが大事だった。それが1トップの仕事だったので、もっとそういうプレーができるように頑張りたい。今日の試合は本当に悔しい。

谷澤 達也MF 39

今日はスペースがあったので、そこをうまく使ってドリブルしていきました。自分のゴールの場面はあそこに早いボールしかないと思ったので入っていきました。ゴールを決めることができてよかった。今日の試合、内容は悪くなかった。ただ、それだけではダメだし、勝ち切らないといけない。これから、本当に1試合も落とせない試合が続くので、しっかりと勝っていきたい。

坂本 將貴MF 2

チャンスを作ることはできたが、もっと点を取れる場面があった。そこで、しっかりと取らなければいけない。勝たなければいけない試合で、2-2のドローに終わってしまったところは問題だけれど、自分たちの闘う気持ちの部分は見せられたと思う。これを次につなげていくことが大事。ヴェルディはボクのサイドからかなり攻撃を仕掛けてくるかと思ったけれど、それほどでもなかった。でも、逆に、ほかのサイドに人数がかかっているということ。そこにうまく対応したかった。今日の試合に関しては、チャンスを生かしたかった。ただ、それだけ。いいゲームができたことは次につながると思う。途中、ボランチのところで、中後や柴崎をフリーにさせてしまう場面が多かった。ロングボールを出された場面もボランチから。ボールの取られ方も悪かった。そういったところをしっかりと修正していきたい。

田中 佑昌MF 19

今日の試合、クロスを何本も上げることができた。もうちょっとで入るようなシーンも作れたが、そこでもっと質のいいクロスを入れていかなければダメ。触れば入るようなボールをもっと入れられればよかった。全体的には、悪くはなかったし、先制点も取れて、チャンスも作った。でも、前半と後半の失点は最後の残り5分とかそういう場面。最後の締めの部分を全員でしっかりとやらなければいけない。後半途中、こぼれ球を拾われる場面が多かった、きつい時間帯なので、全体をコンパクトにして、運動量を上げていかなければいけなかった。残り8試合しかないなかで臨んだ今日の試合。勝つ以外なかった。追いつかれて引き分けに終わったのはもったいないけれど、勝点1だけでも積み重ねられたことはよかったけれど、やっぱり勝ちたかった。